私が好きになるまで！

CAST小林花南

作者：のんちゃん

2019.10.03

こんにちは！
小林かなみです！

私の親友、
若林まほには
彼氏がいる。

よく、彼氏の話を聞くけど
嫌ではない。

みんなだったら、
自慢に聞こえて
嫌だと思うけど

私の親友が、
まほだからこそ聞ける
貴重な話だよ！

でも、羨ましいなって思う。

＊。・　ある日　・。＊

私とまほは、
でかけた。

２人とも、
ツインテールにして

レピピちゃんっていう
ブランドの服を
オソロにして！

双子みたいでしょ？

２人で
楽しくしていたとき、

まほ「あっ！
彼氏から電話！」

かなみ「オッケー！」

まほ「かなみ、
ごめん！
ちょっと
呼ばれちゃってさ」

かなみ「えっでも、
まだあんまり
遊んでないし」

まほ「ごめん！
許して！」

まほは、走って
いってしまった。

こんなことは、
初めてだった。

ちょっとひどい。

でも、私より
彼氏のほうが
大事だよね！

かなみ「いてっ！」

転んじゃった。

かける「大丈夫？」

かなみ「大丈夫です！
すみません！」

かける「俺、
雨宮かける！
よろしくな！」

かなみ「私、小林」

かける「かなみでしょ！
まほから聞いてる！」

かなみ「えっ!?」

かける「まほのいとこ!!
同い年だけどね！」

かなみ「よろしくお願いします！」

かける「よろしく！
かなみちゃん！」

いきなり、
かなみちゃん！（笑）

かなみ「かけるくん！
よろしく」

＊。・　次の日　・。＊

まほ「ごめん！
昨日は、
彼氏のことで！」

かなみ「いいよ！」

かける「かなみちゃん！」

かなみ「かけるくん！」

かける「好きです！」

かなみ「えっ、
いきなり？」

かける「実は、前からです」

かなみ「ふふっ、嬉しい！
けど、待ってて！」

かける「えっ？」

かなみ「まほみたいに、
本気の恋にするから！
私が好きになるまで！」

かける「もちろん！」

＊。・　数ヶ月後　・。＊

かなみ「かけるくん！
好きになりました！」

かける「待ってたよ！」

かなみ「でも、さすがに
まほみたいに
友達より彼氏は
ないからね！（笑）
どっちもどっち！」

かける「いいよ！」

まほ「かなみごめーん！」

かなみ「やっぱり、
見てると思ったよ」

＊ｅｎｄ＊