修学旅行の時期が来た！

CAST田中南

作者：アダポダポー！

2022.06.26

やっほー！
私はみなみ！

よろしくねー。
ちなみに私、帰国子女!!!

アメリカに
行ってたんだ！

だから３年ぶりの日本！
日本よ、たっだいまー！

懐かしいなー。学校かー。
英語で自己紹介しよっかなー。
なーんて。
ってか、３年前会ってたんだｗｗ

でも多分
転校生来てるかぁー。
私の方が先輩ぶらなくちゃー！

・＊。・　学校にて　・。＊・

「おはようございます！
今日は、転校生？　というか
おかえりって子が来てます!!!
どうぞー！」

「おはようございます!!!
田中南です！
みんな覚えてる？
南だよ?!
覚えてる人てー挙げて！」

「はーい！　はーい！」

「やった！　いたー！
てことで、
帰国子女になりました！
アメリカに行ってきたよ！
ぴーす！v（｡･ω･｡）ィェィ♪
せんせー、
どこ座ればいいですかー？」

「あー、じゃあ、
内田の左となり座って」

「はーい」

（待って待って！
イケメン集団の間じゃん！
イケメンの中に
可愛いみなみが入るなんて！
最強じゃん!!!）

・＊。・　放課後　・。＊・

「みなみー、
私のこと覚えてる???」

「えー。覚えてるよー！
ルキっ！　とゆななー！
久しぶりー！」

「ねぇねぇ
ちょっと来て!!」

「うん」

「ねーねー。捕まえちゃいなよ！
あのイケメン集団！　の中の
リーダーの
う・ち・だ・れ・ん!!!」

「えー
蓮いっちゃって
いいのかなー？」

「みなみは可愛いから
いけるよ！」

「ありがとうルキ」

「そうだよ。
呼んでこようか？
さっきあそこにいたよー」

「ありがとうゆななー。
でも、今日はもう大丈夫。
またよろしくね」

「あっ！
そういえばねー。
みなみん家
引っ越しましたー！」

「えー！
行きたーい！」

「今日は遅いからまた来てね！
いつでも待ってる！ｗｗ
ってかーなんかみんな
道一緒じゃない？
みなみんちそこだよ。
ゆななんちもそこ
ルキんちもそこでしょ？」

「え？　３人並んだ!?
やったー！」

「いつでも
あそべんじゃん！」

「それより、
みなみんちの真正面、
内田んちだよ」

「えー???!!!」

「チャンス
めっちゃあるじゃん！
がんばって！」

「う、うん！
じゃあ、また明日ねー！」

「ばいばーい！」

来週は修学旅行！
でもー、私の大嫌いな
肝試しがあるよぉー。

・＊。・　学校で　・。＊・

「肝試しは２人１組なー。
じゃあ５分でペア決めて。
よぉいスタート」

「ゆななー」

「あールキっ！」

「みなみのところ行こっ」

「うん！」

「みなみぃー（・∇・）･･･」

「みなみちゃん、
俺と一緒に
肝試しやらない？」

「え？　蓮。
いいけど
なんで私？（・∇・）･･･」

「あっルキっ！
ゆななー！」

「ちょっと来て！」

「う、うん！」

「内田とやりなよ！
距離一気に
縮まるじゃん！」

「私達２人で
やっとくから
内田と距離縮めてね！」

「あ、ありがとう！」

「ごめん。
蓮遅くなって、」

「いいよ。
なんの話？」

「え？　あ、それより蓮、
先生の方にペア報告しに行こ」

「あ、うん」

「せんせーー」

「田中南と内田蓮で
ペア組みまーす」

「はいおっけー」

「せんせーい、
ルキとゆななでーす」

「はい、りょーかい」

「みなみちゃんはさ、
肝試し大丈夫系に
見えるけど、大丈夫？」

「ごめん、
肝試し大っ嫌いなの」

「あっははははｗｗ
まあ俺、結構得意だから
大丈夫」

・＊。　修学旅行の肝試しの時間　。＊・

「やだよー。肝試し」

「大丈夫だって
俺がいるから！」

「うーん」

「じゃあ
行ってらっしゃーい！」

「きゃーーーー!!!!!!
ほんとにやだよー
。。・゜・（ノД`）・゜・。」

「きゃー！
イタッ（>-<）ミ（ノ_ _）ノ=３ドテッ」

「え？
肝試しでコケてるひと
初めて見たんだけどｗｗ
｡ﾟ（ﾟஇωஇﾟ）ﾟ｡」

「ねえ、俺と付き合って。
はい、手」

「え、ありがとう、
実は私も好きだったｗｗ
ありがとう」

「じゃあ
手繋いで行こっか」

「うん！」

「ただいまー！」

「え？　なんか距離
縮まってない????」

「ルキー！　ゆななー！
私、蓮と付き合うことに
なりました！」

「えー!!
やったー!!」

「ついにー！」

「なんか、
私より喜んでない？
ありがとう！」

「だって！
帰ってきたら
絶対付き合って欲しいって
思ってたもん！」

「でも、
付き合えてよかったー！」

＊ｅｎｄ＊