卒業の日に現れた人

CAST若林真帆

作者：涼

2019.03.03

今日は、３月１日。
後、１０日で卒業です。

私、若林真帆には、
好きな人が居ました。

彼の名前は、
丸田怜音。

でも、もう
怜音は、居ません。

＊。・　３ヶ月前　・。＊

先生「急な話だが、
丸田が転校することになった。
今、空港に向かっているところだ」

私（そんな・・・
嘘・・・でしょ？）

伝えたかった・・・
伝えたかった!!

卒業するまでに・・・

＊。・　１０日後　・。＊

校長「若林真帆。
卒業おめでとうございます」

（賞状を渡す）

ついに、卒業の日を
迎えてしまった・・・涙

＊。・　下校　・。＊

私「はぁ。
気持ち伝えたかったな・・・
どうして転校するんだよ？
もう、もう・・・
もう・・・
どうして、どうして、
どうして、、」

??「相変わらず、
泣き虫だなー（笑）」

私「誰？」

怜音「３ヶ月で忘れちゃった??
俺だよ。怜音!!」

私「嘘？
どうしてここに居るの？」

怜音「いやぁー。
ちょっと話があってな・・・（照）」

私「え？　何？」

怜音「軽いな（笑）
実は・・・」

怜音「ずぅーと前から
お前のことが
好きだったんだ・・・」

えっ？　嘘でしょ？
落ち着け・・・
落ち着け自分!!

私「そ、そうなんだ。
それで？」

怜音「はっ？
まだ言わせる??（照）
察しろよ」

怜音「俺と付き合ってくれ」

私「もちろん（笑）」

怜音「あっ。
それと、高校。
俺もお前と同じところに
入ることにした」

私「えっ？　今日
何回驚いたっけ（笑）」

彼に詳しく話を聞くと、
叔母の家へ転校したものの、
叔母の転勤が決まり、
また戻って来たらしいです。

これでまた彼との・・・
いや、彼氏との
楽しい学校生活が
始まりそうです///

＊ＥＮＤ＊