ミスマッチな私達

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:フランクフルトのケチャップ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.09.29

ハロハロ!
私は若林マホ!
運動が得意な中3だよ!





私が運動が得意なのは、
理由がいくつかあるんだけど、
なんだと思う?





ヒント!
私はイメチェン、、、?
をしたんだ!





分かったかな?





答えは運動しか
自分にはなかったから。





あれは、
5年前かな。





親が離婚し、両親は
私を押し付けあって、
母親に引き取られた。





育児を放棄し、
食事が与えられないのは、
珍しくなかった。





幼馴染で親友の小林カナミが、
なんども私を励ましてくれた。





食事もカナミが
家に呼んでくれて、、、
本当に感謝している。





でも、メンタル的には
もう限界。





ストレスを無くした方がいい、
知り合いにそう言われ、
夢中になるものを
必死になって探した。





結果、スポーツに興味が湧いて、
今となってはそれしか
無くなってしまった。





ってわけ。





もうすぐ体育祭。
楽しみで仕方がない。





あ、今は母親から逃げてきて、
親戚のおじさんに
引き取られてる。





カナミ「マホ~! おはよ!
ね、ね、今日暇?」





ハッ! しまった!
通学中だった!((テヘ





マホ「カナミ~! おはー!
今日はねー、、、
うん! 暇だよ!」





カナミ「先週オープンした
ニコラカフェって知ってる?
あそこに行きたくてさ。
ニコラモデルの
阿部ココハちゃんと、
林メアリちゃんが
今日と明後日に
このニコラカフェに
来るんだってー!」





マホ「え!? メアココが!?
嘘~!
行く、行く~!!」





そんなことをカナミと楽しく
話しているうちに、
いつのまにか教室に来ていた。





同クラだから、
一緒に入る。





そして、、、
すぐ別れる。





周りから見て、
私は可哀想な子。





どうしても、
贔屓な目で
見られてしまう。





でもカナミは、、、!
クラスの人気者だ。
中学生になってからは、
気軽に話しかけられなく
なってしまった。











*。・ 放課後 ・。*





長い授業が終わり、
今日は体育祭の種目決めが
あるから、もう少し残る。





サキ「あの、、、
マホちゃん。
私、帰っていい?」





マホ「なんで私に聞くの?
しかも、いつもよりも
早く授業終わってるよね?
予定入ってるんだ?」





話しかけてきたのは
加藤サキ。





通称かとぅで、
グループのリーダー。





私はどことなく苦手で、
つい、きつい言い方に
なってしまった。





サキ「こ、怖、、、
私が、なんでこんな子に
頭下げなきゃいけないわけ!?
もう、最悪! 帰るわ!
行こ! カラオケに遅れる!」





カラオケのために
体育祭の種目決めを
明日に回すのか、、、





クルミ「かとぅ、可哀想!
でも、気にしないであげてよ!」





コハル「親に捨てられた」





サキ・クル・コハ「哀れな子だから!笑」





笑いながら
行ってしまった。





傷つくけど、私が悪い。
しょうがないから。





レオン「マホ、気にすんな」





マホ「レオン、、、
き、気にしてなんかないよ!
残った人達で、
種目決めよ!」





私なりに、精一杯
笑ったつもりだった。





学園一のイケメン、
丸田レオン様様に
心配させたら
容赦なく殺されるっ!





隣の席っていう
スタンスもあって、
恨まれ役になってしまうんだよね、、、





でも、別にレオン
が嫌いってわけじゃない。





ただ、、、!
私とは、真反対すぎて
喋るのにも緊張するというか、、、





いつどこでレオンのファンに
見られてるかわからないから、
会話も、変なことは喋れない。





(変なことって、何よ)





だから、1日が疲れるし、
ちょっぴり怖い。





そんな私をレオンが
心配してくれるから、
ますます白い目を
向けられるんだよね。





レオン「、、、そう。
おし! まず、リレーから!
足の速い奴!
おっ!! 石田!
ナイスチャレンジ!
石田でいいか?
はい、次――――――」





レオンがテキパキと
決めてくれる。





実行委員になってしまった私を、
助けてくれるようにも感じる。





感謝してるけど、、、
あれ、、、?





なんでこんなに
レオンのことを
考えてるんだろ、、、?











