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赤いハチマキは恋の色

CAST工藤 唯愛工藤 唯愛

作者:まるぱん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.02.05

もうすぐ体育祭!
私、ユアのチームの色は
メラメラと燃える赤!





でも、ちょっと
内輪もめが起こっています。





それはハチマキの色を染める
係のことで。





ミユウ「ねー工藤さーん、
うちら、今日忙しいんだよねー」





ユア「で、でも、
ハチマキの色を染めるのは
松田さんたちも自分から
立候補したんじゃ・・・」





シャノン「それくらいお願いよー、
明日からどうなるか・・・
分かるよね?」





そう言い残して
彼女らは去っていった。





ユア「まあ、大変だけど
やるしかないか!」





さかのぼること約1週間前。





ハナ「ハチマキの色染める係
やりたい人ー」





ユア「はい!
私やりたいです!」





うちの赤組には
私が片思いしてる、
ユアンがいるの!





ハチマキの赤色に
私のありったけの恋心も混ぜて
それをユアンにつけてもらえたら
いいな・・・なんて。





シャノン「うちら、ハチマキの色染めるの
やらない?」





ミユウ「なんで?
大変そうじゃない?」





シャノン「工藤いるでしょ、
工藤に全部やってもらえばいいよ」





ミユウ「あっ、それいいねー」





シャノン、ミユウ「はいはーい!
うちらもハチマキの色染める係
やりたいでーす!」





伊藤さんと松田さんかあ・・・





ちゃんとやってくれるかなあ・・・





伊藤さんもユアンのこと
好きらしいけど、





ユアンには私が染めたハチマキを
使ってほしい・・・







・・・ってことがあったんだけど、
こうなったら大変だけど好都合!





ユアンは必然的に
私が染めたハチマキを
巻くことになる!





よーし、がんばるぞー!





ひとりでの作業は大変だけど、
しんどくても
ユアンの喜ぶ顔を想像して
作業を続けた。





ミユウ「工藤さあ、順調に
作業進めてて
なんかむかつかない?」





シャノン「陰キャのくせに
調子乗んなよな」





ミユウ「ね、今日さ、
うちらも行ってさ・・・」





シャノン「え? 面倒くない?」





ミユウ「ゴニョゴニョゴニョ・・・」





シャノン「いいね、
立場分からせてやんないとね?」





ユア「よしっ、もうあと少しで完成する!
長くて大変だったけど、あとちょっと!」





ガラガラ。





誰?





シャノン「工藤さーん?
手伝いに来たよー?」





今さら何の用?





ミユウ「めっちゃがんばって
いっぱいハチマキ
染めてくれたんだねえ?」





ガサッ。





ユア「伊藤さん、松田さん、
それはもう染めたハチマキだよ?」





シャノン「そうだよ?」





2人は何をするつもりなの?





ミユウ「うちらはー、
あんたの努力をー、
焼却炉に捨ててくるよー!」





どうして・・・





シャノン「どうしてか
分からなさそうな顔だねえー、
それは」





シャノン、ミユウ「調子に乗ってる
あんたに、お灸を添えるため!」





ユア「もう時間少ないし
材料もなくなったら
どうしたらいいの・・・」





ミユウ「そこら辺は
工藤さんの責任で
先生に頭下げて
何とかしてちょ!」





ユア「そんな無茶な・・・」





私、どうしたらいいの・・・





ガラッ!





ユアン「一部始終聞いていた!
伊藤、松田、
ユアになんてことするんだ!」





シャノン「あーっ、西くうーん!
ユアちゃんがねえ、
勘違いしてるのおー。
シャノンは西くんのことだけを
一途に想って
ハチマキを染めていたのおー」





ユアン「ハチマキの色を染める係のある時、
伊藤と松田は校舎から出てきたのに、
ユアだけ出てこなかった!」





シャノン、ミユウ「・・・くっ」





ユアン「ユアのことを
ずっと見ていたから分かるけど、
ユアは係を決めたとき、
独り言を言っていたぞ!
『私の染めたハチマキを・・・
ユアンに・・・』ってな!」





聞かれてたの!?
恥ずかしい・・・





ユアン「もちろん俺たちは
両思いだよな?
聞かせてくれ、ユアの想いを!」





ユア「私も・・・
ユアンのこと、好きだよ!」





ミユウ「うちらもいるんだけど・・・
2人だけでラブラブしないでくれる?」





シャノン「西くん!
うちも西くんのこと
好きなんだけど!
工藤さんなんかやめて
うちとつきあえば!?」





ユアン「『ユアなんか』って、何だよ。
俺は、ユアを悲しませるやつに
恋なんてしない!」





ユア「ユアン・・・!」





ミユウ「どんまい、シャノン。
また新しい恋、探そうね?」





シャノン「ひぐっ、
・・・ううっ、・・・うん・・・」







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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