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夏祭りLOVE!

CAST崎浜 梨瑚崎浜 梨瑚

作者:のはる

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.08.01

みなさん! こんにちは!
崎浜リコ、中学3年生です!





今は夏!
わたしの大好きな季節なの!
夏のおしゃれは楽しいし、
プールにかき氷だってあるもんねっ!





でも、なにより楽しみなのは
「夏祭り」!





毎年浴衣をきて、
親友のリリと
一緒にまわるんだっ!





けれど今年は・・・
わたしの好きな人、
同じクラスの久野ナツくんも
誘おうと思ってるの!





だって中学校最後の夏祭り!
好きな人と一緒に
行きたいじゃん!





ナツくんが仲いい
ハルトくんも誘って
4人で行きたいな!















~学校 休み時間~





リコ「ねーねー。いつ誘う」





リリ「んー。今でしょ!」





リコ「えー笑 そんな急に!?
迷惑じゃない・・・?」





リリ「大丈夫だよー!
わたしも一緒にいくから
誘ってみよ??」





リコ「・・・うん!」





私たちは
ナツくんとハルトくんを
誘いに行った。





リコ「あの・・・ナツくん!
と・・・ハルトくん!
もしよかったら・・・
今度の夏祭り
うちらと一緒にまわらない??」





リリ「中学最後だし、
4人で盛り上がろうよ!!」





私、すっごくドキドキした。
断られたらどうしようって・・・
でも・・・





ナツ「おー! いーね!
いこー!」





ハルト「おぅ!
じゃあこの4人で決定な!」





一緒に行ってくれるって!
めっちゃ嬉しいどうしよー!





