日焼け女子の恋

CAST若林真帆

作者：のんのん

2019.09.08

私、若林真帆です。

もうすぐ夏に入ろうと
しています。

もうすでに
焼けている私。

でも、全く気にしない。
それが若林真帆です。

どうして、焼けたか？
それは、

＊。焼けてしまう原因。＊
１　テニス部だから
２　紫外線防止してないから
３　焼けたくないと思わないから

単純でしょ？（笑）

でも、みんな私のことを
女子力低いとか言う。
なんで？

まほ「あー！　もうっ！
なんで！」

りな「朝から、どーしたの？
まほりん、」

この子は、黒坂莉那。
学年１位の女子力を持っている。

同じテニス部とは
思えないほど白い。

なんで、焼けないの？

＊。焼けない理由。＊
１　日焼け止めをぬっている
２　登校と下校中は、日傘をさしているから
３　保湿をしっかりしているから
４　部活中は、必ず帽子をかぶる

めんどくさそうだ。

まほ「りな、私女子力低いよね、
最近気にしてきて」

りな「まほりん、」

かける「りな！
おはよう！」

りな「かけるくん！
おはよ！」

りなは、朝から
モテモテだなー。

かけるくんは、
私の初恋の人なのに
絶対無理だ。

でも、りなみたいにするなんて
めんどくさそうだよ。

かなみ「まほ!!」

まほ「かなみ、」

かなみ「どーしたの？」

この子は、小林かなみ。
私の大親友。
かなみも、まあモテモテ。

まほ「私、かなみとか
りなみたいになりたい！」

れん「まほが、小林と
黒坂みたいに？（笑）」

まほ「れん！
うるさいな、」

かなみ「れん、
まほに失礼な！」

れん「ごめんごめん、
まあ頑張れよ！」

なんなん、いちいち。

＊。日焼け対策。＊
その１　日焼け止めをぬる！
その２　保湿をしっかりする
その３　出来るだけ、かげにいる
その４　日傘をさす！
かなみ「まほ！　これを頑張ろ！」

まほ「今から間に合う？
もう焼けてるのに！」

かなみ「まほ！　落ち着いて！
大丈夫だよ！
保湿をしっかりすれば！」

まほ「かなみー！
ありがとう！」

大親友でよかった。

りな「まほりん、頑張って！」

＊。・　数日後　・。＊

かなみ「まほ、調子は？」

まほ「いい感じ！
気分も上がる！」

れん「まほ、あんまり
変わってないね（笑）」

かなみ「こらー！　れん！
まほに失礼な！」

まほ「かなみ！　大丈夫！
見返してやるから！」

れん「ファイト」

かなみ「ふんっ！」

れんは、何を
言いたいのかな？

＊。・　１か月後　・。＊

かなみ「まほ！　めっちゃ
白くなってる！」

まほ「えっ？」

かなみ「保湿効果抜群だよ！」

まほ「やったー!!」

りな「まほりん！」

まほ「りな！」

りな「私、かけるくんが
好きなの！
だから、そのえっと、」

まほ「私は、かけるくんのこと
好きじゃないよ？」

りな「ほんと？
てっきりまほが好きで
頑張ってるのかと？」

まほ「ごめんごめん！」

りな「よかった！
私、告白する」

まほ「れん！」

れん「よう！
日焼け女子！」

まほ「私、れんが
好きになったの！」

れん「えー、」

まほ「えーってなによ！」

れん「俺さ、焼けてる方が
好きだった。
ヤンチャっぽい感じ」

まほ「なんでよ！」

れん「嘘だって！
今のまほも前のまほも
好きだよ！」

まほ「れん！」

れん「付き合ってください！」

まほ「もちろん！
やったー!!」

れん「俺、カッコよくない？（笑）」

まほ「うん、」

かなみ「おめでとう！　まほ！
私の好きな人と
うまくいって！
応援してよかった！」

りな「まほりん！
おめでとう！」

＊ｅｎｄ＊