１つのラブレター

CAST崎浜梨瑚

作者：こと

2024.11.05

崎浜リコ、
今、ドキドキ片思い中です！

タイヨウ「リコ！　おはよう！」

リコ「あっ！　タイヨウ君照！
おはよう照」

そう。
犬飼タイヨウ君に
一目惚れ/////

犬みたいに
可愛い！

時にはクールな一面も！

そんなタイヨウ君に
思いを伝えたい！

・＊。・　休み時間　・。＊・

リコ「タイヨウ君に
思いを伝えるには
あと１００年かかりそう」

リリ「そんなに
かからないって！」

ワカナ「リコならできる！」

リコ「２人とも！」

この２人は
リコの幼馴染。

大親友で
恋を応援してくれている。

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

僕は、犬飼タイヨウ。

なんだかんだ
恋をしている。

そう。
崎浜リコに片思い。

でも、こんな俺じゃ
犬みたいだから
リコは付き合って
くれないだろうなー。

ハルト「タイヨウ！
そんなネガティブに
ならないで！」

タイヨウ「・・・」

タイヨウの
幼馴染ハルト。

恋を応援してくれる
ナンバーワンの友達。

・＊。・　放課後　・。＊・

リコ「・・・」

タイヨウ「・・・」

ハルト「一緒に
帰らせたものの、、、」

ワカナ「何にも話さない・・・」

リリ「リコは考えて、、
タイヨウは落ち込む・・・」

リコ（どうやってタイヨウ君に
思いを伝えよう・・・
直接は苦手だし・・・）

タイヨウ「どうせリコは
こんな犬男と
付き合ってくれないよ・・・」

・＊。・　次の日　・。＊・

ワカナ「なんで
話さないの・・・？」

リリ「せっかくチャンス
つかんだのに！」

リコ「だって・・・」

ワカナ「リコはタイヨウに
思いを寄せたいの？
伝えたいの？」

リコ「直接言うのも
苦手だし・・・」

リリ「じゃあ！
ラブレターはどう？」

ワカナ「いいね！　それ！」

リコ「ラブレター!?」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

ハルト「リコはさ、
タイヨウのこと
嫌いじゃないよ？」

タイヨウ「そうなの？」

ハルト「リコ、
犬好きそうじゃん？」

タイヨウ「確かに・・・」

・＊。・　休み時間　・。＊・

リコ「よし！
タイヨウ君に
思いを伝えるために
書くぞ！」

リリ「おす！」

ワカナ「がんばれ！　リコ!!」

リコ「よし！　書けた！」

リリ「じゃあ机に置く？　渡す？」

リコ「わ、わ、わ、
わ、わ、
わ、わ、わた、」

ワカナ「焦らずに！
リコがしたい方でいいよ！」

リコ「よし！
じゃあ直接渡す！」

リリ「よし！」

リコ「いた・・・」

ワカナ「見守っています！」

リリ「ちなみにハルトも
リコが好きなの
知ってるから！」

リコ「え・・・」

ワカナ「まぁまぁ！」

リコ「タイヨウ君!!」

タイヨウ「リ、リコ照」

リコ「これ！　じゃあ！」

タイヨウ「て、天使！」

ハルト「開けたら？」

タイヨウが開ける。

タイヨウ「タイヨウ君へ
実はリコは、犬みたいな可愛い
タイヨウ君に
伝えたいことがあります！
放課後、屋上に来てください！
リコより」

ハルト「まさか、これ、
ラブレター!!」

タイヨウ「照」

・＊。・　放課後　・。＊・

リコ「あ！　タイヨウ君！」

タイヨウ「リコ・・・！」

リコ「実は私
タイヨウ君が好きです！」

タイヨウ「！」

リコ「犬みたいなタイヨウが
可愛いし、
カッコイイ一面もあるのが
リコは好きです！
付き合ってください！」

タイヨウ「俺も！」

リコ「・・・！」

タイヨウ「リコが好きで、
でもこんな犬みたいな俺と
付き合ってくれないかと
思ったけど
手紙の字が本気だった！
こんな俺ですが！　はい！」

リコ「照」

タイヨウ「照」

ハルト「やっと付き合ったー！」

リリ「最高！」

ワカナ「おめでとう！」

タイヨウ「もう、俺達、
カップルだな！」

リコ「キュン」

＊おしまい＊