この世で１番怖いもの

CAST小林花南

作者：kae

2019.10.27

私は小林花南。

私がこの世で１番怖いのは、、、
お化け、、、。

？「花南～!!
おはよー！」

か「おはよー！」

この子は若林真帆。
私の親友でもあり、
相棒！

ま「移動教室
もうすぐだねー！」

か「あ、そっか、、、」

学校生活のなかで
１番嫌いな移動教室、、、

だって私の苦手な
お化け屋敷行くんだもん、、、。

ま「花南、大丈夫～!?
あ、もしかして
お化け屋敷怖いとか!?ｗ」

か「そんなことないもん!!!」

ま「私とお化け屋敷行ったとき
花南気絶しかけてたじゃん。
でも、今回の移動教室の
お化け屋敷は
男女ペアだから
一緒にはなれないねー、」

か「あー、そっか、」

か「私、真帆いないと無理、、、
絶対ペアになった男子から
嫌われる運命になる、、、」

ま「ヤバイもんね花南、
あの怖がり方みてると
私まで怖くなってくるもんｗ」

か「あーどうしよ、、、
私の人生おわった」

ま「じゃ、花南！
あいつと同じペアになれば!!!」

か「え、無理無理！
てか、クジで決まるし」

あいつって言うのは
大倉空人。

私が一目惚れって言うかー、
まぁ、そんな感じ。

ま「授業の準備してくるね」

か「うん、バイバイ」

＊。・　１時間目　・。＊

先生「バスの席順を決めまーす！
クジ１人ずつ引いてねー」

生徒「はーい」

か「私の順番だ、、、
えっと、１２番だ」

ま「花南～！
何番だった!?」

か「１２番。真帆は？」

ま「まじ!?
私も１２番!!!」

か「隣だ～！
やった！
奇跡が起きた！」

ま「後ろの席、誰だろう」

か「え!?　空人だ！」

ま「やったじゃん！
花南！」

か「うん！」

＊。・　４時間目　・。＊

やっと４時間目だ！

先生「お化け屋敷のペアを
決めたいと思います。
男子は青色の箱、
女性はピンク色の箱のクジを
引いていってください」

か「あー、最悪だわ」

か「えっと１０番だ！
誰だろう」

た「お前、何番？」

か「１０番」

た「俺と同じじゃん」

か「え!?　空人と!!!」

た「うん」

か「最悪じゃん」

た「なんか言った？」

か「別に」

ままままままじか、、
空人と一緒になるなんて、、
私、嫌われるな。

＊。・　バス　・。＊

か「本当、どうしよ～、
空人と一緒なんて」

ま「大丈夫！」

ま「ね、空人！」

た「うん」

か「勝手に人の話
聞かないでよね!!」

た「ごめん、」

＊。・　お化け屋敷　・。＊

か「今、謝っとく。
ごめん、お化け屋敷
やっぱり無理だ、、、」

た「俺も本当、
お化け無理。
めっちゃ怖い」

か「空人も怖いんだー、」

あ、やばい。
私、涙目になってる、、、

た「大丈夫？
花南、入るよ」

か「うん」

か「やっぱり私、無理。
ほんとに怖いし、
やばい、、、」

た「俺の腕にでも
掴まってろ」

か「うん」

た「さっきからめっちゃ
泣いてるじゃんｗ」

か「だって怖いんだもん。
怖いものはしょうがない（泣）」

た「本当に怖いんだな」

その瞬間だった。

隣にいたはずの
花南がいない。

た「え、花南は!?」

た「花南～！　花南～！
どこ」

下を見た瞬間
花南が体育座りで
泣いているのをみた。

た「あ、いた」

か「怖すぎてやばい、、、」

た「明るい話、しない？」

か「いいよ」

た「花南はどんな人が
好きなの？」

え、急にｗ

勇気だして、
空人みたいな人って
言ってみようかな、、、

か「空人みたいな人」

え、まじか。

た「俺じゃだめ？」

え、、、

か「からかってんの!?ｗ」

た「本気」

か「いいよ」

た「本当に!?　嬉しい」

か「うん！」

た「この先どうする？」

か「行こ！」

た「なんか元気になってるｗ」

か「あ、でも無理だ。
怖い」

た「どっちなの!?ｗ」

た「ん」

空人が手を
差し出してきた。

か「うん！」

そしてなんとか
ゴールできた！

ま「花南～！
大丈夫だった!?」

か「真帆～!!!
怖かったよー（泣）」

ま「でも、さっきよりも
めっちゃ笑顔じゃん！
なんかあった？」

か「うん！」

ま「聞かせて～！」

か「どうしようかな～ｗ」

ま「お願い」

か「空人と
付き合うことになった！」

ま「まじ!?
え、おめでとう！
花南はリア充かー、
先、こされたなｗ」

か＆た「ｗｗ」

なんか、お化け屋敷が
思い出の場所になっちゃったｗ

＊ｅｎｄ＊