2度目の”好き”

CAST田中 南田中 南

作者:A's

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.05.22






『みなみはねぇ、
なおやのことが
1ばんだいすき!』





『ぼくもね、
みぃちゃんのことが
すごくだいすきだよ!』









*・*・・・*・・・*・*





ミナミ「はぁ、
どうやったら
あんなガキになるかなぁ」





マナ「またそれ?
もういい加減
諦めたら?」





ミナミ「やだ!
だって好きだもん・・・」





マナ「どっちなのよ笑」





私は田中ミナミ。
中学1年生です。





今は家も隣で
幼なじみのマナと
お話をしてます。





何の話かというと
はっきり言えば
私の好きな人の話。





その人はクラスが同じ
紀田ナオヤ。





じゃあナオヤの説明を。





ナオヤは私とマナと
同じ保育園に
通ってました。





その保育園では
ずっと組が同じで
いつも私、マナ、
ナオヤの3人で遊んでいたの。





私とナオヤはいつの間にか
両思いになっていて、
ずっと好き好き
言い合ってたから、
もう保育園公認
カップルだったかな。





マナはナオヤのことは
好きじゃなくて、
2人を応援してくれてたんだ。





保育園児ながらに
ラブラブ(?)な生活を
送っていたんだけど・・・





保育園の卒園式、
私とナオヤは
少しの別れとなったの。





ナオヤは学区が違うところに
住んでいて、小学校は
別々になることになっていて。





卒園式の時、
泣きじゃくっていた私に
ナオヤが





「みぃちゃんなかないで。
ちゅうがくせいになったら
またあえるよ。
それまでぼくは
ほかのおんなのこを
すきにならない!
みぃちゃんが1ばん!」





って言ってくれて。





それから6年間
待ってたんだけど・・・





なんなの!
今のナオヤは!





私のことは
「池」って呼び捨てだし、
たまに変なあだ名付けてくるし、
ずっとふざけていて
今も変なことしてるし・・・





あんなの
ナオヤじゃない!





ミナミ「あーもう!
私となおやぁー」





マナ「まあまあ、
男子は成長したら
あんなもんよ笑」





ミナミ「うぅーでもー」





マナ「でもさ、照れ隠しの
場合もあるよね」





ミナミ「まっまさかぁ」





マナ「ほら動揺してるじゃん。
保育園の時あんな
ラブラブだったんだから、
絶対今も両思いでしょ」





マナの言ったみたいに
正直両思いだったらいいなって
思ってる私もいるんだけど・・・
だけどただの片思いだったら
恥ずかしいんだよね。





はぁ、私のナオヤが・・・
完全に変わっちゃったよね。













*。・ 6限学活中 ・。*





マナ「それでは体育大会の
実行委員を決めます。
男女1人ずつ誰か
やりたい人はいませんか?」





学級委員の
マナが言った。





実行委員か・・・
面倒くさそうだし、
誰もやりたい人いないよね。





ナオヤ「俺やります」





えっ、ナオヤ珍しい。





そんなタイプじゃ
ないのにな。





マナ「じゃあ男子は
紀田さんでいいですね。
女子は誰かいますか?」





シーン。





夏休みも学校に来て、
暑い中作業をし、
さらに日焼けまでする仕事を
わざわざするような
女子はいない。





『せっかくなんだから
ミナミやりなよ』
っていう目で
マナが見てくるけど・・・





ナオヤ「俺は田中さんと
やりたいです」





ザワザワザワ。





今、私の名前
言ったよね?
なんで私なの?





マナ「田中さん、
やりますか?」





マナが『がんばれ』って
言ってくれてる気がする。





せっかくナオヤが
指名してくれたんだから・・・





ミナミ「私やります」





マナ「体育大会実行委員は
紀田さんと田中さんに
決まりました。
よろしくお願いします。
今日の終学活終了後
体育大会実行委員会があるので
2人は図書室に行ってください」





ミナミ&ナオヤ「はい」





こうして2人は
実行委員に決まった。













*。・ 終学活終了後 ・。*





ミナミ「マナ! なんで私が
実行委員なんだよー。
しかもナオヤとなんて」





そう言いながら
私はナオヤを睨んだ。





マナ「まあまあ
チャンスだと思いなよ」





ミナミ「チャンスねぇ」





私がマナと
話をしてると。





ナオヤ「池、実行委員行くぞ」





ナオヤが
私を呼んだ。





図書室くらい
1人で行けばいいのに。





マナ「ミナミ行きなよ」





ミナミ「う、うん。
マナまたね」





私はナオヤと2人で
図書室に行くことになった。





ミナミ「ナオヤさ、
なんで私と実行委員
やろうと思ったの?」





ナオヤ「久しぶりに
話すのもいいかなって。
2人で話したかったし・・・」





ミナミ「”みぃちゃん”って
呼ばないんだね。
私、あのあだ名
結構気に入ってたんだけどなぁ」





ナオヤ「もう”みぃちゃん”なんて
呼ばない。
これからは”ミナミ”って呼ぶ」





ミナミ「そ、そっか」





何言か話した後
図書室についた。





これからは”ミナミ”って
呼ばれるんだ。





久々に話してみると
結構楽しかったかも。





やっぱり私、
ナオヤのこと
好きなんだ。





それからの実行委員会はもう、
ドキドキしっぱなしでした。





ペンをとる時手が触れたり、
ぱっと横を見ると
ナオヤがいて
目が合ったり、
笑い合ったり・・・





マナの言う通り、
『両思いなのかな』って
思うんだよね・・・





そして今日は
2人で帰ることに
なりました。





ナオヤ「体育大会
楽しくなりそうだな」





ミナミ「そ、そうだね」





やばい・・・
なんかすごい緊張する。





なんでだろう・・・





ナオヤ「ミナミ、
保育園の頃から
全然変わってないな。
今も昔もずっとかわいいよ」





ミナミ「ありがとう」





ナオヤが久しぶりに
『かわいい』って
言ってくれた!
すごく嬉しい。





ナオヤ「そういえば、
卒園式の時
俺が言ったこと覚えてるか?
『中学生になるまで
他の女子を好きにならない』
っていう・・・」





ミナミ「うん。
覚えてるよ」





ナオヤ「俺、その約束
守ったんだからな!」





ミナミ「えっ、
守っててくれたの?」





ナオヤ「ああ。
俺の好きな人は
いつまでもミナミだからな」





ミナミ「うっうぇーん」





私は嬉しくて嬉しくて
泣いてしまった。





まさか今も
両思いだったなんて
思えなかったから。





ナオヤ「おい泣くなよって。
・・・ミナミ、もう一度
俺と付き合ってください」





ミナミ「はい。
私もナオヤが1番好き!」





2度目の
ナオヤからの告白。





とても嬉しくて
泣いてしまいました。





これからの生活が
また楽しみです。







*end*

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