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忘れられない恋心

CAST白水ひより白水ひより

作者:ひよこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.28

こんちゃ!
あたし、ひよりだよ~。





リョウスケ「おーいっ、おいてくぞ~」





ひより「あー!
ちょっと待って~」





こいつはリョウスケ。
あたしの友達。





いつも一緒に
学校にいきまーす!





じつは・・・





あたしはずっと
リョウスケのことが
すきなんだ~。





この気もちは
いつか伝えたいって
思ってる・・・





でも、この関係
崩したくない!!





リョウスケ「お、学校見えてきた」





ひより「ほんとだ」





?「あ、八神先輩と
ひより先輩だー・・・」





?「私、八神先輩のこと
気になってるんだ~」





さすが・・・モテ男子。





ライバル多いなー・・・





ひより「ねぇ、リョウスケは
彼女つくらないよね?」





リョウスケ「え? なんで?」





ひより「だって、彼女いたら
一緒に登校できないじゃん!」





リョウスケ「あはは、
そういうことかーw
てっきり、やきもちやいてるって
おもった~」





ひより「なっ・・・
なわけないじゃん!」





あ、リョウスケ~!
この笑顔はずるい・・・





しかも彼女いたら
やきもちやいちゃう・・・





?「リョウスケ~。おはよう!」





こ、この声は・・・





リョウスケ「おはよ、あんな」





隣のクラスの星乃あんな。





リョウスケの幼なじみ・・・





ほんとうに美少女で
リョウスケとお似合い・・・





あんな「ひよりちゃん、おはよう」





ひより「お、おはよ」





ダイジ「おい、あれがうわさの美少女?」





テルノスケ「やべー、くそかわいい」





ダイジ「リョウスケと一緒にいる~。
うらやましい~」





テルノスケ「あのふたり、お似合いだね」





チクっ・・・





男子の言葉が
あたしの心にとげをさす。





たしかに
かなわないけどさー。





でも・・・















。。・ 昼休み ・。。





あぁー、ご飯
買いにいかないと。





ドンッ。





ひより「い、いったぁー」





あんな「ごめんなさいっ」





ひより「あんなちゃん?」





あんな「ひよりちゃんっ、
ごめんね」





ひより「あ、いいよ。
これからどこに?」





あんな「売店だよ!
ひよりちゃんも?」





ひより「うん!
いっしょに行こうよ~」





あんなちゃん・・・
ほんとうにかわいいなぁ。





いいこだし、
男子の気もち、わかるかも~w





あんな「ひよりちゃん、
なに買ったの?」





ひより「おにぎりと野菜だよ。
あんなちゃんは?」





あんな「わたしは、サンドイッチ」





ダイジ「見ろよ、星乃さんだ~」





テルノスケ「話しかける?」





ダイジ「ねぇ、いっしょに
ご飯食べない?」





ひより「んー・・・」





あれ・・・





あんなちゃん
ふるえてる?





ひより「お断りします!」





タッタッタッ・・・





あんな「ひよりちゃん、ありがとう。
私、ああいう人苦手で・・・」





ひより「そんな、
たいしたことじゃないから」





あんな「1つ、ききたいんだけどさ」





ひより「ん?」





あんな「ひよりちゃんってさ、
リョウスケのこと、好き?」





ひより「え・・・?」





あんな「好きなんでしょ?」





・・・・・





ひより「う、うん」





あんな「私、リョウスケは
わたさないから。じゃあね」





なんだったの・・・
いまの・・・





あんな「リョウスケっ」





リョウスケ「ん?」





なに話してるんだろう・・・





2人でどこいくの?















。・。・・・。・・・。・。





お、屋上!? ←ついてきた





あんな「あのね、リョウスケ。
わたしね・・・」





ま、まさか・・・告白!?





あんな「リョウスケのことが
すきだったの」





・・・・・・





リョウスケ「ほんとう?
俺もすきだよ」





う・・・・・うそ。





2人つきあうの・・・





う、ううう。





勝手に涙があふれる。





やっぱり、あんなちゃんには
かなわないんだ・・・















。。・ 3日後の昼休み ・。。





あぁ、やっぱり
あきらめられない。
リョウスケのこと・・・





よし、決めた。





ひより「リョウスケっ!」




――――せめて




ひより「きょうの」




――――この気もちだけでも




ひより「放課後、教室で」




――――君に




ひより「待ってるから」




届け ――――――――――




好きな人に
好きな子がいたって





あたしは
あなたが好きだよ・・・















。。・ 放課後 ・。。





リョウスケ「俺に、何の用?」





ひより「ねぇ・・・好きです」





リョウスケ「え・・・?」





ひより「ずっとずっと
リョウスケのことが大好きでしたっ」





い、いえた・・・





リョウスケ「ごめん・・・
俺、あんなとつきあっていて」





ひより「うん、知っていた。
でも、気もちだけでも伝えたくて」





リョウスケ「これからも、友達だよな?」





ひより「あたりまえだよ」





あたしの恋は
叶わなかったけれど・・・





気もちが伝わって
とっても幸せです。





この恋心
忘れられない思い出です。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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