ミナミのアイドル日記 ~オーディション編~

CAST田中 南田中 南

作者:ゆっかーラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.12.27

やっほー!
田中ミナミです!





私はニコラブという
女性アイドルが大好き!





同年代でめちゃ
親近感があるの!





メンバーは
リーダーのカナミ、
クルミ、コハル、
セナ、ルキ、
カホの6人!





私の推しは
セナちゃん。





同い年だから
応援したくなる。





ある日ニコラブの
ファンブックを読んでいて
驚きの記事を見つけた。





ミナミ「新メンバー募集?
オーディションで!?」





この記事を見た瞬間、
お母さんの元へ駈け出した。





ミナミ「お母さんお母さん、
これ受けたい!」





お母さん「なに? ・・・
ニコラブメンバー
オーディション?」





ミナミ「お願いっ!」





お母さん「だめよ」





ミナミ「え・・・?」





お母さん「合格は1名、
特別に可愛くもスタイルも
良くないあなたが
受かるわけないでしょ、
落ちて悲しむだけ。
仮に受かっても
勉強や習い事との両立は
出来るの?
あなたにはテレビやライブで
見るだけで十分」





ミナミ「そんな・・・」





私は涙を拭きながら
自分の部屋に行った。





こうなったら・・・
内緒で受けてやる!













*。・ 学校で ・。*





シズク「ミナミ!
オーディションのこと
知ってる?」





この子はシズク。
小1の頃からずっと
一緒の親友。





ミナミ「もちろん!
受けようと思う。
お母さんに内緒で」





シズク「え!?」





私はあのことを話した。





ミナミ「だからさ、
保護者のサインのところ
シズク書いてくれる?
同じ字だとばれちゃうし。





シズク「了解!
ミナミのこと
私も応援する」





ハルカ「え、ミナミがオーデ?
受ける笑笑」





エリナ「それな!」





シズク「ハルカ、エリナ・・・」





2人はハルカとエリナ。
気に入らないことがあると
すぐバカにしてくる。





シズク「バカにしないでよ!
ミナミは思い切って
応募するんだよ!」





エリナ「どーだか。
行こ、ハルカ」





ハルカ「うん、
せいぜい頑張ってね」





ミナミ「シズクありがと」





シズク「ううん、
あの2人なんか
気にしないで!」





そして私は
書類審査を追加し、
1次審査へ進んだ。





ミナミ「いってきまーす」





おかあさん「どこに行くの?」





ミナミ「シズクと遊ぶの!」





上手くお母さんをだまし、
会場に向かった。





ミナミ「ここか・・・」





私は思い切り足を
踏み入れようとした瞬間。





ゴツン





ミナミ「あ、すいません!」





オオゾラ「いえいえこちらこそ。
キミ、ニコラブの
オーディション?」





ミナミ「はい」





オオジラ「じゃあぶつかった
お詫びとして
部屋まで案内するよ」





ミナミ「ありがとうございます!」





彼の名前は
懸樋オオゾラ君。





高校生でバイトを
してるらしい。





オオゾラ「ここだ」





ミナミ「ありがとうございます。
ここまで」





オオゾラ「がんばれよ」





この日は
歌唱審査だった。
上手くいった!





そして無事に合格し、
順調に2次も合格、
そして最終審査が
明日になった時。





・ラインで・





シズク《ミナミ、
がんばれ
応援してるよ!》





ミナミ《うん
ありがとう!》





明日、オオゾラ君
いるかな。





2次でも会えたから
また会いたい・・・





1次、2次と
会えたオオゾラ君を
私は好きになっていた。













*。・ 会場にて ・。*





オオゾラ「あ、いた。
ミナミ!」





ミナミ「オオゾラくん!」





良かった会えた。





オオゾラ「これ・・・」





オオゾラ君は
合格と書いてある
マスコットをくれた。





オオゾラ「・・・頑張れよ!」





ミナミ「うん、ありがとう!」





審査員「次、田中ミナミちゃん」





ミナミ「はい」





踊りながら歌う審査。





緊張する・・・





私はポケットに入ってる
マスコットに手を当てた。





そうすると
希望が湧いてきた。













*。・ オーディション終了後 ・。*





審査員「では合格者を発表します」





ドキドキする・・・・





審査員「田中ミナミちゃん!
合格おめでとう!」





ミナミ「え・・・」





私の目から
涙があふれた。





そして会場から出た後
オオゾラくんも
喜んでくれた。





ミナミ「オオゾラくん、
お願いがあるんだけど」





オオゾラ「なんだ?」





ミナミ「実はね、
このオーデ
親に内緒で受けたの。
そのこと伝えたいから
オオゾラくんも
一緒に来てくれない?」





オオゾラ「わかった」













*。・ ミナミの家で ・。*





ミナミ「お母さん、
ごめんなさい!!
実はニコラブの
オーディション
黙って受けてました!
受からないだろうと思って
応募したら受かっちゃって・・・」





お母さん「え・・・」





ミナミ「ダメだってことは
分かってる。
でもアイドルとして
頑張りたい!
勉強も両立するから!」





お母さん「ミナミはいつもそう。
口だけよ。
辞退しなさい」





オオゾラ「待ってください!
ミナミさんは
ニコラブの一員として
輝きたいと思っていて
すごく努力してました。
1次のとき、ミナミさんと会って・・・
その時から見違えるほど
歌もダンスもレベルアップしてて」





ミナミ「オオゾラくん・・・」





ミナミ「お母さん、
オオゾラくんの言った通り
ニコラブの一員として輝きたい!
お願いお願い!」





お母さん「わかったわ、
ミナミしっかり頑張るのよ」





ミナミ「ありがとう」





オオゾラ「ありがとうございます」





良かった・・・





私はオオゾラ君を
見送るために家を出た。





オオゾラ「ミナミ、
おれミナミのことが好きだ。
でも・・・ミナミはアイドル。
熱愛報道とかあったら
アイドルになれたのに・・・」





ミナミ「私もオオゾラ君のことが好き」





何だろ、
芸能人て難しいな。





話し合って、
今は親友という
お互いの良きパートナーの
関係になった。





今日は私の
デビューライブ。





今はステージで
6人が踊ってる。





次の曲で
センターで踊る。





曲が終わり
カナミがmcをしてる間・・・





オオゾラ「ミナミ頑張れよ」





と言い終わった瞬間、
前奏が流れた。





ミナミ「うんっ!」





私はステージへ
駈け出した。







*end*

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