隣にいたい

CAST小林 花南小林 花南

作者:rina

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.05.05

・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





もう、なんなのよ・・・・・・





1番仲のいいニコモは
“莉那ちゃん”って。





確かに
最近のアイツと
莉那ちゃんは





あたしや誰から見ても
カップルみたいに
仲いいな、とは思う。







あ、申し遅れました、
あたしは小林花南です!





ニコラのモデルを
やっています!





因みにアイツとは、
大倉空人のこと。





あたしと同じ雑誌の
メンモ。





・・・・・・・・そして、あたしの、好きな人。













・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





「はぁぁぁ・・・・」





「なーに溜め息ついてんの?
かなみ!」





「・・・・・・真帆」





同じニコモで
大親友の真帆。





明るくて
ポジティブな美少女、





「もしかして?
空人くんのこと?(笑)」





「・・・・・・・うん、まぁ、」





「もーっ!
早く告っちゃいなよ!」





「でも・・・・
絶対空人くん、
莉那ちゃんのこと好きだし、
無理だよ・・・・、」





「2人で遊んでたらしいし・・・・・・
あたし、遊んだことないのに」





思い出して
また凹んでいると





真帆が
納得したように言う。





「あー、なるほどねぇ
あのブログのことで
病んでたのかぁ!
空人くん、
素直じゃないなぁ(笑)」





「なんで
ニヤニヤしてんのさ」





「えー??
そのまんまの意味だよ?
とーりあえずっ!
花南は空人くんに
早く気持ち伝えた方がいいよっ!」





「それで振られたら
立ち直れる気しないよ・・・・・」





「鈍いなぁ(笑)
大丈夫だから絶対!
ほら! 撮影始まるよっ!」





「うん・・・・・、」





あたしと空人は、
同じ時期にニコラに入って
結構一緒にいることが多かった。





そうしていくうちに
自然と絡みが増えていって





仲良くなるのに
そう、時間はかからなかった。





少し、意地悪だけど、、、
時々見える優しさに





気づいたらあたしは
惹かれてたんだ。





だから・・・・・・・





たった1つだけ
お願いしたい。





“あたしから離れていかないで・・・





あたしを空人の記憶の片隅にいさせて”





それだけでいいの。





別に特別に求めてはないの、





でもね





せめて・・・・





あたしのことを
覚えておいてほしい。





それだけだから・・・













・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





「お疲れでーす」





ビクッ





驚いた。
もう撮影終わったんだ。





駄目だ、





くじけちゃ、泣いちゃ、
弱くなっちゃ







今は空人のまえで





泣きたくなんか
ないはずなのに―――――





涙が





さっきまで
出てなかった涙が





ここぞとばかりに
溢れでてきて止まらない。





ポロッ





ポロッ





泣きたくなんて
ないのに・・・!!





「どうした花南?
何して・・・・・・
ってえっ!? 何、
なんで泣いてんだよ!?」





「別に・・・・・・
空人には関係ないしっ、」





心配しないでよ・・・・・・・





気持ち、
抑えられなくなるじゃない。





可能性なんてないのに、





期待させないでよ・・・・・・





「外に莉那ちゃんいるよ、
話してきたら?」





・・・・・・・・嫌だ、
ほんとは行って欲しくない





でも、そんなこと、
言えるわけがない。













・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





「・・・は?」





「”は?”って、
何キレて・・・」





なんでそんな
怖い顔してるのよ。





・・・・・・・・・わけ、わかんないや。





「ふざけんな、
お前が俺に対して
何を怒ってるかは
知らねーけどさ」





違う・・・





違うよ・・・・・





怒ってなんかないんだよ・・・





ただ・・・





「そういうのは
内容をい「違う・・・」





「かなみ?」





空人が覗き込んできたので、
涙ですごいことに
なっている顔を隠しながら





「嫌いになんかなってないよ・・・・・・
ただ寂しくて・・・
空人が莉那ちゃんと
仲いいのは知ってる、
あたしも思ってる、でもっ・・・・・・」





「でも?」





「このまま空人が
あたしを忘れて
消えちゃうのが寂しい・・・!!
寂しいよっ!」





どうせ誰もいつしか
自分を見てくれなくなるのは
分かってる!!





ただ、それが
今だと思うと
寂しいの・・・・・・





空人はあたしのこと
忘れずに





空人の頭の中に
あたしの居場所を残して・・・





残して!!





残してくれるよね!?
ねぇ!?













・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





少し手を開けて
空人を見てみると





今にも何かをしたいような
顔をしていた。





「・・・花南」





囁くように、
呼ばれた名前。





その瞬間





ぎゅぅっ





「俺の頭の中に
お前の居場所はあるよ。
確かにブログのことはごめん。
そん時に思い出したことに
莉那がいたから。
でも、そんなに自分を責めんなよ!!」





・・・・・・・・・どういうこと??





頭にハテナが浮かぶ。





「空人?」





「顔上げろ!!
ちゃんと俺を見ろ!」





そう言われ、
顔を上げると





「俺も同じだよ、
バーカ(笑)」





空人、笑ってる?





いつもよりも優しい、
落ち着いた空人。





「・・・お前のこと好きだから」





「え、」





「ずっとお前しか
見てないから」





真剣な眼差しに
目が逸らせない。





そんなの、もちろん





「・・・あたしも好き」





「お前が俺を、ふーん。(笑)」





少し照れたように
笑う空人。





( ドキン )





「きっと、あたし、
莉那ちゃんに妬いてたのかも。
居場所取られて(笑)」





「んじゃあ俺らは
最初っから両想いってことで
いいんだな」





「・・・・・・うん////」





CHU





「花南、」





「なに?」





「離れるなよ?
側にいろ、隣にいろ」





「うん、いる。ずっといる」





誓った言葉に
迷いなんかない。





次に誓いをたてるときは、





2人きりじゃなくて、
みんなの前で・・・・・・







・゜°・。・:・゜°・。・:・゜°・・・:





*end*

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