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ポケットの中で。~小さなお姫様~

CAST大月 美空大月 美空

作者:いちご

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.02.23

「ここら辺ではね、まぶしい光を浴びると
小さなお姫様になれるって噂があるんだよ」





これは、おばあちゃんが
教えてくれた話。





小さなお姫様か~。
私もなってみたいな。











*・*・・・*・・・*・*





こんにちは!
私は大月ミクです!
ニコラ学園に通う中学2年生です!





ミク「おはよう! 安藤くん」





今しゃべりかけたのはお隣で幼なじみで、
小さい頃はずっと遊んでた友達!





イルマ「・・・よっ」





今じゃこんなにクールに
なっちゃって・・・













*。・ 学校の帰り ・。*





ピロリン





「ごめーん。ミク、
お醤油買ってきてもらえる?」





ママだよ・・・
マジか。めんどい・・・





。。ポツンポツン。。





ミク「雨。。傘!!」





リュックの中から私は
折りたたみの傘を出した。





?「ねー。安藤くんってさ~。
どの高校行くとかきめてるの?」





嘘っ・・・なんで、安藤くんが
うちのクラスの山本イチカさんといるの?





みたくもないよ。こんなところ。
だって・・・だって・・・





私、小さい頃から
ずっと好きだったんだから!
安藤くんのこと。





イチカ「ね~ってばー。
なんか言ってよぉ」





もうこんな現場・・・
逃げてやる!





全力で走る。走り続ける。
息が切れるまで・・・





ミク「ハァハァハァハァッ」





私は気づいたら
安藤くんとよく来た洞窟に来ていた。





小さなお姫様の話をしてもらったのも
この洞窟だったなー。





ミク「なんで。。なんで涙が・・・
(ポロポロっ」





涙は拭っても拭っても
止まらない。





ミク「もういちど、あの頃に戻りたい。
小さい頃に戻りたいよ・・・」





強く願ったその時・・・
ピカッ・・・





まぶしい光が私にうちつけた。





ミク「えっ? 嘘っ・・・
小さくなってる。。
嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





服もミニサイズになって・・・
そこら辺に転がってる石よりも小さい。





イルマ「ミク!! どこにいるんだよ!!
走ってどこいっちまったんだよ!!」





ミク「安藤くん~!! こっち!!」





大きく。。すごく、大きく
私は手を振る。





イルマ「ミク・・・まさか、お前・・・
小さなお姫様になったんじゃないのか!?」





私をそっと手に乗せて
安藤くんは話しかけた。





ミク「うん。そうだと思う。
でもこの姿って1番最初に見た人以外に
見られちゃいけないんだよね」





そう。これもおばあちゃんが
教えてくれたこと。





ミク「って、ことなんで。。
安藤くんにお願いがあります!」





イルマ「おいまさか。。。」





ミク「私を安藤くんの部屋に
住ませてください!!」





オネダリの顔をする。





そんな私をみて
心を許してくれた安藤くんは・・・





イルマ「まー。しょうがねーな!
まず、ここは入れ」





安藤くんは自分の制服の胸ポケットに
私を入れてくれた。





ミク「なんか、ここ落ち着く」





ポケットから見える景色。
安藤くんのぬくもり。





すべてがサイコーだわっ!!













*。・ 家 ・。*





イルマ「まず、言っておく。
勝手にいろんな物さわんな」





ミク「分かってるって!」





こうして始まった、
私と安藤くんの秘密の同居生活。





いろいろワケありだけど
結構楽しい。





小さい頃以来だな。
安藤くんの優しさにふれたの。





「大丈夫?」とか
「俺が守ってやるから」とか・・・





一応、私、安藤くんのこと
幼なじみ以上のものだと思ってますよっ!?





イルマ「お前の両親には、ちゃんとお前の無事と
何してるか教えといたから。
作り話考えるの大変だったんだからなっ!」





ミク「ありがと! 感謝します!」













*・*・・・*・・・*・*





私はさ。安藤くんに
ずっと甘えてていいのかな。





私だってたまには
大きくなりたいって
思うこともあるよ。





でも、その分。
今のままでいいんじゃないって
なる時もあるし。





好きっていう気持ちが
邪魔してるかも。。





あと、おばあちゃんが言ってて
今すっごく大事なこと思い出した。





それはね、小さなお姫様が
好きな男の子に告白して
返事がOKだったら、





2人は永遠に結ばれ
お姫様は元の姿に戻るんだって!!





よしっ! 試すぞっ!













*。・ 次の日 ・。*





私は小さくなって
2ヶ月がたった。





ミク「あのね。
今日は安藤くんに
大事な話があるんだ」





イルマ「うん。なに?」





ミク「私・・・安藤くんのことが好き!!
大好きでした!」





イルマ「えっ。。」





ミク「小さなお姫様が
好きな男の子に告白して・・・」





イルマ「OKだったら
2人は永遠に結ばれ、
お姫様は元の姿に戻るって
やつでしょ?」





真剣な目で安藤くんは
私の目を見てくれる。





ミク「そう! 本気だから。
小さい頃からずっと・・・
ずっと好きだったよ。
付き合ってください!」





イルマ「/////
マジで照れるんだけど。。
俺もお前のこと大好きだったよ。
答えはOKに決まってんだろ!」





安藤くんは人差し指で
私の頭をポンポンとしてくれた。





ミク「んぅ・・・」





なんか、体が・・・体・・・・・・





ンッパァっっ!





ミク「やった!!
元の姿にもどった!!」





イルマ「ミク!」





ギュッ・・・





安藤くんが抱きしめてくれたとき、
ポケットの中のぬくもりとはまた別の
ぬくもりを感じた気がする。





チュッ・・・





「「大好きっ!!」」





パッと明るい笑顔が安藤くんの顔に咲き、
私も笑顔になった。





ポケットからあふれだした愛は
私と安藤くんを繋いでくれました。







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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