女の子はどこまでもかわいくなれる

CAST藤野 有紗藤野 有紗

作者:あっぷるぱい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.04.02

私は中学3年生。
そう私はとても
陰キャだ。





でも最近、
オシャレに興味を
持つようになった。





何でかって?





それは・・・
アイツをみかえして
やりたいから!





3日前、
私は告白した。





ずっと前から
好きだった人に。





朝早くから学校に来て、
彼の机の中に、





『今日の放課後、
体育館の裏に来てください』





と書いた紙を入れておいた。





前日の夜
3時間悩んで
思いついたのは
それだった。





その日の放課後、
私は告白した。





「ずっと前から
好きでした!
付き合ってください!」





すごくキンチョーして
彼の目は見れなかった。





すると、彼は言った。





「あのさ、まず君だれ?
名前書いてなかったし」





私はやってしまった、
と思った。





「あと、
付き合うことはできない。
俺、彼女いるし、
だいたい、お前みたいな
地味なやつ、
好きになるはずねーだろ」





私の恋は見事に
くだけた。





しかも、
あんなことまで
言われるなんて!





ぜったい、
カワイくなって
みかえしてやるー!





そう決意した。





そんなことがあって
今に至る。





私は頭はいい。





だから高校は、
トップクラスの
高校に行く。





もうすぐ
受験もある。





でも私はもう
高校の受験勉強は
とっくに終わってる。





かわいくなるなら
今がチャンス!





ぜったいかわいく
なるんだから!













*。・----。・----・。*





まずは髪の毛。





ボサボサで
伸ばしっぱだったから、
美容院に行って
バッサリ切ってもらった。





ついでに前髪も
薄くしてもらった。





次にお洋服。





私はいつもジャージか
オーバーオール。





何も考えなくていいから、
楽だった。





でも、アイツを
見返すために、
ガーリーな服を
買ってみた。





私にはオシャレな
姉がいるから、
コーデを
考えてもらった。





姉「アンタ、
足細いんだし、
スカートはいてみたら?」





私「むっ、むりだよー!」





姉「いいから、
いいから!」





最後はメイク。





これもお姉ちゃんに
頼んだ。





「やっと女の子らしく
なれた気がする!」





私はだんだんと
自分に自信がついてきた。





ここまでくるのに
約2ヶ月かかった。





そして
受験が終わり、
無事に入学!





今日から私は
この学校では陽キャ!





JKライフ
楽しむぞー!





(自己紹介ではかなり
目立ってたハズ!)





私は最初の方に
自己紹介をした。





先生「じゃあ
次は○○くん!
自己紹介どうぞー」





私はとても驚いた。
だって、アイツが
いるんだもん!
(アイツ←告白した人)





気付かなかった・・・
アイツって
頭よかったっけ?
さいあく・・・





でも、向こうは
気付いてないみたい。





そりゃそうよね。
前の私と今の私、
ぜんぜんちがうもん!





高校生になって2ヶ月、
私はその間、
5人くらいに告白された。





私はその5人の中の
1人と付き合った。





中学のときは、アイツが
きらいだったけど、
今は感謝してる!





だってこんなに
変われたんだもん。





今の私にはステキな
彼がいて、





かわいい自分、
これからの高校生活、





とっても楽しく
なりそうな予感♪







*end*

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