最後まで、君と

CAST池端 杏慈池端 杏慈

作者:ちょこれーと

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.01.03

「じゃあ、またね」





「急に言われたって、
思考が追いつかないから・・
いかないでよ・・・(泣)」





「絶対にまた、
会いに行くよ」





「うん・・・・(泣)」





あれが最後だったことを
私は知らなかったのだった。













・*。・ 2年前 ・。*・





私の名前は、池端アンジ。
ニコラ中学校に通う中2です。





私はそんなに
地味ではないですが、
私のことを好き、と
噂の人がいるらしくて・・・





カイラ「おはよ~アンジ!」





アンジ「おはよう!」





この子、髙橋カイラは
私の友達!





カイラ「アンジってさ~
意外とモテるよね~
うらやまし~」





アンジ「え~そんなことないよ~///」





カイラ「もうすぐ彼氏でも
できるんじゃない?
それに・・・」





カイラが向いた方向を見ると・・・





カイラ「(小声で)ほら、確か
あの人がアンジのこと
気になってるっていう人だと思う!」





アンジ「(小声で)そうなんだ・・・」





すると、その人と
バチッと目が合った。





アンジ「・・・・・・
(少し頭を下げる)え?」





その人が、私の目の前に!





レン「俺、レン! よろしく!」





アンジ「あっ・・・・
私はアンジです。
よろしくお願いします」





レン「そんな
無理しなくてもいいのに・・」





アンジ「・・・///」





なんだろ・・・・
この胸のドキドキは・・・













・*。・ 翌日 ・。*・





レン「おはよ! アンジ!」





アンジ「?!
お、おはよう///」





レン「どした~
そんなに慌てて」





アンジ「だって急に
名前呼びだから・・・・」





レン「あーごめんごめん(笑)
つい(笑)」





アンジ「ついって、なんですか・・・っ」





レン「一応、敬語禁止ね」





アンジ「あ・・・・うん・・」





レン「ふふっ、
そういうとこ好き」





アンジ「えっ・・・・///」





カイラ(恋してんな~~)













・*。 それから1か月後 。*・





レン「俺と付き合ってください!」





アンジ「えっ・・と・・・
私なんかでいいの・・・?」





レン「もちろん!
アンジがいいんだよ」





アンジ「・・・・はい!
よろしくお願いしま・・・っ!」





レン「まだまだ慣れてないな」





アンジ「っ・・・・・!」





あんなにレンと
仲良くしたのに・・・





こんなことに
なるなんて・・・













・*。・ 2年後 ・。*・





アンジ「え・・・
引っ越しちゃうの・・?」





レン「うん。急にごめんね。
せっかく付き合って2年の
デートしようとしたのにね」





アンジ「・・・・うわ~~ん(泣)」





レン「大丈夫!
きっと戻ってくるから」





アンジ「すぐに
戻ってきてよ~!
待ってるから!」





レン「ん。分かった。
大好きだよ」





アンジ「私も・・・っ」





それなのに・・・













・*。・ 2日後 ・。*・





ニュースキャスター
「昨日、北海道発の航空機が墜落し、
高校1年生の内田レン君をはじめ、
30人が死亡しました」





アンジ「え・・・? 嘘・・」





すぐさま私は電話した。





プルルルルル・・・・





『ただ今おかけになられた電話は』





アンジ「嘘・・・・・」





その時。





ピロン





アンジ「え・・・・?」





レン『急にこんなことになって
ごめんなさい。
きっとあなた様も悲しいことでしょう。
今レンはニコラ病院にいるから
一緒に見守ってあげてください。
レンの母より』





アンジ「ニコラ病院・・・行こう!」





私は急いで走って
ニコラ病院に向かった。





アンジ「はぁ、はぁ、はぁ・・・・
ついた・・・」





アンジ「あの、すみません!
内田レンっていう人いますか?!」





受付の人「その人なら・・・
3番の部屋にいますよ」





アンジ「ありがとうございます」





ガラッ





アンジ「あっ・・・・・・
レンのお母さん・・・
こんにちは」





レンの母「あぁ、アンジちゃん・・・・
今までありがとうね・・・」





アンジ「いえ・・・・レン・・・
大丈夫だよ。
私もいるからね・・・」





私が声をかけても
びくともしなかった・・・・・
その時!





レン「・・・・・うーん。
ここどこ?」





アンジ「え?! れん?!
なんで・・・・」





レン「・・・・・いや~
なんかさっきのニュース
間違ってたよな・・・
俺、生きてるって
言ってなかったような・・・」





アンジ「レン・・・!
急にびっくりしたよ・・・」





レン「アンジ!
わざわざここまで来て・・・
よかった。安心したよ」





アンジ「体は、大丈夫なの?」





レン「うん。
あ、でも頭は・・・」





アンジ「大丈夫。
ずっと私がそばにいるよ」





レン「アンジ・・・・
もちろん、こちらこそだよ!」





レンの母「レン! まさか・・・
よかった!!! ホントに・・・」





まさかの一度離れた恋が
再開するなんて
思ってもなかったよ!







・*。・ HAPPY End ・。*・

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