メイドなんて聞いてない!

CAST林 美央子林 美央子

作者:たぴおかみるくてぃー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.31

私はミオコ。
今、とおっても大きな
お屋敷に来ています。





ことの発端は
2日前のこと。











** 2日前 **





「ミオコ、
ちょっといいか」





なんだろう。
パパがいつになく
神妙な顔つきで
私を呼ぶので、
何かあったのかと思い、
急いでパパの元へ行く。





「どうしたの?」





私の家は父子家庭で、
もう何年も
パパと2人暮らしだ。





ママは病気で
亡くなってしまった。





「実はな・・・、
ミオコが
メイドになることが
決まった!」





「へーそっか、よかったね~、
って、え? 今、なんて・・・?」





「だから、ミオコが
メイドになることが
決まった!」





「うん、ちょっと待って。
・・・・・・うん、
どういうことかな?
パパ?」





ME・I・DO
なにそれ?





パパついに仕事で疲れて
頭おかしくなっちゃった!?





「これを見てくれ、これ」





ん?





「なにこれ? 契約書?」





「そうだ。
パパの友達が、
メイドが足りなくて
困ってるらしくて。
ミオコに息子さんの
専属メイドに
なってもらおうと思って」





「はあぁぁぁぁぁ~!?」





「いやー、
良かった良かった。
これでミオコの将来も安泰だ!
はっはっは!
あ、住み込みだから。
明後日からね」





ん? 今なんて?
住み込み、
明後日からって
聞こえた気が・・・





「い、今、住み込み、
明後日からって言った・・・?」





「うん。頑張って☆」





ぱちんと
ウインクするパパ。





ねぇ、もう年齢的に
それはきついよ、
ちょっとキモイよ・・・





「す、住み込みぃー!?」













* * * *





なんてことがあって、
今、渡された住所に来た。





ピンポーン





震える手で
インターフォンを押す。





「はい、どなたでしょうか」





声が聞こえ、
必死に応答する。





「え、えっと、
今日から働かせて
いただくことになった、
林と言います」





「どうぞ、
中に入ってください」





そう聞こえて、
どこから入れば・・・と
考えていると、
ガチャンと音がして
大きな門が開き出した。





へ・・・っ!
この家、
すごすぎる・・・





緊張で震えが
止まらないまま
中に入っていくと、
男の人が。





「ミオコ様。
お待ちしておりました。
私は、執事のタスクと申します」





「タスク、さん。
よろしくおねがいします」





「では、坊っちゃんのところに
ご案内いたします」





スタすらと歩くタスクさんに
必死についていく。





すると、大きな扉の前で
止まった。





「エイト坊っちゃん。
入りますよ、
新しいメイドの方を
連れてまいりました」





「入れ」





中から声がし、
タスクさんが扉を開ける。





するとそこには、





「え、エイト、くん?」





クラスメイトの
エイトくんがいた。





エイトくんは
私の好きな人だ。





見間違い?





もしくは
メイド自体夢!?





「よろしくな、ミオコ」





「では、詳しい説明は
後にいたしますので、
ミオコ様は坊っちゃんと
少し話していてください」





「え!
わ、わかりました・・・」





どういうことなの!?





「ミオコ、俺はお前が好きだ。
だからミオコのお父さんが
父さんの知り合いだと知って、
すぐにメイドになってもらうように
お願いした。
ま、ミオコが俺を見てないのは
知ってるから、
メイドの仕事中に口説くから、
覚悟しとけよ?」





え?
エイトくんが私を好き?
く、口説く?





完全に
キャパオーバー・・・





キャパを超えた私は
いつの間にか
意識を手放していた・・・













* * * *





「・・・ん、」





「あ、ミオコ起きた。
おいタスク!
ミオコ起きたぞ!」





「ミオコ様、
おはようございます」





あれ?
ここどこ?
あ、私、メイドになって
エイトくんに告白されて・・・///





「ミオコ様、もうしばらく
お休みになられてください」





「あ、あの・・・タスクさん。
私、なんで『ミオコ様』って
呼ばれてるんでしょうか・・・」





「ミオコ様は、坊っちゃんの
大切な人でございますので」





「はぁ・・・」





もう寝る!
訳わかんない!





「タスク出てけ。
ミオコが
寝るみたいだから」





「承知いたしました」





バタン。





タスクさんが
部屋を出た音がした。





「ミオコ、
可愛いな、お前」





「っへ・・・!」





「やっぱり好きだわ・・・」





どうしよ、
言ったほうがいいのかな。
私も好きって・・・





「ミオコ?
なんか言いたいことあるの?」





「えっと、
・・・わ、私も
エイトくんが好き・・・」





い、言っちゃった・・・





「は?」





困ってるよね・・・





「俺、今、心臓止まったかも。
嬉しすぎて」





「え」





「よし。言ったな、ミオコ?
好きって言ったからな?
今からミオコは
俺の専属メイド兼彼女だからな?
いっぱい可愛がってやるから・・・/////」





なんかヤバい予感・・・///





メイドの仕事
始めたばっかりなのに
(まだ1つも仕事してないけど)
この先私、どうなっちゃうの~!







―END―

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