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梅雨が明けたら

CAST青山姫乃青山姫乃

作者:ゆきぽん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.06.06

こんにちは!
私は、青山ヒメノ!
高校1年生!





「ヒメノー! おはよ!」





この子は、国本ひまり。
私の大親友。





同じ部活で
同じクラスなの。





「青山! おはよ!」





この人は、北島岬。





私の幼なじみ。





席も隣。





そして、
私の好きな人。





なぜか、岬には
冷たくしてしまう。





好きなのに。





あいさつされても
無視することはよくある。















・*。・ 授業中 ・。*・





ひまだった私は、外を見て、
なにげなく岬に話しかけた。





ヒメノ「最近、雨ばっかりだよね、、、」





岬「だな・・・
梅雨が終わったら、、、」





ヒメノ「梅雨が終わったら、何??」





岬「いや、何もない」





ヒメノ「??」





何だったんだろう、。















・*。・ 放課後 ・。*・





ひまり「ヒメノ! 部活行こー!」





ヒメノ「うん!」





私たちは、女子バスケ部。





隣のコートでは、男子バスケ部が
練習をしている。





岬は、バスケ部。





ついつい見てしまう。





岬と目が合う。





恥ずかしくて目をそらす。





最近は、こんなことばかりだ。















・*。・ 部活後 ・。*・







「みんな、ばいばーい!
また明日!」





まだ雨が降っている。





「あ、傘忘れた」





独り言のつもりで
つぶやいた。





「なら、入れよ」





聞き覚えのある声。





岬だ。





「あ、ありがと」





無言の帰り道。





岬の距離が近い。





顔が赤くなってくる。





無言のまま歩き、
家に着いた。





「ばいばい、また明日」





最後にそれだけ
言葉を交わした。















*・*・・・*・・・*・*





それから忙しく過ごしていると、
あっという間に梅雨が明けた。





私はふと、岬が言った言葉を
思い出した。





『梅雨が明けたら』、
・・・なんなんだろう。





放課後、私は岬に聞いた。





ヒメノ「ねえ、岬。
前に言ってた『梅雨が明けたら』
って、なに?」





岬「好きだ」





突然の告白。





岬「梅雨が明けたら
告白しようと思ってた」





ヒメノ「私も好き・・・」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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