この恋の結末は?

CAST吉岡 優奈吉岡 優奈

作者:KABOっこりー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.03.04

はーやっぱり
ゆらちゃん可愛いー
天使!





あ、はじめまして。
吉岡ゆな、
ニコラ中学校の
1年です。





さっき私が可愛いと
言っていたのは
近藤ゆらちゃん、





うちのクラスの
天使です。





そしてこれは
誰にも言えないんだけど、、、





私、ゆらちゃんのことが
好きなの。





友達としてではなく、
恋愛対象。





いわゆる
レズビアンってやつだ。





でも、ゆらちゃんは
The ガーリーって
感じだし、





私もどちらかと
言えばガーリーだ。





でも、最近カジュアルや
メンズが気になっている。





だって、ガーリーと
ガーリーがくっついたら
なんか変な感じが
するでしょ?





それなら私が
かっこいい感じに
なった方が
いいのかなーって。





れいな「おーい、ゆな?
どうしたの、
ぼーっとしちゃって」





ゆな「あ、ごめん」





今、話したのは
吉本れいな。





名前順のときに近くて
話すようになったんだ。





それ以降、一緒に
いるようになって、
今では新友の中では
1番の友達なんだ!





でも、、、
そんなれいなにも
レズビアンのことは
言えてないんだ。





1回言おうと
思ったこともあるけど、
結局言えなかった。





その時。





???「おはよー」





ゆな「おは、、え?」





えーと、え?





ゆな「ここは、
どうしたの、、、?」





ここは「ここじゃ
ちょっとなんだから、
あっち行こっか」





ここはは
小学校の時からの
大の仲良し。





オシャレさんで
古着とカジュアルが
好きなの。





で、スカートが
好きじゃなくて
いつもスラックスを
はいていたんだけど、、、





今、私の前にいる
ここはは
スカートをはいてる!?





ここは「ふふっ。
私がスカートはいてるから
驚いてるんでしょ?」





ゆな「え―」





ここは「で、今は
私の喋り方に
驚いてるのね?」





ここは、今まで
自分のことを
うちって言ってたし、
ふふっなんて
笑ったこともない、はず。





ほんとに急に
どうしちゃったの、、、?





ここは「実はね私、
レズビアンなの」





ゆな「えーー!
ここはも?」





ここは「―――てことは
ゆなもなの?」





あれ、なんか
声のトーン下がった?





ゆな「実は、
私もレズビ―――」





ここは「私が好きなの、
ゆなだよ」





ゆな「え?」





ここは「小学校で
会ったときから、
ずーっとゆなが
好きなの。
でも、、、今の感じ、
ゆなもレズビアン
なんでしょ?
―――私じゃダメ?」





私だけじゃなくて、
ここはも
レズビアンだったなんて、、、





もちろん私も
ここはのことは好き、
でも―――





ゆな「ごめん、
私が好きなのは
ゆらなの」





ここは「―――そっかぁ」





ゆな「うん、ごめん」





ここは「でも、
これからも
友達でいてね?」





ゆな「もちろん!」





ここは、すごいなー。
自分を私に近づけてまで
私に告白してくれた。





すごく勇気が
いることだと思う。





だとしたら私が
今すべきなのは―――





ゆな「ここは、
私を男の子っぽくして!」





ここは「え?」





ゆな「私もゆらちゃんに
告白する!
ここは、元々
カジュアルだったでしょ?
だから、カジュアルの
極意を教えて欲しい!」





ここは「いいけど、、
ゆらちゃんが
レズビアンとは
限らないよ?」





ゆな「それでもいいよ!
ここはが今
私にしてくれたように、
私もゆらちゃんに
想いを伝えたいんだ!」





想いが伝わらなくてもいい。
ゆらちゃんに
バカにされてもいい。
私が、この気持ちを
大切にしてあげなきゃ
いけないんだ!





ここは「―――わかった。
教えてあげる!」





その日から
ここはによる
カジュアル講座が始まった。





服の着方だけでなく、
メイクの仕方、
ネイルまで教えてもらった。





そして1か月後。
今日、ゆらちゃんに
告白するんだ!





学校が終わったあと、
1回家に帰ってから
着替えて、
メイクとネイルもして
呼び出した公園に行く。





私が勝手に
好意を寄せているだけで
話したことがほとんどない。





だから、最初私に
話しかけられた
ゆらちゃんは
怪訝そうな顔をしていた。





それでも笑顔で
「いいよ」と言ってくれる
ゆらちゃん―――
やっぱり天使!!





ここは「今日、だよね。
告白するの」





ゆな「う、うん。
そう、だよ」





ここは「なーに、
緊張してんの?
今までゆなは
頑張ってきたんだから、
あとは想い
伝えるだけだって」





ここは、
私に告白した後は
また元の口調に戻ってる。





やっぱ、それだけ
私に想いを寄せてたって
ことなのかなーと
ふと思った。





ついに6限が終わって
放課後になった。





ここは「じゃあゆな。
頑張って!
応援してるからね!!」





ゆな「ありがと、ここは。
大好き!」





鏡を見て確認する。





ここはおすすめの
古着屋さんで買った
オレンジのパーカーと
ダメージデニムを合わせた。





メイクは
オレンジメイク。





ネイルもオレンジで
統一した。





アクセは
ゴールドのリングと
ネックレスを
ジャラ付け。





過去にこんな
カジュアルな服装を
したことがないから、、
自分とは思えない。





自分に喝を入れるように
「行ってきます!」と言って、
コンバースのスニーカーを
履いて外に出た。





なんの根拠もないけど、
成功とか失敗とか
関係なく
自分にとっていい結果に
なる気がした。











*END*

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