ずっと一緒

CAST吉岡 優奈吉岡 優奈

作者:えねごん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.11.23

・*。・ prologue ・。*・





あなたの声が
きこえた。





顔をみなくても
わかる。





安心するんだ。





キミが
隣にいると。









* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





みなさん
こんにちは。





今日から
ニコラ中学に通う、
吉岡ユナです!





わ!
桜がきれい・・・





立ち止まったとき、
後ろから声がきこえた。





この声は確か・・・





私になにかが衝突して、
記憶が途切れた。















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





やっほーー!
私、吉岡ユナ。





今日から
新潮高校に通う、
高校2年!





今は10月だから、
転校生ってかんじかな。





友達できるかなぁ・・・





ん?





なんで転校して
きたかって?





えーと、ママが
言ってたんだけど、





前まで住んでいたニコラ町で、
私が自転車と衝突して
こわくなったママが、





「ひっこそう」って、
パパに言ったからなんだって!





そのときの記憶は
ないんだけどね笑















・*。・ 学校 ・。*・





先生「ちょっとここで、
転校生!!!!!」





生徒「えっ! マジ?」





「だれだれ」





「イケメンがいい!」





生徒の声が、ドアごしに
きこえてくる。





すみません。
イケメンじゃあないです・・・





ユナ「失礼します」





ユナ「ニコラ町から来た、
吉岡ユナです。
よろしくおねがいします」





生徒「かーわーえーーー」





先生「じゃあ、んー。
犬飼くんの隣ね」





ユナ「あ、はい」





タイヨウ「よろしくっ」





ユナ「こちらこそ」





それから、私は
親友の榎本ルミもできて、
楽しい生活を送っていた。





み「この高校ね、
ニコラ町からきてるやつも
いるんだよ」





ユナ「へー」





ニコラ町。
まえにいた町。





何にも覚えてないから、
親近感なんてわかない・・・





タイヨウ「吉岡!
一緒に帰ろ!」





ユナ「おっけ。
ちょっとまってて」





席が隣の犬飼くんも
たくさん話しかけてくれるし、
とても仲良くなった。















・*。・ タイヨウside ・。*・





俺、犬飼タイヨウ。





ニコラ町に
住んでいる。





ユナの幼馴染だった。





吉岡が記憶をなくしたのも、





俺が自転車で
衝突してしまったから。





ユナが新潮に
引っ越したって
きいたから、





中3の時に志望校を
新潮高校にした。





ユナがいるかも、
もしかしたら、
覚えてくれてるかもって
思ったから。





そう、俺は、ユナが
好きだったんだ。





今も。





俺との思い出がなくても。





ユナは、遅れて高校にきた。





入院していたからだ。





運命的に席が隣になり、
タイヨウじゃなく、
犬飼くんとして
仲良くしている。





ちょっとでも
隣にいたくて、
一緒に帰っている。





タイヨウ「吉岡、今日
告白されてただろ?」





ユナ「え~! 見たの??」





タイヨウ「見えたんだよ!笑」





こんな明るいこと
言ってるけど、
心がずきずきいたむ。





俺のユナをとるな!
って、言ってるように。





ユナ「ん~。
あれは、断った!」





タイヨウ「え? なんで」





ユナ「わっかんない笑」





タイヨウ「うわ~。
あの子かわいそ~」





ユナ「・・・すみません」





タイヨウ「爆笑」





ユナ「なによ!
人が反省してたのに」





タイヨウ「はいはい」





聞こえてないよな、
さっき心から
ホッって聞こえてきたぞ。





タイヨウ「俺、ニコラ町に
すんでんだ」





ユナ「へ~。
前すんでたとこ!」





タイヨウ「そうなんだ!」





ユナ「あ。家ここ!」





タイヨウ「じゃ、また」





ユナ「うん」





ニコラ町っていっても
なんも思わないんだ・・・















・*。・ ユナ ・。*・





犬飼くんは、ニコラ町に
すんでたらしい。





もしかして、
同級生だったのかな・・・





いやいやいや。





それだったら
そうと言ってるはずだし!!





え。





今なんでうれしいって
思ったの??















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ルミ「おっはよ」





ユナ「あ、おはよ」





ユナ「ね。ちょっと
相談なんだけど、」





私は、犬飼くんのことを
話してみた。





ニコラ町のこととか・・・





ルミ「それって恋じゃね?笑」





ユナ「!!」





ルミ「それより、
同級生かどうかだよねっ!!
今日の放課後、聞いたら?」





ユナ「そーだね」















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





「放課後、屋上にきてね」





と犬飼君にいって、
待ってる最中。





おっそいな。





?「だーれだっ?」





ん。
この声知ってる。





ユナ「タイヨウ・・・」





タイヨウ「え! いま
なんていった?」





ユナ「タイヨウ・・・」





タイヨウ「うん」





ユナ「タイヨウ。
記憶をなくす前の
友達の名前・・・!
ごめん」





ユナ「私、なに言ってんだ」





タイヨウ「それ、おれ」





ユナ「え」





タイヨウ「俺、中学の同級生、
吉岡の幼馴染。
吉岡に自転車で衝突して、
記憶をなくさせてしまったのも」





ユナ「えっ!」





タイヨウ「ほんとごめん!」





ユナ「もぅいーよ!
今の生活好きだし」





タイヨウ「それと、、、
ずっと前から好きだった。
付き合ってください」





ユナ「/// うん」















* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





桜の木に
雪がつもってきた。





もう忘れない。





ずっと一緒。







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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