相合傘をする相手。

CAST池端 杏慈池端 杏慈

作者:りあちゃ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.04.11

私、池端あんじ!





オシャレと
恋愛ドラマみるのと
ダンスを踊るのが大好き!







★☆★ 学校 ☆★☆





先生「今日は
転校生がいます」





ゆら「近藤ゆらです!」





どんな子かな?
話してみよ。





あんじ「ゆらちゃん!
はじめまして!
あんじって言います!」





ゆら「よろしくね!
急で悪いけど、
今日私の家来てくれない?」





あんじ「え? 早速?」





ゆら「ママが友達出来たら
今日連れてきてね~!
って、言ってて。
多分私が馴染めるか
心配してくれてると
思うんだけどね・・・」





あんじ「いいよ!
今日予定ないし!
あとタメロね!」





ゆら「うん!」













★☆★ ゆらの家 ☆★☆





あんじ「おじゃましまーす」





れん「ゆら
もう友達出来たの?」





ゆら「ちょっと、
お兄ちゃんどいてよ!
友達来てるんだから!」





れん「ごめんごめん!
あっ、俺れんって言います!
ゆらのことお願いします」





あんじ「はいぃ???」





ゆら「あんじ、どした?」





あんじ「ゆらのお兄ちゃんって
俳優?」





れん「一応、俳優だけど・・・」





ゆら「あっ、あんじ
知ってたんだ~!
お兄ちゃんが俳優って、」





あんじ「テレビとか
結構出てるから・・・」





ゆら「あぁぁぁぁ!」





あんじ「なっ何!?」





ゆら「妹のお迎え忘れてた!
お兄ちゃんだと妹泣くから
私、行かないと!」





れん「お兄ちゃんだと泣くって
余計な言葉です・・・」





ゆら「お兄ちゃん、
あんじとしばらく居て。
あんじ、ごめん。
すぐ帰ってくるね~!」





あんじ「ちょっ!? ゆら・・・」





バタン





あんじ「行っちゃった・・・」





れん「ごめんな・・・」





あんじ「いや!
全然大丈夫です!
ゆらのお兄さんは
今日お仕事ないんですか?」





れん「まだ引越しの準備
終わってないから
休みもらった」





あんじ「そうですか・・・」





チ───(´-ω-`)───ン





話すことがない・・・





なんか面白いこと・・・





あんじ「腕相撲しましょ!」





ヤバ・・・
初対面の人に腕相撲って・・・





れん「いいよ」





意外にイケた!?





あんじ、れん「スタート」











★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





あんじ「勝った! ウェーイ!」





やった(*^^*)





れん「あと1回!」





そうして意外に
ゆらのお兄さんとは
話が合うし、
結構一緒にいて楽しかった!





れん「遅いな・・・ゆら」





あんじ「そうですね・・・」





れん「ちょっと
見に行ってくるわ」





あんじ「私も行きます!」





友達の家で
1人でいるのなんか
悪いし、行こう!













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





れん「あっ、雨降ってる」





あんじ「ですね」





れん「ゆら、
傘持っていってないわ」





あんじ「だから遅いのかも!」





2人でゆらを探すと、
公園の遊具のトンネルの中に
ゆらが居た。





あんじ「ゆら!」





ゆら「あんじー!
ありがとう!」





私がゆらとゆらの妹を
傘の中に入れると・・・





かほ「れんー/////
傘ないからぁ、
傘の中い・れ・て/////」





れん「いいけど」





あの女の子、
さっきユラのお兄さん
見つけたから、
傘を木の裏に置いて
傘がないフリしてる。





多分ゆらの
お兄ちゃんのことが
好きなんだと思うけど、
あんま良くないな・・・





すると、
その女の子が私を睨んだ。





そして口パクで
「き・え・ろ」
といった。





さっき2人で
探してるのを
見ていたのだろう。





ゆら「あんじ、どうした?」





あんじ「別に! なんでもない」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





ゆらのお兄ちゃんのこと
好きなのかも・・・





腕相撲した時の
手の温かさが
今も忘れられない・・・













・*。・ 3日後 ・。*・





ゆら「今日も
うち来ない?」





あんじ「行くいく!」





ゆらのお兄ちゃんに
会えるかも・・・













★☆★ ゆらの家 ☆★☆





れん「あっ、あんじさん、」





あんじ「ゆらのお兄ちゃん。
おじゃまします」





れん「ゆらー
明日から仕事だから
東京行くねー」





ゆら「は~い」





ゆらのお兄ちゃんと
もう会えないんだ。





れん「ゆら、
ちょっと外行って」





ゆら「なんで」





れん「お願い」





ゆら「うん」













★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





れん「あの、あんじさん」





あんじ「はいっ」





れん「あんじさんが好きです。
一目惚れです。
妹の友達、好きになるの
おかしいかもだけど・・・
まだ会ったばかりなので
すぐ付き合わなくてもいいです。
だからまた今度お返事ください!」





あんじ「私も好きです!
お試しで今日から
付き合います?」





私、何言ってるんだ!?





れん「そうしたいです・・・//////」





良かった・・・





次は、私とれんくんで
相合傘をしたいな・・・





end~ 。・・・

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