金曜日の塾 ~先生と喋れる90分間~

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:吹雪

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.08.26

私が恋した人は
塾の先生でした。

———-





はじめまして!
中学2年生の
若林真帆です!





私は、ニコラ塾という
塾に通ってます!





ニコラ塾は
個別指導塾で、
1人の先生に
3~4人の生徒がいて
勉強していきます。





私はニコラ塾が
大好きです。





楽しくて
毎日来たいぐらい
大好きです!





たまにドキドキする時も
あります。





塾である小テスト?





それも違う意味
ドキドキするけど・・・





私は特に金曜日に
ドキドキしてます。





その理由は・・・





?「若林さん、
今日も元気だね~!」





マ「うん!
今日も元気!」





この人は
渡江純也先生。





ニコラ塾で
アルバイトをしている
大学3年らしいです。





ジ「今日も数学だね~」





マ「えー、
嫌だなぁ・・・」





ジ「って言っておきながら
頑張ってるじゃん笑」





マ「それもそうだね~」





先生の好きなところは
笑顔。





先生の笑顔を見ると
ドキドキするし
こっちも笑顔になる。





いつも私服が
ありのままでいてくれて・・・





私に裏表なく
接してくれる。





やっぱ好きだなぁ。













*。・ 次の週の月曜日 ・。*





?「おはよう!
真帆!」





マ「あ! 花南!」





この子は小林花南。
同じクラスで、
1番の親友です!





花南は学校一の美少女で
自慢の親友です!





カ「どうしたの?
なんか元気ないね?」





マ「渡江先生
カッコイイなぁ~」





カ「また?
そろそろ現実みなよ」





マ「????」





カ「だってさぁ、
先生と生徒みたいな
ものでしょ?」





マ「まぁねぇ・・・」





カ「そんなのマンガと
ドラマの世界しかないよ」





マ「でも!
恋に制限なんてないよ!」





カ「まぁねぇ・・・」





先生と会えるのは
金曜日の90分間。





たったの90分だけでも
ドキドキする・・・





プライベートとかでも
喋ってみたいなぁ。













*。・ 金曜日 ・。*





渡江先生には
私以外の生徒もいる。





もちろん勉強する
ところだから
他の生徒と喋るのは
あたりまえ。





でも。





少しだけ
寂しい・・・





やきもちなのかな?













*。・ 次の週の月曜日 ・。*





カ「でね!
お兄ちゃんがね!
って聞いてる?
真帆!」





マ「・・・・・・」





カ「真帆!!!」





マ「うわっ!
ごめん、
聞いてなかった・・・」





カ「真帆大丈夫?
体調でも悪いの?」





マ「うんうん、
平気だよ」





カ「・・・・・・」





先生の気持ちが
知りたい・・・













*。・ 金曜日 ・。*





ジ「さぁー、
今日も頑張ろうか!」





マ「う、うん!
今日も頑張ろ!
数学!」





ジ「さて、どこから
やろうか真帆さん?」





マ「え?」





ジ「??????」





マ「今、真帆さんって
名前で呼んでくれた!」





ジ「あっ!
なんかごめん・・・」





マ「うれしい!
ねぇ!
これからも名前で
真帆さんって呼んでほしい!」





ジ「え、いいけど・・・」





マ「ありがとう!
純也先生!」





ジ「真帆さんも俺のこと、
名前呼びしてる笑笑」





マ「だめ?」





ジ「いいよ、
こっちも名前で
呼んでくれると
嬉しいし」





マ「じゃあ数学やろ~!
次のテスト数学で
100点とる!」





ジ「おー!
すごい目標だね!」





今日は特に楽しかった。





真帆さんって
名前呼びしてくれて
嬉しかったなぁ。













*。・ 月曜日 ・。*





マ「花南!
聞いて聞いて
あのね!」





カ「どうしたの?
なんかいつもより
何倍も元気だね」





マ「あのね!
純也先生が私のこと
真帆さんって名前で呼んで
くれたんだよ!
それで私も先生のこと
純也先生って
呼ぶことになったんだ!」





カ「おー!
名前呼びになったの!
すごい急展開じゃん!」





マ「本当にうれしくて!」





カ「そういえばさぁ
私のお兄ちゃん知ってる?」





マ「あー、
翔大郎さん?」





花南のお兄ちゃん、
翔大郎さんは
大学3年生らしい。





カ「それで、
お兄ちゃんが通ってる
ニコラ大学にね!
その、渡江純也っていう
学生がいるんだって!」





マ「!!!!」





カ「その純也っていう人が
お兄ちゃんと同じグループで
勉強してるんだって!」





マ「すごい偶然!
何の勉強してるの?」





カ「確か、
数学の先生になるための
勉強してるんだって」





数学かぁ。





先生も一生懸命
頑張ってるんだなぁ。





カ「でね!
お兄ちゃんたちが通ってる
ニコラ大学で来月
学園祭があるんだって!
それ一緒に行かない?」





マ「えっ! いいの?」





カ「いいよ!
私もお兄ちゃんの学校生活
見てみたいし」





マ「花南ありがとう~!」











*・*・* *・* *・*・*





学園祭に行く日が
近くなるにつれて
ドキドキが止まらなくて。





学園祭に行くことは
先生には内緒にしておいた。







そして学園祭前日。





~~LINE~~





マ《明日が楽しみすぎる!》





カ《それな!》





マ《ねぇ、私って
渡江先生に恋しても
いいのかな?》





カ《今?》





マ《なんか自信が
なくなってきた・・・》





カ《うーむ》





カ《でも、前真帆が
恋に制限なんてないよ!
って言ってたじゃん!》





マ《確かに・・・》





カ《自分に自信をもって
頑張っていれば
少しでもいいこと
あると思うなぁ》





マ《か、かなみ~泣》





カ《まぁ明日は
何があっても楽しも!
頑張ろ!》





マ《ありがと笑笑》





明日は何があっても
自信をもっていこ!





