サンタたちのクリスマス

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:あいらぶ5G

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.10.11






リンリンリン





今日は12月24日
ベルの音が響いている。





私の名前は若林マホ。
生徒会長しています。





あそこにいるのは
小林カナミ。





みんな大好き
面白くて美人な
副会長です。





そこで話している3人組は
会計の安村マナと
広報の加藤サキと
書記の町田エリナ。





美脚で大人っぽい
しっかり者のマナは
めっちゃモテます。





サキのあだ名は、かとぅ。
かとぅは可愛いけど
ちょっとオタクで、
みんなの明るいムードメーカー。





エリナは優しくて
みんなをまとめてくれます。





そんな個性溢れる5人が
今年の生徒会です。





でも私たちには
秘密がある・・・
それは、、、











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*





マナ「ついに今日だね!」





かとぅ「さーて、
プレゼント配るの
頑張んなきゃ!」





エリナ「かとぅ声大きい!笑
バレちゃうよ」





かとぅ「ごめん!」





カナミ「ということで
今日は仕事早く
切り上げよう!」





マホ「りょーかい!
じゃ、解散!」





そうです。
私たちはあの
サンタさんなのです。





その時、、、





「ガラガラッ」





ドアが開いた。





マホ「まっ、丸田くん!?」





レオン「今日クリスマスイブだろ!
だからいつも頑張ってる生徒会に
差し入れ!」





みんな「わぁぁぁ!!!」





カナミ「レオンやるじゃん!
ありがと!」





エリナ「ケーキ美味しそう、!」





マナ「ねぇ、かとぅ。
今の会話
聞かれちゃってたかな」





かとぅ「え、何を?」





マナ「プレゼント配るとかの
ことだよ!」





かとぅ「大丈夫だって!
もし聞こえてても
レオンなら信用できるし!
さ、ケーキ食べよ!」





マナ「そーだね!
会長、お願いします!」





マホ「あ、うん。せーの」





みんな「いただきまーーーす!」





みんなが声をあげ、
ケーキを食べだした。





かとぅ「んー、美味しい!」





カナミ「カナミ、このケーキ
好きなんだよね」





エリナ「オンくん
ありがとう!」





マナ「レオンくんは
食べないの?」





レオン「俺は大丈夫だよ!」





マナ「ひと口あげる!」





レオン「いいの!?
ありがとう!」





マホ「ちょ、ちょっと
トイレ行ってくる!」





みんな「はーい」





マホは生徒会の部屋を
飛び出した。





マホ「なんでみんな
レオンくんとか
オンくんとかレオンとか
下の名前で呼べるの。
ひと口あげるとか、、、
私も呼びたいけど・・・
言えない。
なんだろ
このモヤモヤする気持ち・・・」





私もしかして
恋してるのかな。





モヤモヤしたままマホは
生徒会の部屋に戻った。





マホ「あれ、丸田くんは?」





みんな「もう帰っちゃったよ」





ああ、呼べなかった。





カナミ「そろそろ夜だから
行かなくちゃ」





エリナ「みんな急いで
着替えて!」





空からトナカイの
迎えが来た。





マホ「みんなのるよ」





みんな「はーい!」





私たちは寝ている子供のそばに
プレゼントを置いて
ついに最後の家に着いた。





かとぅ「せっかくだから
最後はみんなで行こうよ!」





エリナ「いいんじゃない!
ね、マホ!」





マホ「じゃあ静かにね!」





煙突からみんなで
こっそり忍び込む。





するとそこは・・・





マホ「丸田くんじゃん」





マナ「え、ほんとだ」





みんなが
小声で話し出す。





カナミ「じ、実は私
レオンのことが好きなの!」





かとぅ「えええええええええ!」





エリナ「しーっ。
起きちゃうでしょ」





かとぅ「ごめん。
でも、私もなんだ」





エリナ「嘘でしょ。ほんとに?」





かとぅ「うん」





エリナ「私はオンくんのこと
小学生の頃から
ずっと思ってるよ」





カナミ「エリナも好きなの、?」





エリナ「うん・・・ごめん、
オンくんは譲れない」





マナ「まって、私だって好き。
こんな、3人とも好きなんて
思わなかった」





マホは戸惑った。
言いづらい。





でも私は
丸田くんのことが好き。





その時、





カナミ「マホもレオンのこと
好きでしょ」





マホ「え、、、」





マナ「分かりやすすぎ!笑」





かとぅ「レオンが生徒会に来た時
やけに楽しそうだもんね!」





エリナ「私もそれ思ってた笑」





マホ「なんで分かったの?」





カナミ「仲間だから」





他の3人もニコニコして
うなずいている。





マホ「よし!
こーなったら
正々堂々と勝負だね!」





かとぅ「誰が彼女になっても
恨みっこなしだよ!」





「パッ」





電気が着いた。





マホ「丸田くん!?」





レオン「ごめん。
今の会話聞いてた」





みんなの顔が赤くなる。





レオン「俺は・・・マホが好き」





マホ「え、わ、私もです」





カナミ「マホおめでとう!!!」





マナ「さすがマホ!」





かとぅ「照れてるマホ可愛い」





エリナ「悔しいけどやっぱり
マホとオンくんは
お似合いだよ!」





マホ「ありがとう///」





レオン「いいじゃんサンタ!
みんな似合ってるよ」





みんな「ありがとう!」





カナミ「じゃ、私たちは
先に帰ります!」





マホ「え、帰っちゃうの!?」





かとぅ「あとは
2人で楽しんで!」





レオン「ありがとう!」





マホ「みんな大好きです!」







*end*

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