本当に大切なのは。

CAST小林 花南小林 花南

作者:セカオワらぶ。

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.06.17

かなみは
中学2年生。





そしてしおりは
幼なじみで親友だ。





しおりは可愛くて
性格もよく、
男女に好かれていた。





それに比べ、かなみは
地味っ子だった。





つまり、
かなみとしおりは
真逆なのである。





幼稚園からずっと
いつも一緒でよく、
日が暮れるまで遊んだ。
そんな仲だ。











* ――― * ――― *





ある日。
しおりに彼氏が出来た。





かなみはしおりが
可愛いし、
性格も完璧だったから
こういう日がくるのは
覚悟していた。





それからだんだん
しおりはかなみに
関わらなくなり、
しおりは全て彼氏に
時間をつぎ込んだ。





いつも一緒に食べた
昼食時間も、





日が暮れるまで
遊んだ時間も、





全てしおりの彼氏に
取られてしまった。





かなみはしおりに
彼氏ができることは
覚悟していたが、
まさかかなみに
関わらなくなってしまうのは、
しおりの性格上ありえないと
安心していたから、
とても悲しくなった。





話しかけてくれるのは、
お願いがある、
協力してほしいときだけ。





もちろん彼氏のことでの
お願いである。





そんなことが長く続き、
かなみは我慢の限界になり、
しおりのところへ行き、
感情をぶつけた。





感情が溢れ出てきて、
もう、
「友達の縁切るから!」
と言ってしまった。













* ――― * ――― *





2ヶ月たったとき、
しおりが彼氏と別れたことが
教室中に広まっていた。





かなみはそれを聞いても
何も感じなかった。





しおりの彼氏が
別れた理由は、
別に好きでは
なかったそうで、
遊びだったらしい。





その頃、
しおりは振られて、
かなみがいることの
大切さを改めて知った。





「なんでかなみに
ひどいことしちゃったんだろう。
本当バカ!」





と思ったしおりは
すぐにかなみの元へ
駆け出した。





そこには、
1人で帰っている
かなみの姿があった。





「・・・・・・かなみ!!」





そうしおりが呼ぶと、
かなみが驚いた様子で
こちらを見た。





しおり「今までひどいことして
今さらなんだけど、
本当にごめんね!!!」





するとかなみは
ため息をつき、
「ずっと親友だからね」
と言った。





しおりは
「それって・・・」





かなみ「しおりが
気づいてくれてよかった!」





その言葉をきき、
しおりは涙が止まらず、
かなみに抱きついた。





かなみ「そうだ!
これから私の家で
遊ぼうよ!」





その返事に、しおりは
すぐにこう言った。





「うん!」と。





そしてこれからは
親友というかけがけのないものを
大切にしていこうと心に決めた。







*end*

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