秘密の恋とアイドル

CAST安村真奈

作者：ゆぅ

2019.02.19

みなさん、こんにちは。
中学２年生の安村真奈です。

普通の中学生と
いいたいんですが・・・

実は、学校の友達には内緒で
アイドルやってます。

それを知ってるのは
親友のかなみと翔大郎だけ。

しょう「まなー
仕事楽しいか？」

まな「うん！　とっても」

翔大郎は、
アイドルになったとき、
１番喜んでくれた人だ。

いつも私の体調も
気にしてくれる、
優しい人でもある。

まほ「ねーねー真奈ちゃん、
OPAの新曲きいた？」

これは、同クラのまほ。

そして、OPAというのが、
私が活動しているグループで、
韓国を中心にに活動していたのだが、
最近は、日本でも活動を始めたのだ。

まな「うん！　きいたよー。
いい曲だよね」

そう、私は学校で
OPAのファンといって
なんとかごまかしている。

今日は、OPAとして
人気のバラエティーに出演予定。

実は、それが
今はとても楽しみで。

それは、まだ私が
アイドルとして
活動する前のこと。

テレビでみた「渡江純也」、
通称「ワタジュン」に
恋をしてしまったのだ。

そして、今日出演する番組で、
ワタジュンも登場するらしく、
初めて話せるかも・・・
と期待しているのだ。

かなみ「今日、収録でしょ？
がんば」

まな「うん！　でー実は、
今日収録の番組に
ワタジュンも
でるらしいんだよね」

かなみ「えーそれやばいじゃん！
がんばって話してきなよ」

まな「話せたら、ね」

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・収録・

じゅんや「はーい
今夜もやってきました！
スカッとだよー。
今日のゲストは
OPAのマナちゃんです！」

まな「よろしくおねがいしまーす！」

じゅんや「かわいいねー」

まな「いえいえ、
じゅんやさんなんか
イケメンじゃないですかー」

じゅんや「いやー・・・」

こんな楽しい会話が
ずっと続いた。

収録はとても楽しく、
ワタジュンとも連絡先を交換でき、
とてもいい経験になった。

＊。・　LINE　・。＊

じゅんや《今日の収録どうだった？》

まな《楽しかったです！》

じゅんや《そう、よかった》

＊。・　学校　・。＊

かなみ「収録どーだった？」

まな「うん！
ワタジュンとも
連絡先交換できたー！」

かなみ「えーよかったじゃん。
もう、憧れじゃないね！」

まな「うん！　そうだね」

かなみ「実は、私さ、
好きなやついるんだ」

まな「翔大郎でしょ？」

かなみ「え・・・なんで」

まな「親友だもん。
それぐらいわかんないと。
告んないの？」

かなみ「いやー
あいつが好きなのは、
まなだから」

まな「それは、ない」

かなみ「ある」

まな「じゃあ、いいや。
あるかもしれないとするよ。
でも、その気持ち伝えなきゃ」

かなみ「でも・・・」

まな「大丈夫、翔大郎は
言いふらしたりしないから」

かなみ「わかった」

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・かなみSIDE・

かなみ「あのさ、
私は翔大郎が好きです。
付き合ってください」

翔大郎「え・・・ごめん！
俺好きな人いる」

かなみ「そうだよね。じゃ」

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そのころ・・・

・LINE通話・

ワタジュン「今、大丈夫？」

かなみ「大丈夫ですよ。
どうしたんですか？」

ワタジュン「単刀直入にいう。
俺はまなちゃんのことが好きだ。
付き合ってくれないかな？」

まな「えっと・・・」

ワタジュン「あのさ、明日までに
考えといて」

まな「わかりました」

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・翌日・

翔大郎「俺は、まなが好きだ。
付き合ってください」

まな「実はさ、いま
ワタジュンにも告られてるんだ。
でも、ワタジュンのことは、
憧れの好きって気持ちだから。
それに、私をずっと応援してくれたのは、
翔大郎だもんね。
私と付き合ってください」

ぎゅっ

抱きしめられた。

めでたしめでたし///

＊ｅｎｄ＊