スケボーという名の出会い

CAST藤野 有紗藤野 有紗

作者:おめめ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.12.11

アリサ「ねえ~
ナツミ~
ここ教えて~」





ナツミ「仕方ないな~。
も~アリサも
2年なんだから
自分で頑張りなよ~!」





アリサ「は、はい」





明日は1年生が
入学してくる。





それまでに
課題を終わらせなければ
いけないのだ。













・*。・ 翌日(入学式中) ・。*・





ガタッ





誰かが倒れる
音がした。





嫌な予感。





ナツミの首に
ヒヤッとした
空気が走る。





音のするほうを
見てみると





ナツミ『アリサ!』





??『藤野!』













・*。・ 保健室 ・。*・





保健の先生「藤野さんは
大丈夫ですよ。
貧血気味なので。
少し様子を見ますね」





ナツミ「はぁ~よかった~!」





??「良かった!」





ナツミ「はぁ~ほんとに
ビックリした~」





私が独り言を
話していると。





??「藤野・・・
よかったな////」





耳元でそれだけ言って
どこかに行ってしまった。





誰だったんだろう。





疑問に思ったまま
次の日を迎えてしまった。













・*。・ 次の日 ・。*・





ナツミ「アリサ!
昨日は大丈夫だった?
心配したんだから!」





アリサ「ごめんごめん!
ナツミに頑張れって
言われて、
夜中まで勉強してて
テヘ」





ナツミ「テヘ!
じゃないでしょうが~!
こっちは心配したんだよ~!」





アリサ「はぁ~い。
次から気をつけま~す」





ナツミ「そういえば、
『藤野良かったな・・・』
って言ってた人がいて、
でも人で隠れて
顔が見えなかったんだけど。
声は男子っぽかったんだよな。
心当たりない?」





アリサ「心当たりは・・・・・・
な、いかな。
でも、小6のときに
告白してきた人はいるよ。
同じ中学だし。
それかナツミのことが
好きってことかもよ?」





ナツミ「私、告白されたことないよ?」





アリサ「そうか~」













・*。・ 公園 ・。*・





ガダッカッツーーー





レオン「クッソッ!」





アリサ「?? スケボーだ」





レオン「藤野! パス!」





ナツミ「あ~り~さ!
パスだって!」





アリサ「は、はい!」





ザーー





スケボーを走らせた。





レオン「サンキュー」





ナツミ「ねぇ」





「あの声
入学式で聞いた声に
似てる!」





アリサ「そうなんだ!
ねえ! 丸っち!
この前ナツミに
耳元でなんか囁いた?」





レオン「藤野!
こっち来い!」





そう手招きして
呼ばれた。





レオン「藤野!
名前、
し、下の名前で
よ、呼んでいい?/////」
(はっず)





アリサ「い、いいよ//」





レオン「ふー。アリサ!
小6のとき振られたけど。
アリサのことが好きだ!
好きだ!
大好きだ~!」





アリサ「ちょっと
声でかいよ!」





レオン「で・・・・・・
へ、返事は?」





アリサ「はい!
よろしくお願いします!」





その時。





ポツポッポツザー





アリサ「あ、雨降ってきたね。
雨宿りしよう!」





ナツミ「ねえ!
アリサ!
何話してたの?」





アリサ「あ、あの、ね
私、告白された!
あの丸っちに」





ナツミ「!!!
おめでとう!
今度デートしてきな!」





アリサ「うん!」





レオン「あ! 虹!」





空には
きれいな虹が。





ナツミ「ねぇ知ってる?
虹が出たときに
告白されると
縁起がいいんだって!」





アリサ「ね! 丸っち
こんどの日曜あいてる?
土曜にデート行こ!」





レオン「ああ!」











*end*

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