関西弁系女子でも良いですか?

CAST北川 花音北川 花音

作者:青月

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.08.24

カノン「ほな、皆元気でな!」





うちは中学2年の
北川花音や!





今年の春から
東京の学校に
転校するんや!





生まれ育った関西を
離れるのは寂しいけどな。





でも、うちはどこでも
頑張れるわ!





でもなぁ、転校前に友達から
妙な噂を聞いてもうた。





友達「ねぇねぇカノン」





カノン「なんや?」





友達「東京のさ、学校ってさ
関西弁系女子って
モテないらしいで?」





カノン「ほんまか!?」





友達「ほんまほんま、
だからあんたも
東京行ったら
標準語で喋んなよ?」





カノン「しょうがない。
モテないのは
困るかんなぁ!」











*。・ 現在 ・。*





カノン「標準語で
うまく喋れんのかな?
練習はしてきたけどなぁ」











*。・ 新しい学校 ・。*





先生「はーい
みんな席ついてー」





ガヤガヤ





先生「はーい静かにー
今日はみなさんに
転校生を紹介しまーす」





ザワザワ





ナナ「えー転校生??」





アム「女か男か?」





マノカ「どんな子なんだろー!」





先生「はいはい! 静かに。
じゃあどうぞ?」





ガラッ





(カノンが教室に入る)





先生「えー大阪から来た
カノンさんです。
まだ東京に来て間もない子なので
色々教えてあげてね。
じゃあカノンさん自己紹介を」





カノン「はい!
えーっと大阪県から来ました!
カノンです!
これからよろしくお願いします!」





よし、ちゃんと
標準語で喋れた。





先生「はい!
じゃあカノンさんは
ユウガ君の隣の席ね」





カノン「はい!」





タッタッ





ユウガの隣の席に着いた。





カノン「よろしくお願いします!」





ユウガ「あぁ、
俺の名前はユウガや
よろしくなぁ」





カノン「はい!」





あ、この人関西弁だ。





ていうか、めっちゃ
かっこいいやん。





先生「はーいじゃあ
授業を始めまーす」







・授業が終わり・





ナナ「カノンさん!
初めまして」





カノン「初めまして!」





ナナ「私の名前はナナです。
よろしくね!」





カノン「はい!
よろしくお願いします!」





ナナ「同級生なんだから
タメで良いよ笑」





カノン「あ、そうだね笑」





ナナ「カノンさんって
生まれも育ちも大阪なのー?」





カノン「そうだよ」





ナナ「そーなんだー
でもさ、関西弁じゃないんだねー」





カノン「うん! 標準語で
喋れるようにしたの」





ナナ「そーなんだ!」





キーンコーンカーンコーン





ナナ「あ、じゃあまたね!」





カノン「うん!」





ガタガタ





良い人そうだな。
これならやっていけそう!





でも標準語で喋るの
やっぱり慣れないなぁ。











・。・。・。・。・。・。・。・。





授業が終わり、昼休み。







・屋上にて?・





カノン「はぁー疲れんなぁ。
標準語で喋るの」





ドサっ





カノンが大の字で
寝そべる。





カノン「はぁー
関西弁で喋りたい」





?「じゃあ喋ればええやん」





カノン「え?
あ! ユウガ君!」





ユウガ「なんでカノンさんって
生まれも育ちも大阪なのに
標準語で喋ってるん?」





カノン「えーっと標準語に
あ、憧れてたからかなぁ?」





危ない女子のトークが
バレるところだった。





ユウガ「ふーんでも
関西弁で喋るあんたも
見てみたいけどな」





カノン「え?」





ユウガ「まぁ頑張んな」





くしゃ
(髪の毛を撫でる)





ユウガ「ほんじゃまたな」





バンッ
(屋上の扉が閉まる)





