活字中毒少女が魔法世界に生まれ変わった件について

CAST池端 杏慈池端 杏慈

作者:森かえで

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.03

はぁ~。
この本、やっぱり面白い!





私・池端アンジは、
読書が好きな中学3年。





自他共に認める
活字中毒者で、
町の中で
歩きながらでも
本を読んじゃうんだ。





レン「妖怪本スキー、
周りを気にしながら読めよ」





アンジ「うん・・・」





って、“妖怪本スキー”
っていった!?





幼馴染の内田レンは、
私を妖怪本スキーと
呼ぶ人の内の1人。





ユズ・ミオコ「アンジ~ッ!
早く~!」





アンジ「ユズ、ミオコ!
おはよ~!」





ユズ・ミオコ「おっはよ~!」





今日は、幼馴染5人組
(ユズ・ミオコ・レン・ハアト・私)で
図書館で勉強会をするんだ。





ミオコ「ハアトが
場所取りしているから、
早く入ろ」





アンジ・ユズ・レン「はーい」





アンジ「私、上の資料室で
資料探してくる」





ハアト「とか言って
小説の棚に行くんだろ?
妖怪本スキー」





アンジ「違うから~!
今回は、本当に
資料室に行ってきます!」





ハアト「はいはい」





ちぇ、ばれた・・・
ま、いいや。
元から資料室に
行く予定だったし。





私は、グループ学習室を出て
2階に行く。





あ、この階段
さっき掃除したばかりなんだ。
床、濡れてる。





私は注意しながら
階段を登る。





ツルッ。





アンジ「あっ!」





私は階段から滑り落ち、
意識を失った。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





??「・・様っ、・ン様、
アン様!」





アンジ「はいいいいいいいっ!」





??「あ、目を覚まされましたね!
奥様~!」





へ? ココどこ?
さっき、私
滑り落ちたよね。





なんで、
こんな世界にいるの~!?





??「アン様、ようやく
目を覚まされましたね」





アンジ「あれ?
ゆ、ユズ・・・?」





スユ「ユズとは
誰でしょうか?
私の名前はスユですよ、
アン様」





え・・・ウソでしょ・・・





私は意識が戻ってからの
ものの約1週間で理解した。





この世界は、
シンウという領地で、
ラコニ国という
国の中にあるらしい。





で私は、シンウ領の
領主候補生だそう。





私には双子の弟がいて、
名前をアトハというらしい。





しかも、この世界には
魔力があるのが
常識中の常識らしい。





私の側使い達(スユとか)が
普通に魔法を使っていて
腰が抜けてしまったのは、
いうまでもない。





スユ「アン様。
今日は、ラコニ国の
第一王子のロータス様が
来訪するのですよ。
お早めに準備いたしましょう」





アンジ「はい、スユ」





普段着が脛たけの
ワンピースなのに
驚いたんだ。





はぁ、歩きづらっ。





アトハ「アン姉。手」





アンジ「ありがとう、アトハ」





ワンピースの裾を持ちながら
私は歩く。





すると、黒いハトが
飛んできた。





スユ「アン様。
ロータス様が
ご来訪されました」





この黒いハト
(通称・ペジン)は、
魔法でつくった伝書鳩もどき。





アンジ「わかったわ、スユ。
ありがとう」





私は、ペジンの頭をなでて
飛び立たせる。





アンジ「早く行きましょ、
アトハ」





アトハ「あぁ、アン姉」





玄関に到着すると、
私とアトハは
お出迎えをする。





あ、来た。





アンジ「お待ちしておりました、
ロータス様。
私はシンウ・アンと申します。
こちらは私の弟のアトハです。
以後、お見知りおきを」





アトハ「お初にお目にかかります。
弟のシンウ・アトハと申します。
祝福を祈ることをお許しください」





ロータス「許します」





身分の低い人が
高い人に祝福を送ることが、
初対面の約束事らしい。





応接間に入ると、
早速話が始まった。





ロータス「早速だが、
アンとの婚礼の儀についての
ことだが・・・」





スユから
聞いたことによると、
私はロータス様と
結婚することになっているそう。





ロータス様、結構イケメン。
弟のアトハよりイケメン。





??「ロータス!
側使いをつけないで
人の家に訪問するなんて、
どういうつもり!?」





ロータス「ミコ姉上、
失礼いたしました」





ミコ「ロータスは
次期国王候補なのだから、
護衛騎士以外にも
訪問するには側近は必要よ」





ダメだ、アトハといい、
ロータス様といい、
ミコ様(?)といい、
スユといい、
私の幼馴染に似すぎ!





アトハはハアトに、
ロータス様はレンに、
ミコ様はミオコに、
スユはユズに似てるし・・・





話はとんとん拍子に進み、
いつの間にかロータス様が
帰られる時間になった。





ロータス「また来ますね、
アン」





アンジ「し、承知いたしました」





ミコ「あのマカロンというお菓子、
とても美味しかったわ」





アンジ「おほめいただき、
ありがとうございます。
これからも日々精進いたします」





この世界では
マカロンがなかったそうで、
とても喜ばれたよ。





ロータス様が帰られると、
なんか、私の体が
赤くなってくる。





スユ「アン様!
お早目にお部屋に
お戻りになって下さいませ!
またドレツが発病しました!」





スユがそう叫びながら
私に駆けよってくるのを
聞きながら、
私は床に倒れていった・・・・・













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





??「・・ジ! ・ンジ!
アンジ! アンジ!」





アンジ「はいいいいいいいぃぃ!」





レン「あぁ、良かった~。
アンジ、痛い所ないか?」





アンジ「レン?
ココどこ?」





レン「どこって・・・
図書館だけど・・・」





確かに、
いつもの図書館だ。





アンジ「よ、良かった~。
元に戻れた~!」





レン「・・・・・は?」





それからユズ、ミオコ、
ハアトが来て、
学習室で勉強会を再開した。





私の記憶では
約1週間の出来事が、
こっちでは約10分の
出来事だったらしい。





ハアト「妖怪本スキー、
菓子作りの本読むのかよ」





アンジ「うん!
久しぶりに
作ってみたくなったんだ」





私は、ロータス様の
顔を思い浮かべながら
マカロンのページを開く。





また会えるといいな、
と思いながら・・・・・







*end*

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