あなたは私の王子様！

CAST葉山若奈

作者：こと

2024.12.16

私！　葉山ワカナ！
実はフォロワー数３００万人超え
大人気インフルエンサー！

ワカナ「今日は
何投稿しようかなー！」

（ワカナとハルトがぶつかる）

ハルト「ご、ごめんなさい！
って、！」

ワカナ「こちらこそ
前見てなかった！
ごめん！」

ハルト（わ、ワカナ!?
よく見るインフルエンサーだし、
ニコラ学園にいたのは
知ってたけど、
あまり会えない方だから
こんな機会で会えるなんて！）

ハルト「あ、インフルエンサーの
わ、ワカナちゃんですよね、！
い、いつも見てます、、！」

ワカナ「ありがとう!!
めちゃくちゃうれしい！」

ハルト「ドキッ」

イルマ「ワカナー！
今日は何投稿するの～？」

ワカナ「イルマ！」

ハルト「、」

・＊。・　休み時間　・。＊・

イルマ「今日のあの人は何だったの？」

ワカナ「あぁ！
廊下でぶつかっちゃったの！
いつも見てくれてる
リスナーさんなの！」

イルマ「へー」

・＊。・　放課後　・。＊・

ワカナ「あ！　やっほー！」

ハルト「あ、！」

ワカナ「名前、なんて言うの？」

ハルト「い、今井ハルトです！」

ワカナ「ハルト君なんだー！」

ハルト「あ、あの！　俺！
ワカナちゃんが
何があってもファンです！」

ワカナ「ドキッ」

なんだろう。
熱愛が伝わる・・・！

リコ「おやおや？」

ハルト「リコさん!?」

ワカナ「リコ！」

リコ「ラブラブですなー！」

ハルト「わ、ワカリコだ・・・！」

リコ「リスナーさんかな？」

ワカナ「そう！
ハルト君なんだって！」

リコ「へー！
カッコイイね！」

・＊。・　次の日　・。＊・

ワカナ「うん？　アンチ、？」

「ワカナと男歩いてた」

「ワカナ可愛いの？」

「おもんない」

ワカナ「ショック」

ハルト「ワカナさん！」

ワカナ「あ、ハルト君！」

ハルト「アンチですか、？」

リコ「ワカナ！　大丈夫、？」

ハルト「そういえばイルマさんは？」

ワカナ「あいつはただの幼馴染、！」

リコ「幼馴染で
毎回投稿見てるのに
駆けつけないのおかしくない？」

ハルト「確かに！」

ワカナ「毎日来てたのに、
来ないなんて、」

・＊。・　休み時間　・。＊・

イルマ「ワカナー、
なんで昨日ハルトと
歩いてたの？」

ワカナ「え、？
ハルト君はリスナーで、」

イルマ「ハルトのこと好きなの？」

ワカナ「それは、」

イルマ「チッ」

ハルト「お前はワカナと付き合って
ワカナの投稿に出て
人気者になりたいだけだろ？」

ワカナ「は、ハルト君！」

イルマ「ハルト？」

リコ「アンチもワカナには
１つも来なかった、
なのに、急なのはおかしい！」

ハルト「そしてアイコン、
お前だろイルマ」

イルマ「くそ」

リコ「おっと・・・！
強敵リコを、見逃すなー！」

イルマ「す、すみませんでした！」

ワカナ「、！」

イルマ「ハルトとワカナが
ベタベタしてて、
ワカナの投稿に出て
人気者になりたかった！
ワカナが好きなんだ」

リコ「はぁ？
それは残念だけど、
ワカナ好きなの？」

イルマ「え？」

リコ「ワカナ好きな気持ち
伝わらないんだけど」

ハルト「アンチするのは
好きではない。
ただ人気者になりたいだけだろ」

イルマ「ごめんなさい・・・
もう向いてないし、道ダメでしたね。
本当に申し訳ありません」

ハルト「ワカナさん！
大丈夫でしたか！」

ワカナ「う、うん！照」

ハルト「あ、あの！
ワカナさんを一生
これからも守りたいです！
付き合ってください！」

ワカナ「うん！
本当の好きが前からつたわってたし、
助けてくれたし、
呼び捨てしてくれたし、イケメンだし、
私もハルトのこと
大好きになっちゃった！」

ハルト「ドキッ」

ワカナ「これからも守ってね！」

ハルト「一生守らせていただきます！」

イルマ「あぁ。何やってんだ。
俺、普通に道違うし、
頭悪いな、俺は。
ワカナ、ハルトおめでとう！」

リコ「ねぇ！
まだ夢に向かわない？」

イルマ「え？」

リコ「人気者になりたいんでしょ？」

イルマ「うん」

リコ「じゃあ、私の動画に
沢山でてよ！」

イルマ「え!?」

リコ「何かがんばるのは
これからにしない？」

イルマ「ありがとう！」

ハルトとワカナは
インフルエンサーカップル
ナンバーワンに選ばれ、

イルマもリコも、スターに。

今はリコとイルマも
付き合いました！

＊おしまい＊