まぁ、先生に会えるかも
わからないのに。





こんなに悩んでても
しょうがないよね。













*。・ 学園祭当日 ・。*





マ「花南!
お待たせ~」





カ「遅いよ!
早く、もう始まってるよ!」





学園祭はとっても
楽しくて。





カフェ、お化け屋敷、
演奏会、色々あって。





時間を忘れていた。





カ「真帆!
こっちこっち!」





マ「あっ!
えっと・・・」





シ「初めてまして
花南の兄の翔大郎です。
いつも花南が
お世話になってます」





マ「あっ、
は、はじめまして!
若林真帆といいます!」





カ「お兄ちゃん!
今何してるの?」





シ「えっ今は
休憩時間だけど」





カ「えっ!
じゃあ2人で
お店とか行こ!」





シ「えっ!
じゃあ真帆ちゃんは?」





マ「私は、
別に大丈夫ですよ」





シ「えっじゃあ・・・
お言葉に甘えて」





マ「いえいえ、
ゆっくりとどうぞ」





シ「でも、1人だと
危ないかな?
・・・あっ純也だ!」





ジ「あ、翔大郎・・・」





マ、ジ「あっ!」





シ「そういえば2人とも
知り合いなんだよね」





ジ「うん」





シ「じゃあ休み時間の
90分だけ
一緒にいてあげてよ」





マ「えっ!」





ジ「別に俺はいいけど・・・
真帆さんは?」





マ「えっ、
べ、別に大丈夫です・・・」





シ「じゃあ2人90分後
ここに集合ということで」





ドキドキする。





しかも2人っきり!!!





すると、花南が
私に向かって口パクで、





(真帆! 頑張れ~!)





絶対自分
今顔真っ赤だ。





先生は
どう思ってるの?







*・*・* *・*





ジ「どこ行きたい?」





マ「えっ、あの、
お化け屋敷行きたい!」





ジ「行く思ったわ~笑笑」





マ「!!!」





ジ「大学では
純也でいいよ、
塾じゃないし」





マ「えっ、いいの!
じゃあ・・・純也」





ジ「ありがと、真帆」





なんか恋人みたいだなぁ。











*・*・* *・*





お化け屋敷入ったの
今日で2回目だけど
怖かった~。





ジ「なんか塾の真帆と
プライベートの真帆
全然違うな」





マ「それほめてるの?」





ジ「笑笑」





マ「次どうする?」





ジ「次さ、
フードコードで休憩しよ、
おごるよ」





マ「えっ、いいよ」





ジ「いいの!
こういうところでは
男が払うの」





マ「じゃあ! 私、
タピオカミルクティーがいいな!」





ジ「オッケー」







*・*・* *・*





マ「美味しいね」





ジ「うん」





マ、ジ「・・・・・・・・・・・・」





マ、ジ「あ、あのさ!」





マ、ジ「え、」





マ「あっ、先どうぞ」





ジ「あっ、あの、
真帆って
好きな人っている?」





マ「えっ、私も
純也好きな人いるって
聞こうとしてた・・・」





ジ「笑笑」





マ「私から言わせて! 私!」





ジ「まって、
俺から言わせて!」





マ「えっ」





ジ「俺、ずっと前から
真帆のことが
好きでした!」





マ「・・・・・・」





ジ「俺と付き合ってください!」





マ「私も純也のことが
好きでした」





ジ「!」





マ「こんな私でもよければ
よろしくお願いします」





ジ「あ、ありがとう!!」





マ「塾では今までどおり
純也先生って呼ぶけど、
デートとか
プライベートでは・・・」





ジ「純也って呼べよ!」





マ「大好きだよ!
純也!」





ジ「俺も大好きだよ、
真帆!」













*・*・* *・* *・*・*





次の日学校で花南に
恋人になったことを
報告したら・・・





カ「真帆~おめでと~泣」





泣きながら
お祝いしてくれて





翔大郎さんも
お祝いしてくれました。





うれしくて。













*。・ 金曜日 ・。*





マ「さぁ!
今日も数学頑張ろうか!」





ジ「やる気すごいね」





マ「先生も数学の先生
目指して
頑張らなくちゃね」





ジ「笑笑、
ありがとう」





私、先生といると
笑顔でいられるよ。





先生大好きだよ。





ジ「真帆さん、
耳かして」





マ「?」





私は耳を近づけて





先生は小声で





ジ(大好きだよ)





私も先生の耳に小声で





マ(私も大好きだよ)







*オワリ*

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