恋するクリスマス。

CAST崎浜 梨瑚崎浜 梨瑚

作者:ヒナツ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.12.24

ついにこの日がやってきた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



こんにちは! リコです!
明日はついにクリスマスーー!





だからクラスメイトと
カラオケ行ったり、
パーティーするんだ!





ワカナ「明日のパーティー
参加する人、
ここにチェックしてねー!」





ワカナはリーダー的存在で
クラスメイトを引っぱってくれる
お姉さん!!





15分後、私とワカナは
参加名簿を見て、
人数を確認した。





相沢いぶきちゃん来る。
大月ミクちゃん来る。





えーと、次はー・・・





『北島岬』





岬君来れるの!?
ヤッター!!!





あ、実は私・・・
学年1スポーツができる、
北島岬君のことが好きなんだ!





私は運動が苦手だから
運動がきらいなパパの
遺伝だと思ってて、





岬君はお父さんがスポーツ選手で、
そのお父さんの遺伝だと
思ってだんだけど、





この前、岬君が
あまり知られてない小さな公園で
一生懸命に練習してたから。





で、その姿に見とれてて
じっくり見てたら、





岬「あれ!? 崎浜じゃん!」





ヤベっ! ばれた・・・





リコ「や、えっと・・・そのぉ・・・
いつもここで練習してんの?」





岬「え!? もしかして見られた?」





リコ「あ、ゴメンね!
のぞいてたわけじゃないんだけど・・・
でも結果的にのぞいたことになるか・・・
ごめんなさい!!」





岬「ハハハっ!
崎浜おもしれー!」





リコ「え、うん・・・アハハ」





岬「じゃあ、今のことは
2人だけの秘密ね」





2人だけの秘密・・・





リコ「う、うん! 誰にも言わない!
ところで、まだ練習やるの?
もう、7時だけど・・・」





岬「ううん。
もう今日は練習おわり。
この時間に女の子1人は
危ないから、送ってくよ!」





リコ「え!? いいの?」





岬「オレん家もあっちの方だから」





リコ「うん、じゃあ帰ろっ!」













・・・帰り道・・・





岬君と横に並んで、歩いた。





リコ「やっぱ、上手い人って
努力してんだなぁー」





岬「あれ位しなきゃ
お父さんに認めてもらえないしね」





リコ「そっかあ
がんばってるんだなぁ・・・」





岬「あのさー、
いきなりだけど・・・」





リコ「うん? 何?」





岬「崎浜って好きな人いるの?」





えっ!?
本当にいきなりだなぁ・・・





リコ「うん。いるよ」





岬「そっか。ありがとね」





リコ「あ、私の家ついた。ありがと!
一緒に帰ってくれて!」





岬「ううん。
こちらこそ、いろんな話できて
楽しかった」





リコ「じゃーね! また明日!」





岬「うん。じゃーな!」





そう言って別れた。





そして玄関から岬君を見ると、
さっき来た道を戻ってった。





わざわざ送ってくれたんだ・・・





私・・・岬君のこと・・・
好きだなぁ。





まぁでも、岬君
スポーツできてモテモテだし、
ファンクラブあるってゆう噂もある。





岬君にフラれた子は
星の数ほどいる。





だから、私は『見る』専門!!





まぁ、この話は置いといて・・・





明日のプレゼント交換のプレゼント
ワカナと買いに行こーっと!













*。・クリスマス当日・。*





私は今日、めずらしく
早起きした。





今日はみんな私服だから
オシャレしないと!!!





岬君の私服
どんなのだろうー・・・





そんなことを考えながら選んでたら、
自信たっぷりの服装ができた。





ちょっと可愛すぎたかな・・・
似合ってるかな・・・





私は写真を撮って
ワカナにLINEを送った。





《ワカナー!
今日の服装変じゃない??》





5分後に





《いいね!
リコはいつもサバサバした
カジュアルな感じだから、
ギャップ効果だね*》





よかったぁー!





ワカナはすごいオシャレだから、
ほめられて自信がついたよ!!





私は、お気にいりの
靴をはいて外に出た。





岬君いるかなーって思って
あの公園に行った。





そしたら後ろから・・・





「わっ!」





リコ「きゃあっ!」





しりもちをついちゃった。





後ろを見ると、岬君が





岬「ハハハっ!」





岬君の私服・・・
カッコいいな・・・





岬「ほいっ」





岬君は手を差し出してくれた。





その手につかまり
ヒョイっと持ち上げてくれた。





岬「どうせなら
カラオケまで一緒に行こ!?」





リコ「うん! 行こっ!」





私達は会話が1回も止まらないほど
おしゃべりしてた。





岬「ってかさー、この前言ってた
崎浜の好きな人って誰・・・?」





私は勇気を振りしぼって・・・





リコ「北島岬。
今、私の隣で歩いてる岬君です」





岬「・・・・
崎浜・・・オレに好きな人聞いて?」





リコ「岬君の好きな人は誰?」





岬「崎浜リコ」





リコ「アハハっ!」





岬「ハハハっ!」





岬君は腕時計を見て、





岬「ヤッバ! 遅れる!
走ろうっ!」





リコ「待って!」





私は手を差し出した。





岬君は黙って
手を握ってくれた。





私は、岬君のおかげで
最高のクリスマスになりました!







ハッピーエンド*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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