ありがと! 私の青春!!

CAST白水ひより白水ひより

作者:リーさん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.11.19

私、白水ひより!





今日は、大事なイベントで
いつにもまして
髪型気合い入っちゃう。





「これで髪型よし!」





学校ッしゅっぱーつ!!











*******





学校とうちゃーく!





あ、ヒマリとヒメノだ!





「ヒマリ・ヒメノおはよー!」





「あ、ひよりおはよ!!
髪型かわいいね」





この子たちは、
あたしの親友の
ヒマリとヒメノ。





すっごく似てるって
言われて、





まわりから三つ子だと
まちがわれるくらいw





ヒマリ「ねえひより・・・
もうすぐ私たち卒業だね」





そう、私たちは
もうすぐ卒業するんだ。





今日は、
クラスのみんなと
卒アルをとる。





私は卒業するまでに
やりたいことがあるんだ。





それは・・・





同じクラスの大好きな
ダイジくんに告白すること。





私がずっと前から
好きだった人なんだ。





だから、
卒業式の日に告白して、





ダイジくんの彼女に
なれたらいいなってねww















*******





放課後、
卒アルをとる時間になった。





「ひーよーりー」





「ヒマリ、どーしたの?」





「ひよりって
好きなひといる?」





「え!?
突然どうしたの?」





「いいから~
好きな人いる?」





「・・・実はいる(照れ)」





「え、誰誰?
誰にも言わんからおしえてよ」





「・・・ダイジくん」





「!! え、そうなんだ!
応援するよ!!」





「ヒマリ、ありがとー!!」





この出来事が
後であんなことになるなんて・・・





この時私は
思いもしなかった。















*******





翌朝。





ひより「ヒマリ、おっはよー!」





ヒマリ「・・・ヒメノー、
昨日のあのドラマ面白かったね」





ヒメノ「え、うん」





え、無視?
どうして・・・





ヒマリは後ろの席のヒメノと
楽しそうにしゃべってる。





私、ヒマリに
なんかしたかな。





いてもたってもいられなくて、
その日の放課後、
ヒマリにメールした。





―――――――――――――
今から会える?
学校の屋上でまってるから。
―――――――――――――















*******





数十分後。





ヒマリは屋上に
やってきた。





「ヒマリ!
私、ヒマリになんかしたかな。
なんかしてたら謝るよ、ごめんね」





私がそういったら、





「ひより、ごめん私、
ひよりの恋応援できない」





そういって、ヒマリは
屋上から出てってしまった。





どういうことだろ・・・





私わかんないよ。















*******





あの日から
1か月が過ぎた。





あの日以来、ヒマリとは
一言もしゃべっていない。





でも、明日は卒業式。





ヒマリとも
バラバラになっちゃうから、
絶対に仲直りしたいな。





そんなとき、
こんなうわさを耳にした。





『ヒマリちゃん、
ダイジくんと
付き合ってるんだって』





そういえば、あの日以来、
ヒマリはダイジくんと
よくしゃべってたな。





私は耳を疑った。





あの日の応援できないって
こういうことだったのかな・・・





ヒマリも
ダイジくんのこと好きなの?





私は、
ヒマリにメールした





――――――――――――――
話したいことがあるの。
あの日の場所で待ってるから。
――――――――――――――





ヒマリは、
泣きながらやってきた。





ヒマリ「ひより、ごめんね。
わたし、ダイジくんのこと
ずっと前から好きで、
ひよりがダイジくんのこと
好きって知ったとき、
私はこの恋あきらめようと思ったの!
だけど、どうしてもできなかった。
ひよりが好きって知った日の夜に
ダイジくんにメールで告白されたの。
だから、私ひよりの気持ちを裏切って
付き合うことにした。
ほんとにごめんね」





ひより「ヒマリ、いいよ!
私、そんなこと気にしてない。
私、ヒマリのことずっと心配だったんだ。
でも、ヒマリの恋叶って
良かったって私おもうよ!」





私たち、2人は屋上の上で
抱き合って泣いた。





明日は、卒業式・・・





ヒマリとお別れかと思うと
ずっとこのまま
時がたたないでほしいって思った。















*******





卒業式当日の日になった。





教室では泣いている子も
たくさんいる。





私も泣きたい気分だったけど、





がんばって
笑顔でいようって思った。





ヒメノ「ひより、おはよ!」





ひより「ヒメノ、おはよー。
あれ? ヒマリは?」





ヒメノ「まだ来てない
みたいなんだけど・・・」





ヒマリ「はあ、間に合った。
おくれるかと思ったよ」





ひより・ヒメノ「ヒマリーおはよ~!」





ヒマリ「これ、2人に色紙書いてきたの!
2人にはとってもお世話になったし」





ひより・ヒメノ「ありがとう!」





ヒマリ「ひより、ヒメノ、
私はひよりとヒメノに出会えて
ホントによかったよ、
すっごく感謝してる!」





ヒメノ「ヒマリ泣
わたしもひよりとヒマリには
すっごく仲良くしてもらってうれしい。
離れるのすっごくいやだよ」





ひより「でも、うちら離れてても
ずっと友達だからね。
3年間本当にありがと。2人が大好きだよ」





私たち3人は、この3年間、
すっごく楽しかった思い出も、
すっごくつらかった思い出も
いっぱいあったけど、





そのすべてが
ほんとに今はいい思い出だよ。





私の恋は叶わなかったけれど、
ヒマリはダイジくんと、
これからもしあわせになってくれるといいな!!





3人に出会えた
この青春に感謝!!







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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