見失わない心は

CAST松尾そのま

作者：やのまいも

2023.12.12

私、そのま！
中学１年生です、！

私には、片思い中の
相手がいます。

小学校からの
幼なじみのハルトが
ずっと好きだった、

だけど、、、

中学生になってから
ハルトはテニス部に
入っていたし、

同じくテニス部の
みゆうちゃんと
いつも仲良くしているし───・・・

やっぱ気になる!!

みゆうちゃんのこと
どう思っているか!!

そのま「はるとー、
はるとってさ、
好きな人いるの、？」

ハルト「あー。うん」

がーん

やっぱ好きな人
いるんだああ

みゆうちゃんかな、、、

どうしよう、

小学生の時
重いもの持ってくれたり
休んだときお見舞いとか
来てくれて
ほんとにずっと
好きだったのに・・・

アキ「えっと、
体育祭のグループ
決めるんですけど!!」

んー、どれにしようかな。

みゆう「はると！
いっしょに借り物競争しよ！」

ハルト「う、うん」

はぁー

そのま「もうはるとのことは
あきらめようかな。
つな引きにしよ」

・＊。・　体育祭当日　・。＊・

みゆう「今日楽しみだね、
いっぱい練習したし～」

ハルト「だね。
頑張って勝とうぜ。
うちのクラス勝てるといいな」

じー
（ハルトとみゆうちゃんを見てる）

アキ＆レン「どうしたの!!」

レン「なんか悩み??」

そのま「うーん、
悩みっていうのかなー」

アキ「そっかー、
みゆうに
嫉妬してるんだね」

そのま「そうかも・・・！」

レン「確かにハルトとみゆう、
最近仲いいもんな」

アキ「とりあえず
体育祭楽しもうよ！」

・＊。・　つな引き中　・。＊・

うわーー強い!!

きゃーーーー

レン「つな引きも、
リレーも、サッカーも
負けちゃったな」

そのま「ね、でも最後に
借り物競争あるし！」

アキ「ふたりともー！
借り物競争始まったよ～」

頑張って走ってる！
かっこいいなー、ハルト。

あ、転んだ！

大丈夫かな??
痛そう。

ハルト「うう、」

アキ＆レン「ほら、応援したら？
頑張って！」

そのま「うん！
ありがとう！」

そのま「ハルトーー!!!
頑張ってーーーーー!!!!」

ハルトと目が合う。

あ！
立ち上がってくれた!!

ハルト「お題は───
・・・好きな人」

好きな人・・・
え、何か、こっち来る!?

私の手を握る。

ハルト「好きな人、
だから来てくれない？
俺、そのまのこと好きだよ。
応援してくれたことも、全部」

好きな人って
私だったの!?

ソノマ「え、!?
私も好きだよ（ボソリ）」

走る２人。

みんなで
「優勝は２組だーー!!!
（みんなのクラス）」

レン「おめでとう。
２人が最後に
頑張ったからだよね」

みゆう「付き合えたんだ、
よかったね」

そのま「ありがとう
みゆうちゃん、ごめんね」

みゆう「ん？　何が？
私、好きな人いるよ」

そのま「えぇ!?　そうなのー!?」

みゆう「うん、先輩！」

アキ「ほら、
ハルトがまってるよ」

そのま「はると！
ずっと好きだったよ」

ハルト「さっきも聞いた～。
俺も好きだし」

そのま「うん、ありがとう」

その後、無事に
みゆうちゃんも
先輩と付き合えていたのでした。

はるとのいる前で

そのま「はると、好き」

はると「え、なんて！」

そのま「なんでもなーい」

はると「聞こえてるよ」

そのま「も～!!」

はるとのこと、
ずっと大好きだよ。

～ｆｉｎ～