恋する女子の下剋上両想いになるには手段を選びません

CAST若林真帆

作者：紅夕音

2020.11.09

私は、若林真帆。

私の成績は塾で１番下。
退塾間際だ。

突然だが、私には
好きな人がいる。

それは紀田ナオヤ。

学校一の秀才と言われ、
全国模試で
１位をとった人間。

同じ塾なのに、
成績は全然違う。

なのに、どんどん
好きになっていってしまう。

ナオヤ「真帆ー。
お前また、
模試やばかったのか」

真帆「うう、
しょうがないじゃん。
頑張ってるのに・・・」

ナオヤ「そうか。頑張れよ」

何、あの笑顔。
反則じゃん

ようし、ナオヤに
追いついてやるっ。

そこから真帆は
勉強の鬼になった。

友達「真帆、今日遊ぼー」

真帆「ごめーん無理ー
今日塾なんだー」

・＊・―――・＊・―――・＊・

そして迎えた２月。

私は、ナオヤと一緒に
試験会場に向かった。

真帆「ねえ・・・」

ナオヤ「ん？　なんだ？」

真帆「ううん。
２人とも受かったら話す」

試験の結果は・・・
２人とも合格！

私は、ナオヤを
呼び出した。

ナオヤ「なんだ？
話って」

真帆「私は、ナオヤのことが
好きです。
付き合ってください」

見上げると、ナオヤは
無表情だった。

真帆「だめ？」

ナオヤ「いいに
決まってるだろ！」

やったーー
こんな私でも
努力する価値が
あったんだ。

これからも
努力を続けよう！

＊ｅｎｄ＊

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