俳句女王の王子様

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:みんちゃ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.12.31

私は若林真帆。
ニコラ学園の
高校1年生!





私は3才から
俳句を書いていて、





7歳頃からは
チャンピオンとして
周りからは天才って
呼ばれているの。





俳句以外
全く興味がない私は
流行りのアイドルだって
興味ないし、
好きな人だって
出来たことがない。





そんなとき
ニコラ学園の校舎を
使いたいと





大人気アイドルだという
戸部光翔がやってきた。





みんながキャーキャー
言っているなか
コウショウを知らない私は
興味がない。





なので、1人離れた
トイレに行くと
誰かの声が聞こえた。





?「あー、やっぱり俺って
カッコいいよな~」





マホ「!?」





だれ?
聞いたことある声。。。





あ!
さっき聞いた声だ!





えっと。。。





なんとか
コウショウだ!





コウショウ「キャーキャー
騒がれるのも
当然だよな」





マホ(鏡見ているのかな、?)





コウショウ「よし、
また騒がれに行くか!」





マホ「え、あ、やば、」





コウショウ「・・・・・
聞いて、た?」





マホ「いやー、
えっと・・・・」





コウショウ「聞いてたんだな、?」





マホ「えーっと、
ま、まぁ」





コウショウ「今のは誰にも
言わないでくれ」





マホ「あ、はい。
大丈夫です。
興味ないので」





コウショウ「ん!?
興味ない!?」





マホ「はい、
興味ないですけど」





コウショウ「は!?
それって
おかしくない!?」





マホ「えっと、
なにがですか?」





コウショウ「いや、
だって俺だよ!?」





マホ「そうですけど」





コウショウ「じゃあさ
なになら
興味あるの!?」





マホ「俳句です」





コウショウ「俳句?
渋いね、君」





マホ「そうですか?」





コウショウ「よし!
君の中で俺が俳句に
勝ってやるよ」





マホ「はい!?」





コウショウ「今日から
タメ語でいいから」





マホ「え!?」





コウショウ「じゃあ明日
ニコラ駅ね」





マホ「いや、あの、!」





あーどうしよう。





今の気持ちを
表すなら・・・・・





―――――――
 冬きたる
 異世界男子
 焦るなよ
―――――――





・・・・・・かな!





そう、私は
焦っちゃいけないの!





コウショウ「おはよ」





マホ「・・・おはよ。
・・・変装?」





コウショウ「もちろん。
俺スターだよ?」





マホ「あー、
うん、そっか」





コウショウ「好きになったら
すぐ言ってね」





マホ「いや、ならないし」





コウショウ「固いなー。
俳句って大会とかあるの?
いつ?」





マホ「来週だよ」





コウショウ「行こっかなー!」





マホ「来なくていいよ」





コウショウ「俳句の話だと
たくさんしてくれるね」





マホ「え?
そうかなぁ?笑」





コウショウ「・・・」





マホ「?」





コウショウ笑うんだ。
かわいい。





マホ「どうかした?」





コウショウ「ううん」





あのあと俳句の話や
コウショウの仕事の話で
盛り上がった。





たくさんたくさん
話をした。





コウショウ「またね」





マホ「うん、
じゃあね」





マホ「楽しかったな~」





またニコラ学園の校舎を借りに
コウショウが来たとき
なんか気になって
コウショウの演技を見てみた。





真剣だ。
こんな感じなんだ。





気づいてほしいような、
気づいてほしくないような。





あれ? 私?





てかさ、
コウショウって
こんなかっこよかったっけ?













*。・ 俳句の大会 ・。*





コウショウが来ている、!





コウショウ「マホ!
がんばって!」





マホ「うん。
ありがとう」





コウショウ「なんかかわいいなぁ」





審査員「今回の優勝は
若林真帆さんです!!」





マホ「ありがとうございます」





審査員「また上手くなったね。
恋心がとても上手く
書けていたよ。
なにかあった?」





マホ「え?」





私は優勝したことを
はやくコウショウに
伝えたかった。





マホ「コウショウ!」





コウショウ「マホ、
おめでとう」





マホ「ありがとう!」





コウショウ「すごいじゃん。
俺の次にだけど笑」





マホ「なにそれー笑」





コウショウ「笑顔かわいいなあ」





マホ「審査員の人にもね
恋心書くのが
上手になったね! って
ほめられたんだ!
もうね、うれしくてうれしくて
はやくコウショウに
伝えたくて!」





コウショウ「!」





マホ「?」





コウショウ「それってさ
俺のこと好きってこと?」





マホ「え、?」





そうだ。
これを恋って言うんだ。





コウショウが
まっすぐ私を見ている。





マホ「私、コウショウがすき」





コウショウ「俺・・・」





マネージャー「こんなところに
いたのか!?
恋愛禁止だって
ずっと言っているだろ!?」





コウショウ「・・・ごめん」





マネージャー「ごめんじゃすまないよ。
ほら! ネットに
写真があがってる!!」





マホ「え、?」





マネージャー「君もどうしてくれるんだ!?
今が大切な時なんだぞ」





マホ「すみません・・・」





コウショウ「マホは関係ない!」





マネージャー「はー。
明日会見開くぞ。
ちゃんと謝れ。
そしてごまかせ」





コウショウ「・・・・・」





マホ「・・・・・」













*。・ 会見 ・。*





コウショウ
なんて言うんだろう。
もう会えないよね。





コウショウ「この度は
僕の行動により
多くの方々に
ご迷惑をおかけして
本当にすみませんでした」





コウショウ「あれは事実です」





マホ「え?
誤魔化すんじゃないの、?」





コウショウ「最近僕は
恋愛の演技が上達したねと
監督に褒められました。
その褒められる前日が
こちらの写真です。
僕は今まで恋愛をしたことが
ありませんでした。
ですが彼女に出会って
僕は恋をしました」





マホ「え!?」





コウショウ「あのことを
僕は否定したくはありません」





マホ(涙)





コウショウ「これからも
たくさんの方々に
ご迷惑をおかけすると
思いますが
僕のわがままに
付き合ってください。
僕はこれからも彼女と
切磋琢磨していきたいです。
僕は彼女が好きです」













*。・ ニコラ学園前 ・。*





マホ「コウショウ!?」





コウショウ「やっほー。
会見見た?」





マホ「見たよ。
バカなの!?涙」





コウショウ「あのあとさ
スポンサーもファンも
潔さが良いって
オッケーくれて。
良かったよなー!」





マホ「コウショウ、
私さコウショウのこと」





コウショウ「待って。
俺に言わせて」





マホ「!」





コウショウ「マホ
俺マホが好きだよ。
付き合って下さい」





マホ「はい、!」





私はコウショウに
飛び付いた。





コウショウ「勝負、
俺の勝ちだったね笑」





マホ「まだそんなこと
覚えてるの!?笑」





コウショウ「あーでも
俺の負けかもなー」





マホ「え?
なんで?」





コウショウ「マホを
だいすきに
なっちゃったから」





マホ「もう!笑」





コウショウ「マホは?」





マホ「だいすきだよ!」







*end*

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