久しぶりの再会=恋の予感

CAST青山姫乃青山姫乃

作者:かるぼなーら

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.04.20

ある日のこと・・・





ソノマ「ヒメノ~~!」





ヒメノ「ソノマ!
おっは~!
どうしたの?」





ソノマ「どうしたの?
じゃないよぉ~!
明日から夏休みだよ~!」





ヒメノ「ふーん・・・
って、もう夏休み?!」





ソノマ「そうだよ!
あの鬼のような時期が
来たんだよ!
なんといっても宿題が・・・」





ヒメノ「私は最初の1週間で
終わらせるタイプだから
別になんともないけど」





ソノマ「え?! はやくない?!
私は、夏休み最終日に
やるんだけど(笑)」





ヒメノ「ガンバ~~」





ソノマ「え~~!
一緒に宿題やろーよ!」





ヒメノ「また連絡するよ」





ソノマ「待ってまーす!」













・*。・ 夏休み初日 ・。*・





私は、青山ヒメノ。
中2です。





みんなからはガリ勉と
呼ばれるほどの
頭良い女子です。





ヒメノ「はぁ・・・
とは言っても、
この宿題の量はなに?
こんなのを中2に任せるわけ?
めんどくさい・・・」





そう、今私はこの大量の宿題に
とりかかるところです。





ピンポーン





ヒメノ「ん? だれだろ?」





ガチャ





アンナ、ハルト「ひさしぶりー!」





ヒメノ「え!
アンナにハルトじゃん!
久しぶり!
何年ぶりかな?」





アンナ「2年ぶりじゃない?」





ハルト「相変わらず
かわってないな~ヒメノは」





ヒメノ「もー! やめてよ~~!」





アンナ「小学校ぶりだよね~」





ヒメノ「ていうか2人とも
すごくスタイル良くなってる!
素敵~」





ハルト「ほんと?!
ヒメノってなんでも
褒めてくれるから最高!」





アンナ「というわけで!
今回はこの3人でちょっと
お出かけしたいんだよね~?」





ハルト「そうそう!
久しぶりにヒメノに
会いたくなってさ~」





ヒメノ「そうだったんだ。
ちなみにどこに行くの?」





ハルト「それは秘密でーす!
後でのお楽しみ!」





ヒメノ「えー! 気になる~!」





アンナ「だからヒメノも
出かける準備してね!
待ってる!」





ヒメノ「あ、うん! 分かった!
ちょっと待っててね」





アンナ「ていうか、なんで
ヒメノに場所教えなかったの?」





ハルト「別にいいじゃん。
驚かせたいからさ」





アンナ「はぁ・・・もう
約束守ってくれないなんていいよ。
2人で行こ」





ハルト「ちょっと・・・
そんなんで怒ったら
かわいい顔が台無しだよ?」





アンナ「ふふっ。それならよし。
ヒメノも誘おう」





ヒメノ「え・・・・」





私は2人の話し声が
聞こえたので
ドアの小さい窓から
覗いていたら
ハルトがかわいいって・・・・
なんで?





もしかして
付き合ってるとか?





ガチャ





アンナ「あれ?
ずいぶんと遅かったね?
準備にそんなに時間かかるかな、普通」





ハルト「アンナ・・・」





アンナ「こんなに
私達を待たせてて
気分良くなると思う?」





ヒメノ「いや、その・・・実は・・」





アンナ「もういい。ハルト、
2人で行こ」





ハルト「・・・ごめんヒメノ。行くね」





ヒメノ「・・・・・」





嘘・・・・私のせい?
久しぶりにあってこれ?





アンナを
怒らせちゃったかな・・・





ヒメノ「謝りに行こ・・・・」













・*。・ その頃 ・。*・





ハルト「アンナ・・・
あれは言いすぎだって・・・・
久しぶりに会ってあの態度は
ヒメノに悪すぎだろ?」





アンナ「いいのいいの。
あれぐらいいえば大丈夫!
2人で行けるから楽しみ!」





ハルト「・・・・」





たったったっ・・・





アンナ「やだ。もしかして
追いかけられてる?
逃げよ、ハルト」





ハルト「いやだよ」





アンナ「なんで?」





ヒメノ「アンナ! ハルト!
はぁはぁ・・」





アンナ「・・・・何? いまさら」





ヒメノ「さっきは
本当にごめんね・・・
実は2人の話、
盗み聞きしてたの・・・
本当にごめん・・・」





アンナ「は?」





ヒメノ「本当にごめんなさい!
盗み聞きは本当は
したくなかったけど、つい・・」





アンナ「盗み聞きなんて・・・
ヒメノがそんなことするなんて
許せない!」





ヒメノ「きゃっ!」





ガシッ





ハルト「ヒメノに
なにするつもり?」





アンナ「ちょっと!
離してよ!」





ハルト「やだよ。
ヒメノが怖がってるだろ?」





ヒメノ「ありがとう・・・」





ハルト「それに俺
ヒメノのこと好きだし」





ヒメノ「え?」





アンナ「ちょっと!
彼女は私でしょ?!」





ハルト「今考えると
さっきのアンナみて
幻滅したよ・・・
普段は明るくて元気な
アンナなのに」





アンナ「嘘・・・・」





ハルト「それなら俺は
ヒメノがいい」





ヒメノ「っ・・・・
私もハルトのことが
好きでした・・っ」





アンナ「はぁ・・・やられたわ」





ヒメノ「え」





アンナ「私もハルトのことが好きなの。
でも今日久しぶりに会って
あの態度は自分でも
とりたくなかった。
どうしてもハルトの彼女になりたくて
あんなこと言ってしまったの・・・
ごめんなさい!」





ヒメノ「もーー
これからは一切そんなことせずに
みんなと仲良く! ね?」





ハルト「それが大切だな」





アンナ「本当にごめんね、ヒメノ」





ヒメノ「ううん。
自分も盗み聞きして
本当に悪かった。
私なんか最低だよね」





ハルト「そんなことないよ」





ヒメノ「え?」





ハルト「ヒメノ昔から
みんなと仲良くしてて
明るい子だったから
今でもそんな悪いことするような
ヒメノだと思ってないよ」





ヒメノ「ハルト・・・」





ハルト「俺の彼女に
なってくれますか?」





ヒメノ「もちろん!
ずっと一緒だよ?」





ハルト「ふっ、やっといったな?」





ヒメノ「やっと、ってなによ(笑)」





アンナ「よーし!
私も新しい彼氏作るぞ~~!」





ハルト「ガンバ~」





アンナ「ハルトに応援されたら
期待しちゃうの~?」





ヒメノ、ハルト「笑」







・*。・ Happy End ・。*・

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