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恋と言う名の果実

CAST大月 美空大月 美空

作者:にゃお

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.06.27

これはあたしが小学3年の時だった。





・*。・ 登校中 ・。*・





みく「今日、テスト続きだよねぇ」





???「そうだけど? ・・・!(クスッ)
まさか勉強してないの?!」





みく「このあたしが、勉強すると思ってんの!?
リョウスケは、いいよね~!
勉強しなくても、いい点数&順位が
取れるんですから!!」





リョウスケ「まぁ~ね、僕はみくと違って
天才ですから・・・
まっ、100点が取れるように
30分だけ勉強したけど。
15分でも、十分だったと思うけどね」





ブチッ。





みく「あんたねぇ、人が黙ってれば
自慢ばっかしやがって!!!
絶対100点取ってやる!」





リョウスケ「・・・あの~、ひとついいですか?
テスト、今日ですけど。今からどうするの?」





みく「ど、どうにかする!」





リョウスケ「教えてやろうか?」





みく「マジで!
いい・・・あっ、でも・・・(ちらっ)」





リョウスケ「プッ、正直に言えば~、
教えて下さい、お願いしますって」





みく「うっ・・・、
(こいつに頭下げるなんて嫌だけど、
テストもマジでヤバいし・・・もういい!)
お、教えて下さい!」





リョウスケ「お願いしますは?」





みく「ほんっとむかつく。
もう、教えて下さい! お願いします!!」





リョウスケ「はいはい、分かりました。
でも・・・みくが僕に頭下げるなんてねぇ。
ニヤッ」





みく「も、もういいじゃん!」











・*。・ 学校 ・。*・





リョウスケ「これがこうで・・・
なんたらかんたら・・・・・・っと
こんぐらいしてればいいでしょ」





みく「スゲー(ドキドキ)・・・どうも」





リョウスケ「まっ、がんばって!」





みく「うっうん。(ドキドキドキドキ)
なんだろな?
まさか恋してんのかな?」













・*。・ テスト 終了 ・。*・





みく「終わったぁぁぁ!!!!!
・・・むかつくけど、かなりわかったし、
合ってる気がする」





リョウスケ「どうだった?」





みく「まあまあじゃない?
(ヤバい、完全に恋してるよ)」





リョウスケ「結果で勝負ね」





みく「いっ、いいよ。今日は、ありがとう」











・*。・ 放送室 ・。*・





みく「どうしよう」





いぶき「何が?」





いぶきは心友。





みく「あたし、リョウスケが好きみたい///」





いぶき「いいじゃん。
いつもだけど、今日もラブラブ
登校してたじゃん!
しかも、勉強まで教えてもらって!」





みく「はぁ?
ラブラブ登校なんてしてないし!」





いぶき「思い切ってコクっちゃえ!」





みく「ムリだ!」





ガチャ。





???「だれですか?
・・・みく達じゃん」





いぶき「ハルトかぁ。びっくりした」





ハルト「ねぇねぇ、さっき聞こえたんだけど、
みくの好きなやつって誰?」





みく「はっ?
まさか、盗み聞きしてたの?!
趣味悪ッ」





ハルト「なっ! 盗み聞きじゃねぇし!!
お前らがドア開けて
恋バナするから悪いんだろ?」





みく「あっ、開いてたの!?!?(///)」





ハルト「まる聞こえ。へへっ!
で、誰なの?」





いぶき「リョウスケ」





みく「いぶきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」





ハルト「マジで!
正直言ってムリだ」





みく「えっ、なんで?」





ハルト「バカなお前と、成績1位のアイツが
つりあうわけねぇじゃん。
まぁ、でもアイツ好きなやついないから、
コクるだけでも、告ってみれば?
と、明日楽しみに」





みく&いぶき「えっ? ・・・なんかヤバい」





みく「バレたら、いぶきのせいね」





いぶき「なぜそーなる」





みく「あんたがゆうからでしょ!!!!!
・・・はぁ、明日学校行けない」





いぶき「だっ、だいじょうぶだよ」













・*。・ 次の日 ・。*・





ザワザワ(もろ昨日のこと)





みく「ガラガラ(ドア開ける音)」





みんな「みくマジ!?
リョウスケのこと好きって!」





みく「(やっぱり)
さぁ、どぉだろうね! ハハッ・・・
ハルト、ちょっといい?」





ハルト「怒ってる?」





みく「リョウスケに言った?」





ハルト「えっ?
あっ、言ってないけど・・・」





みく「ホント! 言わないで!
アイツだけには」





ハルト「いいよ」





みく「ありがと・・・」





ハルト「みくは言わないの? 自分気もち。
オレだったら、言うぞ」





みく「アハハハハッ!
あたしが言った時点で、フラレるのが
オチだし、友達関係もなくなる。
しかも、登校班同じで、班員は
あたしとリョウスケだけだよ?
フラれたら気まずくて一緒に行けないって。
特に帰りは」





