私の太陽

CAST松田 美優松田 美優

作者:るな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.21

「またね」





いつだって君は
私の太陽だった。







* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ミユウ「おはよう」





シャノン「おはよう。
ハアトは?」





ミユウ「まだ来てないけど。
・・・あ! ハアトきた」





ハアト「ごめん、
寝坊した」





ミユウ「いこー」





シャノン「今日から
テストだよね?」





ハアト「あんまり
勉強してねぇな」





ミユウ「うん、そうだよ。
今日は、国語と
英語だったはず」





シャノン「成績上位にいる人って
どんな勉強してんだろ?」





ミユウ「今さらかよ」





シャノン「まぁ今日は
得意科目だからいいか」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ミユウ「今日5時から
バスケだから遊べん」





シャノン「えー
それまで遊べないの?」





ミユウ「明日テストなのに
勉強しなかったら
やばいやん」





ハアト「真面目だね」





ミユウ「あんたらが
不真面目なだけだよ」





シャノン「確かに」





ミユウ「ってことで
遊べないから
また明日ね」





ハアト「バイバイ」





シャノン「勉強頑張れ」





ミユウ「お前らもな」











* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ミユウ「大事な話って何?」





お母さん「来年から
アメリカに
住むことになりました」





ミユウ「・・・」





お母さん「お父さんの
仕事の都合で
行かなきゃいけないの」





ミユウ「そう」





1番先に
思い浮かんだのは
ハアトと
シャノンだった。





家が近くて
毎日一緒に帰ってたのに
それが消えてしまうなんて。





私は頭がぐちゃぐちゃでも
勉強をして
バスケの準備をした。





ミユウ「行ってきまーす」





お母さん「気をつけてね」





しんと静かな
バスの中。





いつもは
音楽を聴くけど、
アメリカに行くことを
考えていた。





幸い幼稚園の頃
外国にいたから
英語は喋れる。





でも、そんなの
絶対にやだ。





運転手「次は
新潮小学校前です」





私は足を動かして
バスケの練習に集中した。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ミユウ「ありがとうございました」





練習が終わって
スマホを見ると





ハアトから
3本も電話が来ていた。





ミユウ「ごめん。
出られなかった。
どうした?」





ハアト「シャノンが
交通事故にあったから
すぐ病院に来て」





ミユウ「それって
どういうこ・・・」





ハアト「いいから
早く来て!」





ミユウ「分かった」





私は走って走って走って
シャノンがいる病室に
向かった。





ミユウ「シャノン!!
どうしたの!
どういうこと!」





ハアト「落ち着いて」





こんなんで
落ち着けるわけがない。





ハアト「塾の自習室に
行こうとした時
車にひかれて
救急車で運ばれた」





ミユウ「まだ生きてるの?」





ハアト「それは
分からない。
だけど恐らくもう」





もう頭の中が
ぐちゃぐちゃすぎる。





転校するまで
思い出を作ろうと
思ったのに。





ハアトとの別れも
こんな感じなのかもしれない。





大切な人を
急に失うって
こんな辛いんだ、





そう思うと涙が溢れた。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ミユウ「おはよう」





ハアト「おはよう。行こう」





ハアト「ミユウ、どうした?」





気づいたら
泣いていた。





ミユウ「今しか
言えそうにないから
言うね。
私、来年
アメリカに行くんだ」





ハアト「転校ってこと?」





私は頷いた。





ハアト「そっか。
悲しいけどさ、
それまで思い出
いっぱい作ろ」





なんでハアトは
そんなに落ち着いて
いられるのだろうか。





1番辛いのは
ハアトなはずなのに、
太陽のように笑っている。





その後は
シャノンとの別れを
忘れるくらい楽しんだ。





ディズニー行ったり、
家で一緒に映画見たり、
スノボー行ったり。





でもこの1年は
あっという間だった。





空港に一緒に行き
手紙を渡した。





伝えたいことが
たくさんあった。





いつも
話してくれてありがとう





いつも
笑ってくれてありがとう





くだらないことでも
全て手紙に詰め込んだ。





でも私の1番の願いは





いつかどこかで
会えますように。





「またね」





いつもの笑顔で
手を振ってくれた。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





飛行機から降りて
背伸びをした。





ハアト「久しぶり」





君はまた笑顔で話した。





ミユウ「ただいま」





でもこの気持ちは
ちょっと違う。





ハアト「付き合って」





いつも笑顔でいてくれる
君に恋したんだ。







~END~

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