夢の中の君に

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:A's

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.04.05






「ねぇ、あなたは?」





私は最近
夢を見る。





ある男の子と
私の夢を。







・*・―――・*・―――・*・





私の名前は安村マナ。
中学3年生。





私は最近
夢を見るの・・・





駅のホーム。





人がごった返している中・・・





ドンッ





マナ「痛っ、
すみません!
大丈夫ですか?」





?「はい。
あなたこそ
大丈夫ですか?」





そう言って
顔を上げた彼に
私は胸を打たれた。





綺麗な顔をしていた。





マナ「私は大丈夫です」





立ち上がろうとした時、
私は足首をおさえた。





マナ「足くじいちゃったかな・・・」





スッ





?「肩貸すから、
どこまで行きますか?」





座り込んでしまった
私に対して
彼が肩を貸してくれた。





なんて優しい人なんだろう。





マナ「すみません、
あそこのカフェまで
行きたいんですけど」





彼はすっと立ち上がって、
私の歩くスピードに合わせて
ゆっくり、駅前のカフェまで
送ってくれた。





マナ「ほんとにすみません!
ありがとうございました」





?「いえ。
もう大丈夫ですか?」





マナ「はい」





?「じゃあこれで・・・」





彼が帰ろうとした時、
私は思わず
声を出していた。





マナ「あの!
連絡先教えて貰っても
いいですか?」





彼は笑顔で





?「はい」





と言った。





なんて可愛い
笑顔なんだろう。





私たちは
連絡先を交換した。





マナ「ありがとうございます。
連絡してもいいですか?」





?「はい、
もちろんです。
では」





マナ「じゃあ、
さようなら」





彼が手を振ってくれた。





私は胸がきゅんとなった。





私、恋しちゃったのかな・・・?





私はスマホを見た。





彼の名は・・・
「ナオヤ」だった。





この夢は
何なのだろう。





今までの人生の中で
こんな出来事はなかったし、





「ナオヤ」という人に
出会ったこともない。





クラスメイトにも
いないし。





それにこの夢の私は
今より少し大人だった。





中学生でも
高校生でもない、





少し大人びていて
大学生くらいだった。





この夢、いつまで
見るんだろう・・・?













*。・ 夢 ・。*





マナ「『ナオヤさん、さっきは
ありがとうございました。
もし良かったら今度
ご飯食べに行きませんか?』
と。あー送っちゃったよー」





私はナオヤさんに
メールを送った。





食事に誘うメール。





これは・・・
恋なんだよね?





一目惚れ?





ナオヤ「いいですよ。
後、ナオヤで。
俺もマナって呼びます」





はやっ、
もう返信きた・・・





ナオヤとマナか。
なんかいいかも。





マナ「はい!
ナオヤ、楽しみです!
早く、ご飯一緒に
食べたいです!」





ナオヤ「マナ!
早く出かけたい!」





私もタメ口で
メールしても
いいのだろうか?
もうこれってデート?













*。・ 現実 ・。*





「んっー」





ここで目が覚めた。





「自分からデートに
誘ってたなー、私。
夢の続き楽しみかも」













・*・―――・*・―――・*・





俺は最近
夢を見る。





ある女の子と
俺の夢を。





俺は紀田ナオヤ。
中学3年生。





俺は最近
夢を見るんだ。





この前の夢は・・・、





俺は人がごった返している
駅のホームにいた。





そしたら、ある女の子に
ぶつかって、肩を貸し、
彼女をカフェまで
送っていった。





その後、彼女から
連絡先を交換して欲しいと
頼まれ、もちろんOKした。





とても可愛い
女の子だったから。





連絡先を交換したあと、
すぐにメールが来た。





食事への誘いの
メールだった。





俺は一緒に
食事に行く約束をし、





さらに、お互い呼び捨てで
名前を呼ぶことにした。





さん付けって、なんか、
堅苦しい気がしたから。





まぁ、全部
夢なんだけど。





けど、なんかほんとに
ありそうな
予知夢のような気もした。













*。・ マナside ・。*





・デート当日・





私は大人っぽい
格好をして言った。





ロングスカートに
ニット。





春とはいえ
まだ寒かったし、





萌え袖が
可愛いかなと思い、
ニットを着ていった。





マナ「ナオヤは・・・」





ナオヤ「マナ!
お待たせ!」





ナ、ナオヤ・・・
私服もかっこいい・・・!





この前のスーツ姿も
かっこよかったけど
私服もセンスある・・・





マナ「全然、
待ってないよ」





ナオヤ「それなら良かった。
行こっか」





そこから私たちは
食事に行って、
ショッピングモールに行って、
最後にイルミネーションを
見に行った。





マナ「もう時間だから
ここで」





私がそう言って
帰ろうとした時、





ナオヤ「ちょっと待って!」





ナオヤが私に
キス・・・をした?





ナオヤ「出会って少ししか
経ってないけど
俺、マナのことが好きです。
今日のデートも楽しかったし・・・
俺と付き合ってくれませんか?」





ナオヤが・・・
私に告白した。





マナ「はい、
もちろん!」





「はっ」





そこで目が覚めた。





「まぁ、
夢に決まってるよね」





今回の夢は私に
ナオヤがキスをして、
告白をする夢だった。





「現実だったら
いいのになー」





そう言って
朝の支度を始めた。













*。・ ナオヤside ・。*





ナオヤ「俺と付き合って
くれませんか?」





マナ「はい、
もちろん!」





「やったー!
・・・はっ」





「なんだ夢かー」





俺、夢の中で
マナに告白をしていた。





しかもキスまで・・・





俺、よく考えると
大胆なことしてたなー。





まぁ、夢だけど。





デートはマナから誘って、
告白は俺か・・・





夢の中の自分
よく頑張った!笑





「はぁ、現実だったら
良かったのになー」





俺は朝の支度を始めた。













*。・ 5年後 マナside ・。*





私は20歳になった。





今は熊本から上京して
東京の大学に通っている。





暮らしも生活も年齢も
変わったけど
未だにあの夢はみている。





昔のように毎日
みることはなくなったけど、
1ヶ月に1回くらい。





話はどんどん
進展していって、





夢の中の私とナオヤは
もう結婚していた。





子供はまだいないけど
2人で幸せに暮らしている。





夢の中だけの
話だけど・・・





現実では
彼氏もいない。













*。・ 5年後 ナオヤside ・。*





俺は20歳になった。





大学には通わず、
サラリーマンとして
働いている。





今でもあの夢は
見ている。





中学の頃から
ずっと。





話はどんどん
進んでいって、





夢の中で
俺とマナは結婚し、





2人で幸せに
暮らしていた。





まぁ、夢の中の話だか。





現実では現在フリー。
彼女はいない。





マナ「あー今日
駅混んでるなぁ」





ナオヤ「駅、
人多すぎだろ」





ドンッ





マナ「痛っ」





ナオヤ「うっ」





マナ&ナオヤ「!
ねぇ、あなたは?」





そこには
ナオヤが、
マナがいた。







*end*

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