ハルト「なんで?」





みく「知らないの?」





ハルト「なにを?」





みく「知らないんだ。あたしさ、帰りは
リョウスケのお母さんに送ってもらってんだよ。
告って振られたヤツがいきなり告られて
振った自分の親に送ってもらってるんだよ。
あたしはいいとして、リョウスケが
気まずすぎでしょ」





ハルト「それもそうだな
でも、後悔しても知らねぇぞ。じゃ」





ハルトは行ってしまった。





あたしは、このハルトの言葉を
現実として受け止めるハメになる。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





あたしは、告らず、中学に入学した。





みく「あたしはA組か。
あっ、いぶき! いぶきは?」





いぶき「あたしA組! みくは?」





みく「一緒!!」





いぶき「やった~!!
・・・で、アイツは?」





みく「他クラ↓↓」





いぶき「あちゃー、それはまたご愁傷様」





みく「いいもん、帰りは一緒だから」





いぶき「そう上手くいくかね」





いぶきの言葉は、その通りだった。





リョウスケは部活で、見事に帰る時間は
バラバラ。





委員会も違った。





さらに、あたしにとって
最悪の事件が襲う。













・*。・ ある日 ・。*・





クラスの女子A「ねぇねぇ知ってる?」





クラスの女子B「なになに?」





クラスの女子A「成績優秀の
美男美女カップル誕生のうわさ」





クラスの女子B「あっ、もちろん! ・・・」





やな予感が・・・













・*。・ 帰り道 ・。*・





いぶき「みくも知ってるよねぇ?」





みく「成績優秀の美男美女カップルまでは
知ってるけど・・・」





いぶき「教えていいのかなぁ?
聞いてショック受けないって言える?
みく、落ちこみひどいから」





みく「うん。だいじょうぶ」





いぶき「美男の方、リョウスケだよ・・・」





みく「やっぱり。相手は?」





いぶき「B組のゆうりちゃん」





みく「あっ、あの子。
アハハ、そ、そっかぁ。ムリだね。
いいんじゃない、びじ・・・グスン」





いぶき「みく・・・」





みく「あっ、泣いてないから心配しないで。
先帰るね。ダッ・・・」













・*。・ 公園 ・。*・





みく「うっ・・・うわぁぁぁん・・・うっう・・・
さすがにあれ聞いたら、ショック受けちゃうよ・・・」





???「何泣いてんの?」





みく「ハルト・・・な、泣いてないよ。
アハッ」





ハルト「みくって、うそつくとき
うそ笑いするよな」





みく「はっ? 別に」





ハルト「・・・聞いたんだ、うわさ」





みく「うん。いぶきから、今すべて」





・・・・・・・・・





みく「で、でも、よかったよ」





ハルト「何が?」





みく「告らなくて。告って振られてたら、
今よりショックだったと思うし。
・・・うん。よかったよ」





ガバッ





みく「えっ、ちょっ、ちょっと!」





ハルト「お前は、本当によかったと思ってんのか?
本当に後悔してないか?
・・・よかったと思ってねぇだろ?
後悔してるだろ? もう、我慢するなよ」





みく「うっ・・・こ、後悔してるよ。
よかっただなんて1回も思ったことない。
うっ・・・う、だけど、そう思わないと
やりきれないんだよっ!」





ハルト「えっ?」





みく「本当に後悔してる。
あんたにまで言われたのに
行動せずに、こんなに後悔してる。
だから、余計気もちが抑えられなくなるんだよ。
でも、どこで泣いてもみんなが心配する」





ハルト「・・・じゃあ、今思う存分泣けよ。
ここで」





みく「えっ? ムリだよ。洋服とかよごれ・・・
ハルト「もういいから。服とかもう!
みくのうそつき笑いとか、カラ元気とか
見るのやなんだよ!」





みく「うっ・・・うわぁぁぁぁぁんえぇぇぇ
ぇぇぇぇん・・・ひっく・・・ズズン」





ハルト「もう、だいじょうぶか?」





みく「うん。大泣きしたらすっきりした」





ハルト「あんだけ泣けば、そりゃ
すっきりするだろ。・・・耳痛い」





みく「えっ、ちょっだいじょうぶ?
どの辺がいた・・・んッ」





今キスされてるよね・・・?
でも、安心する・・・





ハルト「いきなりごめん。
でも、小学の時から好きだった」





みく「・・・あたしは・・・
『好きだった。』じゃない。
・・・好き!」





ハルト「・・・!
マジで! やった~!!!!!」





みく「ハルトっ!」





ハルト「!!!!!」





みく「エヘッ」





あたしの長年想い続けた恋は
実らなかった。





けど、どん底にいたあたしを
周りで支えてくれた人が
幸せなところに救い上げてくれた。





この幸せは、実らなかった恋という果実がくれた、
新たな恋の果実の種であった。







*Happy end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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