なんでも叶うルビー

CAST崎浜梨瑚

作者：こと

2025.01.14

私は、崎浜リコ！

実は私は、
理想を夢見る女子だ。

リコ「完成！」

そう。
理想はぜんぶ絵にして
紙に描く。

そして、
満足している。

リリ「お？　なになに！」

リコ「じゃ～ん！
なんでも叶うルビー！」

ワカナ「なにそれ！
過去１やん！」

この２人はなんでも
聞いてくれて
親しい友達！

リコ「この仕組みは、
このルビーに願いをいうと、
叶うというものだよ！
闇におちる願いは
Happyなことになるの！」

リリ「なんかすごそう！」

ワカナ「ほしいー！」

・＊。・　放課後　・。＊・

ハルト「なんかリコ
最近すげーよな！
ヤバいの作ってて！」

リコ「えへへ！
ありがとう」

ハルトは、リコの幼馴染！
やさしくて本当にイケメン。

ハルト「あのさ、リコ・・・
おれと、、、」

リコ「あ！　いけない！
塾があるんだった！
またねー！」

ハルト「あ、あ・・・リコ！
いや、またねー！」

ハルト「今日も無理だった」

俺は、今井ハルト。

実は前からリコが好きで
告白しようと努力してるけど
全然無理。

・＊。・　次の日　・。＊・

ハルト「よし！
今日は朝いちで
告白するぞ！」

悪魔ソノマ「お前は少し
隠れてもらう」

ハルト「は？
ていうか、
誰だよお前！」

（悪魔ソノマがハルトを隠す）

リコ「ハルト、本当にどこ!?」

リリ「欠席じゃないし、」

ワカナ「靴もあったのに、」

リコ「あれ！
この紙なに？」

───────────────────
────
今井ハルトは、私が隠した。
返してほしければ
なんだかんだの手段を使うといいだろう。
　　　　　　　　　　悪魔ソノマより
────
───────────────────

リリ「ハルト隠されたのか、？」

リコ「なんだかんだの手段って、、」

ワカナ「どいうこと？」

リコ「なんか横に置かれてる、？」

リリ「本当だ！」

ワカナ「なにこれ」

（リコが開ける）

ワカナ「ルビー？」

リリ「ルビーだ！」

リコ「すごい！」

リリ「あ！　これって！
リコが書いた
“なんでも叶うルビー”じゃん！」

ワカナ「たしかに！
色も形も似てるし！」

リコ「なわけないやん！」

ワカナ「試してみたら？」

リコ「じゃあ、
消しゴムほしい！」

（リコの手に消しゴムが現れる）

ワカナ「本当にある！」

リリ「できた！」

リコ「すごい！」

リコ「よし！」

ワカナ「２回しか
使えないからね、」

リコ「いいの！
大好きなハルトを
返してもらう！」

リリ「よし！」

リコ「ハルトを返して！」

（ハルトが現れる）

リコ「ハルト！」

（リコがハルトにハグをする）

ハルト「照」

リコ「心配したよー！」

リリ「よかったねー！」

ワカナ「安心！」

ハルト「リコ！
俺とつきあってください！」

リコ「はい！　大好き！」

ハルト「聞こえたぞー！
大好きハルトって！」

リコ「え！　聞こえてた!?照」

＊ｅｎｄ＊