リリ「おしっ!
じゃあ○月☆日?時に
ニコラ公園で待ち合わせねっ!」





皆「OK~!」

















~当日 ニコラ公園~





私とリリは少し早くついた。





リコ「ねぇねぇ!
この浴衣変じゃない??」





リリ「全然可愛いよ!
って・・・これもう3回目。笑」





リコ「えっ!? や・・・
だって緊張するもん・・・」





リリ「大丈夫だよー!
いつもどおりのリコで楽しも!
ね!」





リコ「うん! ありがと!」





リリ「で、わたしの浴衣は?」





リコ「リリっぽくて可愛いよっ!
ってリリも3回目・・・笑」





リリ「あー。リコにつられたな笑」





すこしして、
ナツくんとハルトくんもついた。





ナツ「おっ!
2人とも浴衣じゃん!
似合ってる」





ハルト「うん! いーね!
浴衣!」

















~夏祭り会場 屋台~





私たち4人は
夏祭りの会場へ歩いて行った。





ハルトくん、リリ、
私、ナツくん
こうやってならんで歩く。





隣にナツくんがいるって思うと
緊張した。





リリ「さいしょどーするー?
食べる?」





ハルト「なんか食べよーぜ!」





ナツ「お前はどうせかき氷だろ笑」





ハルト「おっ! わかってんね~!
かき氷いこーぜ!」





リリ「OK!
リコもいいよね??」





リコ「も・・・もちろん!!」





かき氷のお店について、
並びながら味を決める。





ハルト「1個200円ねー。
俺ブルーハワイ」





リリ「え!
私もそうしようと
思ってたのにー」





ハルト「一緒じゃダメなの?」





リリ「そ・・・そーじゃないけど・・・
まーいい! 私はイチゴ!」





ナツ「んじゃ俺メロン!」





リコ「じゃあ・・・レモンにする!」





皆でお店の人に味を伝えた。





お店の人「800円です!」





私は200円手に持った。





渡そうとする前に
ナツくんとハルトくんが
400円ずつ手渡してた。





お店の人「お!?
もしかしてダブルデート?
楽しみなよ!」





ナツ「ははっ!
違いますよー!」





わたしの分はナツくんが、
リリの分はハルトくんが、
払ってくれた。





私たちは
かき氷を受けとった。





リコ「そ・・・そんな悪いよ!」





リリ「うん!
うちらちゃんと払うよ!」





ナツ「いや、いーよ!」





ハルト「その代わり
リリのイチゴ味ちょーだいっ!」





ハルトくんは
リリの持っていた
かき氷を食べた。
リリのスプーンで・・・





ナツ「おっ! それいい!
じゃ、おれもリコのレモン
もらおーっと」





ナツくんも真似して、
私のスプーンで私のかき氷を食べた。





リリ「あー! 勝手にー!
んじゃ、ハルトのも、もーらいっ!」





ハルト「あ!! やられたー」





2人は本当に
仲よさそうに食べてる・・・





ナツ「はは!
リコもおれの食べる??」





リコ「え!? う・・・うん!」





わたしはメロン味をもらった。
でも、あんまり味がしなかった・・・





だってこれって・・・
ナツくんと間接キスしてることに
なるんだもん!!!















~夏祭り会場 花火~





そろそろ花火が
打ち上げられる時間になった。





4人はいるし
見やすい場所を見つけたから、
そこにこしをおろした。





花火が打ち上げられるまでは、
あと20分ぐらいある・・・





リリ「ね! 私、
なんか買ってくるよ?
何がいい?」





リリが言ってくれた。





ハルト「おー!
じゃあおれもついてくよ!
1人じゃ危ないしなー」





リリ「え! あ・・・ありがと!」





2人は
さっきからずっと仲いいから、
2人っきりにした方がいいのかも。
そう思った。





ナツ「お! さんきゅ!
んじゃなんか適当に買ってきてよ!
お金はあとで渡すから!」





ハルト「了解! じゃ、行ってくる!」





2人は屋台の方へ戻って行った。





気づいたら・・・
私とナツくん2人きりだった。





ナツ「あー。
花火楽しみだなー!」





リコ「・・・ね!」





そう答えたあと、
ナツくんは静かに言った。





ナツ「リコ・・・今日楽しい??」





リコ「・・・え!?
なんでそんなこと・・・?」





ナツ「んー。なんか、
あんまりしゃべらないからさっ!」





わたしは必死になって答えた。





リコ「そ・・・そんなことないよ!
隣にナツくんいたから
なんか緊張しちゃって・・・
すっごく楽しいよ!」





ナツくんの顔が
少し赤くなってるのがわかった。





あ・・・
私緊張してるとか
言ってる・・・





えー。
このタイミングで
いっちゃうなんて!





ナツ「え・・・あ・・・
それってさ・・・
もしかして・・・」





こうなったら、
もういうしかない!





リコ「そ・・・そうだよ!
私ずっとナツくんが
好きだった!」





ナツくんは
すぐに返事をくれた。





ナツ「ごめん・・・」





あ・・・
そうだよねって思った。





叶うはずなんか・・・
なかったんだ・・・





リコ「全然大丈夫だよ。
空気変えちゃってごめんね。
今のは忘れて」





涙をこらえた。
それで頑張って言った。
そのあとだった・・・





ぎゅっ





ナツくんに
抱きしめられたのだ。





リコ「えっ!?」





私、今ふられたよ・・・?





ナツ「ごめん!
これ、こういうの慣れてなくて・・・
でも・・・俺もリコが好きだ!
つきあってもらえますか?」





私の心臓の音がナツくんにも
きっと伝わっているだろう。





私は感動の涙を流した。





リコ「ほ・・・んと・・・?
もう今・・・ふられたと思ったー!
つ・・・付き合ってください!
ナツくん大好きです」





ナツくんが
今度は私の顔をじっと見る。
その時。





「ドォォォォォン」





大きなハート型の花火が
空にキラキラと輝いた。





リコ「あ! 花火だぁ!」





ナツ「本当だ!
俺らのこと祝ってくれてる笑」





私とナツくんは
ずっと花火が上がる空をみていた。
2人で手をつないで・・・





ちなみに!
あのあとハルトがリリに告白して、
その2人も付き合うことに!?





夏祭り会場を抜け出して、
違うところで花火をみたのでした!







―END―

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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