先輩恐怖症は恋叶わず・・・!?

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:あんバターねこトースト

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.05.18

私、ソノマ!
ニコラ学園に通う中学生。
実は誰にも言えない
秘密があって・・・





フタバ「あ、ソノマ!
おはよ~」





ソノマ「ふ、フタバせ、先輩
おはようございます・・・」





フタバ「ソノマー、実はさぁ
相談があって・・・
って、ソノマは?」





やっば、また逃げちゃった・・・





実はね、ものすごく
先輩が苦手なの。





さっきのはテニス部の先輩の
フタバ先輩。





積極的に誰にでも
接してくれるから、
後輩にも、先輩にも、
人気者なんだ。





あー、私もフタバ先輩みたいに
なりたいなー。





レイナ「ソノマっ!
おはよ!」





ソノマ「! レイナ! ちょっと
びっくりさせないでよー!」





レイナは
私の先輩恐怖症のことを
理解してくれる唯一の親友!





レイナ「まぁまぁ~
そんなこといってないでさ。
今度部活の大会だよ?
大丈夫そ?」





ソノマ「嘘・・・練習してない・・・」





レイナ「まじで!?」





ソノマ「どど、どうしよー!?」





レイナ「どうしよーって・・・あっ!」





ソノマ「何!?」





レイナ「今度夏休みに
部活の特訓があるから、
その特訓に参加したら?」





夏休みの部活特訓。
先輩が後輩に上達するために
教えてくれる特訓期間。





ソノマ「ぜったいむり」





レイナ「ほら、
先輩恐怖症治るかもよ?」





ソノマ「・・・」





レイナ「私もついてるからさ!」





私はしぶしぶOKした。













― 夏休みの部活特訓期間 初日 ―





ソノマ「ついに今日が・・・」





レイナ「ほら、ぼーとしてないで
いくよ!」





うぅ・・・
こんなことなら
OKしなければ・・・





ユアン「ソノマとレイナであってる?」





レイナ「はい!
今日はよろしくお願いします!」





ソノマ「よろしくお願いします・・・」





ユアン「じゃ、
君たちの担当を紹介するね」





イルマ「イルマっす。
よろしくっす」





あ、無理だ。
ヤンキーだ。





ギラギラのネックレスに
着こなす制服・・・
終わった・・・





ユアン「あ、あと僕もね。
ユアンだよ。よろしく」





レイナ「よろしくお願いします!」





ソノマ「・・・ょろしくおねがいします・・・」





こうして部活特訓、
先輩恐怖症の治療が始まった。





ユアン「肩はもうちょっと
力抜こうか」





イルマ「あーいいよー。
そんままねー」





近い近い近い!
ヤダー!





ユアン先輩は優しくて
良さそうだけど。





イルマ先輩は確定で無理!





イルマ「もっとここ下げて」





ソノマ「ひっ!」





イルマ「あ、ごめん」





あれ、謝れる人・・・なんだ。





ソノマ「こ、こちらこそ」





レイナ「今日はありがとうございました。
明日もよろしくお願いします」





ソノマ「・・・」





ユアン「また来てね」





イルマ「バイバイ~」













― 帰り道 ―





レイナ「ソノマ、
なにぼーっとしてるの?」





ソノマ「ご、ごめん!
なんとなくイルマ先輩が
気になって」





レイナ「もしかして
恋なんじゃない?」





私が恋? 先輩に?
ありえない!





ソノマ「そんなわけないよー!!」





レイナ「もー照れちゃってー!」





フタバ「・・・ソノマ・・・」













― 翌日 ―





ソノマ「れれ、レイナが休みー!?」





レイナ「ごめん! 急用ができて!」





ソノマ「そんなぁ・・・」





レイナ「大丈夫!
フタバ先輩呼んだから」





ソノマ「私、大丈夫かなぁ・・・?」





レイナ「まぁ、頑張れ!」





ひどいよぉ・・・





フタバ「ソノマ・・・大丈夫そ?」





ソノマ「大丈夫です・・・」





怖い怖い近い近い。





早く1日よ、終われ・・・





ユアン「あれ? レイナは?」





フタバ「休みー。
で、私が代わりだよ」





イルマ「ん。りょ」





ユアン「じゃあ
今日もやってこ!」





フタバ「イルマーここはー?」





イルマ「そこはもっとうえに上げる」





なんだ。
このもやもや。





ユアン「ソノマどした?」





ソノマ「なんにもございません・・・」





ユアン「どんな敬語ww」













― 帰り道 ―





イルマ「明日もよろ」





ユアン「またねー!」





フタバ「ソノマ、実はね
私イルマが好きなの」





ソノマ「え」





フタバ「あ、これこの前
相談しよーとしてたの。
で、明日告白しよーっと
思ったんだけど・・・」





ソノマ「そーなんですか!
頑張ってくださいっ・・・!」





フタバ「代わりにソノマが
告白してくれない?」





ソノマ「はい?」





フタバ「ソノマもイルマが
好きなんでしょ?
ソノマが告白して」





ソノマ「でも」





フタバ「私、恋より友情、
後輩だからね!」





ソノマ「ありがとうございます!」





フタバ「ほら、今から行ってきて!」





ソノマ「はい!」





いつからだろ。
フタバ先輩に
恐怖を感じなくなったのは。





先輩に怖さを
感じなくなったのは。





ソノマ「イルマ先輩!」





イルマ「ソノマ?」





ソノマ「私、イルマ先輩が好きです!」





イルマ「!」





ソノマ「最初は怖いと思ってたけど、
だんだん先輩といるうちに
変われたんです!」





ソノマ「臆病な私ですが、
付き合ってください!」





イルマ「・・・俺は恋とか
よくわからないけど。
ソノマと一緒にいると
すごくドキドキするんだ」





ソノマ「それって・・・」





イルマ「これからもよろしくな」





ソノマ「はい!」





ちなみにフタバ先輩と
レイナとユアン先輩に
祝ってもらいました/////







The End ―――

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