カノン「え?」





ドキドキ





カノン「なんなん?
この気持ち?
しかも!
あいつに頭撫でられた!」





キーンコーンカーンコーン





カノン「はっやばい!
予鈴や!」





バンッ





タッタッタッ





カノン「はぁー間に合った」





隣にはユウガがいた。





バチっ





目があった。





でもカノンは目をそらす。





ドキドキ。





またや
また心臓が
ドキドキしたる。





ガラッ





カノン「はっ」





先生「はーい、じゃあ
授業を始めまーす」











*・。+ *・。+ *・。+





授業が終わった。





ナナ「はぁー終わったー
カノンちゃーん!
一緒に帰ろー!」





カノン「うん!」





そうだ、
ナナちゃんに
聞いてみようかな。
ドキドキは何か。





ちなみにカノンは
初恋もまだしていなかったのだ。











*。・ 帰り道 ・。*





カノン「ねぇねぇ、ナナちゃん」





ナナ「んー?」





カノン「なんかさ、昼休みに
ユウガと喋ってたらさ
胸がさドキドキして
うるさかったんだけどさ
なんかの病気かな!?」





ナナ「えー?
そうねぇ
それは病気ね・・・」





カノン「そうなの!?
なんていう病名!?」





ナナ「病名はズバリ!
恋の病!」





カノン「コイノヤマイ?」





ナナ「そー!
それはユウガに
恋をしているということよ!」





カノン「ほんまかいな!?」





ナナ「わ!」





あ! あかん
関西弁が出てもうた!





ナナ「カノンちゃんって
関西弁でも喋るんだね!」





カノン「う、うん。ごめん」





ナナ「え、なんで謝るの?」





カノン「いや、
びっくりさせちゃったから」





ナナ「全然大丈夫だよ笑
でもそういうところも
ユウガに似てるよねぇ」





カノン「え、なんで?」





ナナ「あぁ、だってあいつも
最初転校してきたときは
標準語で喋ってたんだけど
段々打ち解けていったらさ
関西弁で喋り始めたんだよね」





カノン「え、そうなんだ」





ナナ「そー
で、なんで最初関西弁じゃなくて
標準語で喋ってたのか聞いてみたら
なんか関西の方で友達に
東京では関西弁はモテないって
言われたらしいのよ。
馬鹿馬鹿しいよね笑
そんなことないのにさ。
で、それをまんまと信じちゃって
標準語で喋ってたってわけ」





カノン「え!? そうだったんだ」





だから屋上で
頑張れよっていったのか!





自分も同じ経験をしたから・・・





カノン「ねぇナナちゃん」





ナナ「んー? なにー?」





カノン「うちもさ、関西弁で喋って
良いのかな?」





ナナ「あったりまえじゃん!」





カノン「そっか!
ありがとう!」





ナナ「どういたしまして笑」





カノン「じゃあ私ここで曲がるね」





ナナ「んー」





カノン「じゃあまた明日」





ナナ「ん! また明日?!」







・カノン1人・





明日関西弁で喋って・・・
それから・・・













*。・ 次の日 ・。*





ガラッ





ユウガ「おはよう」





カノン「あーおはよう」





ユウガ「??」





カノン「そー、うちもさ
関西弁で喋ろう思ってさ」





ユウガ「そーなんや。
なんか殻がむけてよかったな」





カノン「うん。
あとさ、うちさ・・・」





ユウガ「?」





カノン「うちさ、
あんたのことが・・・
好きや、」





ボッ





カノンの顔が
真っ赤になる。





ユウガ「え、ちょ、待って、
え?」





ユウガの顔も赤くなる。





カノン「だから隣の席になって
まだ1日しか経ったらん。
でも!
あんたにうちは一目惚れした!」





ユウガ「あー、
もう先に言わんといてや」





ボソッ





カノン「え、
なんかゆうた?」





ユウガ「もー!
俺も好きや!
あんたのことが!
俺も一目惚れしたんや
あんたに!」





カノン「え?
ほんまか?」





ユウガ「ほんま」





カノン「関西弁系女子でも
ええんか?」





ユウガ「関西弁系女子だからええんや。
無理に標準語を
喋ろうとせんでもえぇんや」





関西弁がモテないっていうのは
ただの噂やったんやな。





(笑顔で終わる・・・)







*Fin*

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