練乳イチゴ

CAST田中南

作者：ピコピコ太郎

2021.04.28

夏だ！　海だ！
はっちゃける季節だー！

あ、ごめんなさい！
私は田中南！

最近好きな人が
できました！

といっても、もともと
気になってた人だけど。

その人は光翔！

みんなからモテモテの
ちょいナルシストキャラ。

でもそこが好き！

そしてそして
今は夏！

それはもう
海しかないっしょ！

ということで、
今から光翔を
さそいにいくの！

もちろん２人は
無理だから、
親友のユラと、
その彼氏のルワと、
４人で行くんだけどね！

南「ねぇねぇ光翔！
夏休み空いてる？」

光「おう！
でももう少しで
女子に誘われそうだぜ！」

南「はいはい。でさ！
ユラとルワと私と光翔で、
海いかなーい？」

光「いいな、それ！
行こーぜ！」

南「よしっ！
じゃあ○日に
ここ集合で！」

光「ラジャー！」

・::・’°　○日　・::・’°

南「夏だー！」

ユ「海だー！」

南ユ「夏休みだー！」

光「元気だなぁおいｗ」

ル「だなｗ」

南「だってだって！
スッゴい楽しみだし！」

ユ「ルワと一緒だし！」

ル「なっ///」

光「うぉう？　リア充？」

ル「うっ、うるさい////」

南「いいなぁ！
もうっ！」

ユ「み、南まで！」

はぁ、！　楽しい！

ユ「じ、じゃあ私、
先行ってるから！」

南「私も行く！
ちょっと
待ってよー！」

光「俺らも行くか！」

ル「おう！」

南「きゃあ！
気持ちいい！」

ユ「ねー！
男子も来なよー！
楽しいよー！」

ル「よしっ！
１本泳ぐか！」

南「キャッッ！」

光「どうした!?　南！
って・・・南？
どこ行った？」

ユ「え？　南は？
どこ行ったの？」

光「わかんねぇ！
気づいたら
いなかった・・・」

ル「もしかして
誰かに・・・」

光「マジかよっ!?
ちょっと行ってくる！」

ル「おう！」

ユ「任せて！」

南「光翔・・・！
助けて！」

モブ「そんなんいったって
無駄だよ、
ねーちゃん」

南「・・・っ」

光「待てよ、オラ！
南をどうするつもりだ!?」

南「!?」

モブ「え？　南？
あぁ、こいつのことか！
かわいかったから
奪っといたぜ、
兄ちゃん♪」

光「させるかよっ・・・！」

モブ「っ！
覚えてろー！」

南「光翔！
ありがと・・・///」

光「いや、その、
別に助けたくて
助けたんじゃなくて、
そのー」

ユ「あ！　南！
大丈夫だった？
心配したよー！」

ル「大丈夫そーだな！
ユラのやつ、
ちょー心配してたんだぜ！」

南「そうなの？
ありがとう！」

ユ「いえいえ♪
それより光翔のやつ、
南がいなくなって
いち早く南のこと
探しに行ったんだよー！」

南「えー？
あの光翔が？
ナイナイｗ」

光「ほんと！
南、俺と付き合って」

南「え？
き、急に
どうしたの？」

光「そーだよな。
フラれるよな、
そりゃ」

南「いや！
そーゆーことじゃなくて、
私も光翔のこと
好きだから
ビックリして！」

光「っ！///」

南「だから
よろしくお願いします」

光「お、おう！」

ユ「お？
カップル誕生？」

ル「おうおう？」

光「う・・・
うるさい！」

南「あはは！
よろしくね！」

光「あぁ！」

こうして私の青春は、
練乳イチゴみたいに
甘酸っぱい思い出に
なりました！

＊ｅｎｄ＊