幼なじみのひみつ

CAST若林真帆

作者：かほ

2020.08.29

私の名前は、まほ。
花のＪＫ生活を
楽しんでます。

けど、１つだけ心が
痛くなることがあるの・・・

それは、大好きな
幼なじみのかなが、
突然いなくなって
しまったことだ。

そんなある日の夜
夢を見た。

そう、かなの夢。

夢では、かなは遠い王国
「ニコラ王国」の王子と結婚し、
王女様になっていた。

（嘘だ！）

夢だと分かっているのに、
ホントかもと心の中で
思っている自分に
ビックリした。

って、そんなことを
考えてるうちに、
遅刻する――――。

急いで家から出て、
走っていた瞬間

（（ドンッ

いたた・・・

えっ!?

顔を上げてみると
そこは、さっきいた
場所ではなかった。

けれども、すぐに
どこか察した。

あの宮殿、この門。
夢で見た風景と
全く同じだった。

ここはニコラ王国だ。

と、その途端
仮面をかぶった
知らない男に捕まった。

え、何。

男「この国のものではないな。
処罰してやる」

私はナイフを
向けられた。

もうだめだと
思った瞬間。

？「やめなさいっ！」

男「か、かなさま」

私「え!?　かな」

かな「御免ね」

かなに案内されてきたのは、
豪邸だった。

ソファーに座り、
かなに話を聞いたところ、
やっぱりこの王国の王子と
結婚したとのことだった。

けれども、
王子はひどい男で、
かなは、早く日本に
戻りたいとのことだった。

私「だったら
逃げ出せばいいじゃん！」

かな「けれども、
警備がきつく、
抜けられないの」

？「貴方タチ
ニゲだそうとしてるの？」

私「！」

？「私の名前は結いと。
王子の弟だ。
良かったら協力しよう」

私「けどなんで
私たちに協力なんて」

ゆいと「兄とは対立している。
本当は、私が王子に
なるはずだった。
けれども兄が、
汚い手を使って、
王子になったのだ。
だから、兄によって
苦しんでる人は、
助けたいのだ」

かな「お願いします！」

ゆいと「私についてこい」

ゆいとについて行くと、
飛行機があった。

ゆいと「これは私の飛行機だ。
さぁ。早く乗って」

私たちは
飛行機に乗った。

かな・私「ありがとう御座います！」

ゆいと「気をつけてな」

眠くなりねて、
起きると、
日本に着いていた。

飛行機から降り、
家に帰ると、
みんなが、泣いて、
皆が嬉しそうだった。

＊ｅｎｄ＊