*。・ レオンside ・。*





学校行きたくねー。





俺の顔から、
優しい王子様キャラ、
そう勘違いされることが
よくある。





そうでもないのに。





授業はつまんねーし、
女子に毎日囲まれて
登下校。





さすがに初めの頃は
悪い気はしなかった。





毎日囲まれて、周りから見て、
変な発言とかしたら、
女子からキャーキャー言われてた奴が、
何か言う度に
キモがられることになる。





ダリィけど、
キモがられるのは、
誰でも嫌だろ。





俺のクラスには、
そんな奴がいる。





家庭事情が良くないらしく、
キモがられてはないが、
一線引いてる感じのやつ。





名前は若林マホ。





別にブスではなくて、
逆に密かにモテているくらい。





学年の3分の2の男子は、
マホのことが好きらしい。





確かに、目は
パッチリとしていて
大きく、鼻も高いし、
小顔で肌も白い。





どこをとっても、
“美少女”と言われるのにも
納得がいく。





でも、やはり
家庭事情のことがあるのか、
告白するやつはいない。





隣の席なんだけど、
話しかけたら、
良い奴だった。





気さくだし、俺に対して
遠慮があるみたいだけど、
明るい性格なのが、
見ていてわかる。





俺が女子に対して、
初めて嫌いじゃないと感じた女子。





下心がまるでないって感じの。





こちらからすると、
ありがたい気もしないでもない。





ないとは思うけど
もしかしたら俺、
マホに惚れたかも、、、













*。・ マホside ・。*





レオンのおかげで、
無事に決まった体育祭の種目は、
今日から練習が始まった。





練習とはいえど、
下の学年とかとも、
一応走るし、
ほとんど本番に近い。





だから、応援もして、
本気で走ったりする。





みんな、本気だ。





勿論、私も応援する。





マホ「頑張れー!」





リン「あの、
若林先輩、、、」





声をかけられて
振り向くと、
2年の高田リンちゃんがいた。





甘え上手で可愛いし、
裏表がないから、
3年生に人気が高い。←特に女子





マホ「んー? なーに?」





リン「先輩、、、!
先輩って、、、
レオン先輩のことが
好きなんですか?」





照れてるリンちゃんが
可愛い。





耳まで真っ赤になって、
私を見つめている。





確か年下には、
私の家のことが
あまり広まってないんだっけ。





その姿だけ見ていると、
勇気を出したんだなーと、
応援したくなる。





でも、同時に
からかいたくもなった。





マホ「うーん、、、
どうだろ。
好きかもね」





リン「嘘。
からかわないでくださいっ!
本気なんです!
私には、今年しかないんです!
先輩みたいに、
私はモテないんです。
今逃したら、もう勇気がなくなって、
みんなに離れられる気がするんです!
先輩には、分からないでしょ、、、!?」





MO・TE・RU??





マホ「私、モテないよ?」





思いのほか、リンちゃんが
真剣だったから、
申し訳なく思う。





なんでか、、、
胸が痛い。





分かった。
私、レオンが好きなんだ。





マホ「ごめんね、
リンちゃん」





レオン「ありがとう、高田。
でも俺、好きな奴は
高田じゃねーから」





マホ「レオン!」





レオン「俺さ、前から
マホが好きだったんだな。
今、高田に言われて傷ついてる
お前を見てたら、
好きだったんだなって思った。
好きだ。付き合ってくれ。
あと、お前!
天然炸裂してんなぁ!
自分がモテてること知らないとか!
まぁでも、そこが可愛いんだけど」





なっ!!((照照





マホ「本当にモテないって!
でも、ありがと、、、
私も好き、、、だから!」





モテてたのかな、私。





レオン「よっしゃー!
おかげで、
体育祭頑張れるー!
俺は、他のやつと違って
マホの家庭事情なんか、
気にしねーから」





マホ「うん!
ありがとレオン!」





リン「おめでとですけど、、、
先輩ズルイ!
私は振られたのに、、、」





リンちゃんが拗ねている。





マホ「リンちゃんには、
幼馴染の雨宮くん、、、
だっけ。
その子がいるじゃん!」





私だけじゃなくて、
リンちゃんにも
新しい恋の予感、、、?







*end*

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