モテる人は、なかなか落とせない。

CAST田中南

作者：あいなん

2022.08.29

私は簡単に言うとモテる。

今までだって
何回告白されたのか。

だけど私には
好きな人がいる。

隣の席の
犬飼タイヨウ君。

私が体調悪い時に
カイロをポイっと
投げてくれて、

授業後にもノートを
見せてもくれた。

けど、
彼女がいるのが問題。

でも私に
落とせない人はいない！

よし！

・＊。・　次の日　・。＊・

南「お腹痛い・・・ボソッ」

初めはお腹痛いからの
萌え袖で落とす作戦☆

タイヨウ「大丈夫!?
一緒に保健室行こう？」

南「うん・・・（〃艸〃）ﾑﾌｯ」

・＊。・　保健室　・。＊・

タイヨウ「大丈夫？
少し落ち着いた？」

南「うんっ！
本当にありがとう/////（⌒∇⌒）」

タイヨウ「またなんかあったら
言ってね、じゃ」

何だ。
萌え袖には
きゅんとしないのか。

私はほかにも、
ボディタッチ作戦や、
お菓子あげる作戦や、
お弁当作戦をした。

だけど、全然
振り向いてくれない！

南「もう、私言うわ！
こんな自分が
ばかみたい！」

・＊。・　次の日　・。＊・

タイヨウ「おはよう、
田中さん」

南「タイヨウ君、
私、タイヨウ君のことが好き」

タイヨウ「・・・うん、知ってた」

周りが
ざわざわしている。

だって
こんなにモテる私が
告っているんだもの。

モブＡ「でもタイヨウ
彼女いたよな？
たしか『かなみ』ってやつ・・・
けどこの学校に
そんな奴いない・・・」

タイヨウ「俺も、好き。
知ってた？
『かなみ』は、
『たなかみなみ』から
とったんだよ」

南「てことは、
付き合っても？」

タイヨウ「いいよ」

南「！（^^）！
これから『も』よろしく！」

私は、結局
モテるのでした（〃ﾉωﾉ）
てへ/////

＊ｅｎｄ＊