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作者:かやラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.08.16

こんにちは!
私は、ミク。
ニコラ学園の中2です!





こっちは、親友のいぶき。





実は私には
好きな人がいるんです。





ミサキっていう、先輩。





それがモテモテで、
いつも近づけないの。





ミサキ先輩と同い年の、ルナ先輩も
ミサキ先輩のことが好きっていうウワサ。





だからね・・・
私は告白することにしたの!





だけど・・・・





ミク「うわっ・・・ルナ先輩、
ミサキ先輩にベタベタ・・・・
これじゃ、告白できないよ・・・」





いぶき「あ~、ほんとだね。
こうなったらスキを狙うしかないね!」





それから私たちは
毎日スキを狙ってた。





ミク「あーもう。
ルナ先輩、
ミサキ先輩から離れない!
今日でもう5日だよ!」





いぶき「ドンマイ、ミク。
でも、あきらめないでしょ?」





ミク「うん・・・」





(学校の庭で歩いてる)





あ~あ、どうしよう。
告白出来るかな・・・・





ミクとミサキ「ハア・・・・えっ?」





(いつの間にか顔が
ミサキ先輩の
10センチぐらいのところにある)





「ワアァァァ。せせせ、先輩!
何してるんですか!?」





ミサキ「あぁ。ミクちゃんこそ
何してるの?」





ウソ・・・?
名前覚えてくれてる!





あ、そうだ!





ミク「あ、あああの!」





ミサキ「ん? なに?」





ミク「えっと・・・、す、好きです!!」





ミサキ「・・・・、
う・・・ん・・・実は、俺も」





うそ! やった!





(ミサキの顔が近づく)





ミク「え・・・?
先輩・・・・・・?」





え?
これって、キス・・・?





ミク「ちょ! 先輩!
誰かに見られたら
どうするんですか!?」





ミサキ「ははっ、ごめんね」





まぁとにかく、
いぶきに報告しなくちゃ!





ミク「い~ぶ~きぃ~~」





いぶき「どうした!?
あっ! まさかミク、振られた!?
ミク、私がい・・・」





ミク「いやいや、違うから!!
その真逆だし!!」





いぶき「え?」





ミク「あ・・・、あのね、
ミサキ先輩に告白したの。
そしたら、・・・・、
キ・・・ス・・・
されちゃった・・・・」





いぶき「えーー!! キスゥ~!!」





ミク「シーッ!! 声デカイ!!
ライバルは
いっぱいいるんだから!!」





とにかく、いぶきは
喜んでくれた。













・。・。・。・。・。・。・。・。





次の日。
私は普通に学園に行った。





そして普通に・・・、





あれ?
私の下駄箱に人がいる?





ミク「おはよー! どうしたの?」





女の子たち「あ・・・ミク・・・
うちらが来たときには、もう・・・」





のぞくと、私の上履きに
泥がかけてあった。





ミク「えっ・・・なにこれ?」





そばには
[ミサキにふさわしくない女]
と書かれていた。





うそでしょ?
何でばれてるの?





いぶきしか知らないし、
まさか、いぶき・・・?





ルナ「私よ」





ミク「ルナ・・・先輩?」





ルナ「あなたとミサキは
ふさわしくないと思って。
まぁ、とにかくミサキから
手を引くことね」





ミク「・・・・・・」





ミサキ先輩は
私とのことが友達にばれ、
私を避けるようになった。





何度話そうとしても、
話せなかった。





はぁ。
このまま別れちゃうのかな。





いや、それだけはやだ。





ミク「先輩!!」





ミサキ「・・・・、なに?」





ミク「私、先輩が好きです!!
キスしてくれて、うれしかったです。
ちゃんとわたしを見てください」





ミサキ「ミク・・・そうだよね。
ごめん。
俺、やっぱり間違えてた」





先輩にハグされた。





「ミクが俺たちのこと
言いふらすとか、
あり得ないもんね。
言ってくれてありがとう」





ミク「先輩・・・・」





顔をあげると、先輩の顔がある。





胸がドキドキしてきた。





思わず顔をそらす。





ミサキ「どこ向いてんの?
俺、ここだよ」





ミク「キャッ」





先輩に押されて
倒れちゃった。





目を開けると、
うそでしょ!?
これって床ドン!?





ミク「先ぱ・・・・」





キスされた。
涙があふれた。





先輩がいれば、
どんなことにも耐えられる。





先輩が大好きだから・・・・!





ミサキ「ミク、大好きだよ」





ミク「私も!
大好きだよ、ミサキ!!」





(2人で笑う)







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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