叶わない恋だと思っていたけれど・・・

CAST若林真帆

作者：らぁーら

2021.01.04

私は若林真帆。

私には、凛美と
野口義人という
幼なじみがいる。

この２人とは
すごく仲が良くて、
小さい頃から
ずっと遊んでた。

けど、３人とも、
高校生になって
あまり遊べてなくて・・・

後日
凛美から
電話がかかってきた。

凛美「こんにちは!!
あ、真帆？」

真帆「こんにちは！
うん、そーだよっっ
凛美」

凛美「あのさ、
今度の日曜日
どっか遊びに行かない？
義人も誘って！」

真帆「え、ほんとに?!
よ、義人も？」

凛美「うん！」

真帆「行く行くっっ」

凛美「じゃ、
決まりだね。
もう義人には
伝えてあるからねっっ！」

真帆「うん！
ありがと!!」

＊。・　翌日　・。＊

真帆「お待たせ!!」

凛美、義人「やっほー！」

真帆「３人で集まるの
久しぶりだね！」

ねー！
とかいろいろ、
思い出話しながら
行った。

（義人がいないところで）

凛美「ねぇ真帆さ、
義人のこと
好きでしょ？」

真帆「え！　なんで！
・・・そういう凛美も
好きなんでしょ？」

凛美「え？　私？
義人のこと
好きじゃないよ？」

真帆「じ、じゃあ、
なんで今日
義人も誘ったの？」

凛美「だって、真帆
義人のこと好きでしょ？
だから、私が真帆の為に
この日を作ったんだよ」

真帆「えぇ！
そうだったんだ」

凛美「ね？　今日
告白しちゃいなよ？」

真帆「ん・・・
でも・・・
振られちゃったら
どうしよう・・・」

凛美「勇気だして
告白するべき！」

真帆「・・・分かった
・・・頑張るね!!」

＊。・　その日の夕方　・。＊

真帆「義人・・・
私、ずっと
伝えたいことが
あったんだ」

義人「どうしたの？」

真帆「義人。好きです。
付き合ってください！」

義人「はい。
よろしくお願いします！」

真帆「え・・・いいの??」

義人「当たり前じゃん。
実は俺、昔からずっと、
真帆のことが好きなんだ」

真帆「義人・・・大好き！」

義人「俺もだよ。真帆」

＊ｅｎｄ＊