失恋は両思いの始まり！

CAST松尾そのま

作者：きょんきょん

2024.05.21

そのま「付き合ってください」

？「ごめん、オレ
好きな人が居るんだ」

？「本当にごめん！」

そのま「わかった。
じゃあね！」

私は黙って
その場からにげだした、、、

紹介遅れてすみません！

私はニコラ学園の
中学２年生の
松尾そのまなんですが、、

たった今、恋が崩れて、、
いや失恋したんです。

そのま「はぁーっ」

あんな「そんな顔してどーした？」

そのま「彼に告白したけど・・・
断られた」

あんな「それは辛いね～」

そのま「・・・うん」

あんな「大丈夫、大丈夫！」

そのま「励ましてくれてありがと！」

リョウスケ「？　オイ！」

あんな、そのま「「リョウスケ！」」

リョウスケ「そろそろ
期末テストだな！」

あんな「そーいえば」

そのま「そーだったぁ」

リョウスケ「あんな、そのま！
土日でテスト勉強しない？」

あんな、そのま「「さんせー」」

リョウスケ「俺のうちで
１０：００にまちあわせな！」

あんな、そのま「「オッケー」」

あんな「じゃあ、
うちこっちだから
また明日！」

リョウスケ「そのま！
一緒に帰ろ～」

そのま「うん！」

（リョウスケと
一緒に帰れるなんて
うれしいなぁっ！）

リョウスケ「さっき
暗い顔してたけど
なにかあった？」

そのま「○○くんに
告白したけど・・・

リョウスケ「断られたんだろ」

そのま「・・・うん」

リョウスケ「そのま！
あいつは、あんまり
いいやつじゃない！

そのま「なんでぇ」

リョウスケ「あいつ勉強が嫌いで、
猫かぶりまくってるんだ！
ある意味救われたな！
そ・の・ま！」

そのま「なら良かったのかな?!」

リョウスケ「じゃ、また明日！」

そのま「えっ、ちょちょっとまってー」

私ってリョウスケのこと
好きなのかも・・・

・。・:・°・。・:・°・。・
　土曜日
　期末のテスト勉強中
・。・:・°・。・:・°・。・

あんな「リョウスケ～
ここわかんないよおっ～」

リョウスケ「ここは、こうして
こんな感じでやると
とけるよ！」

そのま「・・・」

こうしてあんなと
リョウスケの会話が続いた。

（まさか、あんなも
リョウスケのこと好きなの？
えーっ三角関係ってやつかあ～。
漫画ではよくあるけど・・・
まさか私も・・・）

あんな「どうした？　そのま？」

そのま「・・・なんでもない」

あんな「あーそぉ」

（なんかあんなが冷たいような）

・＊。・　帰る時間　・。＊・

リョウスケ「そのま！
あんなが行ったら
そぉっと戻ってきてくれ」

そのま「わかった！」

リョウスケが耳元で言った。

リョウスケ「あんな、そのま。
じゃあまた明日！」

あんな「リョウスケ、バイバイ！
明日が楽しみ！」

（明日が楽しみ？
やっぱり、あんな
リョウスケのこと好きなんだ。
私がリョウスケのこと好きなこと
気づかれてていて、
あんなのことが好きって
言われちゃうかも・・・
続けて２回失恋？）

リョウスケ「そのま！　どうした？」

そのま「いやっ、なんでもないよ！
じゃあね～」

リョウスケ「じゃっ！」

そのま「あんな、
私、今日こっちだから！」

（怪しまれたくない！）

あんな「わかった！
じゃあ、また明日！」

そのま「じゃあね～！」

私はあんなに
気づかれないように
ソォーット急いで向かった。

ピンポーン、ピンポーン

リョウスケ「今行くから！
そこで待ってて！」

そのま「うん！　・・・」

ガチャ

リョウスケ「俺、あんなのことが
好きなんだ！」

ガーン

リョウスケ「って言うのは嘘！
俺、そのまのことが好きだ！
ずーっと！」

そのま「えーっ、まさかぁ」

リョウスケ「俺のこの口が
嘘をいうと思う？」

そのま「いや思わない！
私も好きでした！」

リョウスケ「よっしゃー！
あと、あんなのことは気にしないで！
俺がなんとかする！」

そのま「ありがとう！」

リョウスケ「たぶん、
明日告白される！
いつものファミレスで！」

そのま「後から追いかけるよ！」

リョウスケ「そうしてくれ！」

・＊。・　次の日　・。＊・

あんな「ちょっと行ってくるね！
リョウスケと！」

リョウスケ「じゃ！」

私達はお互いにウインクした。

・　ファミレスで　・

あんな「トイレ行ってくる！」

・　LINEで　・

リョウスケ「今だ！
そのま！」

そのま「りょーかい！」

あんなが戻って来た！

あんな「そのま??」

あんな「もーいいや！
リョウスケ好きです！」

リョウスケ「ごめん！
俺、そのまと付き合ってる！」

あんな「嘘だよ！　お幸せに！」

そのま「もー、あんな！」

リョウスケ「すごい演技力！」

そして、幸せに
私達の恋は実りました！

＊ｅｎｄ＊