例え記憶がなくなっても、、、

CAST稲垣来泉

作者：グリーンアップル

2024.12.18

あぶない!!

キキー!!!!!

気がついたら病室だった。

そうだ!!
私は、、、誰だっけ？

そこに、誰かが
やってきた。

太陽「大丈夫か？　来泉？
交通事故にあったんだってな」

来泉「誰？」

太陽「え？　覚えてないの？」

病院の先生「どうやら記憶が
なくなってしまったみたいです」

そう、私は
記憶をうしなったんだ。

太陽「記憶をよみがえらせるためには
どうしたらいいんですか？」

先生「まず、君が
来泉ちゃんのことが
好きだったということを伝える。

そのあと告白した場所へ連れていき、
少しずつ記憶を
よみがえらせていく。

そのあと、来泉ちゃんがまた、、
君のことを愛したいと
思ってくれたとおもえたら、
もう一度告白するんだよ」

太陽「わかりました!!
僕やってみます!!」

来泉「来泉、、、
そうだ！
私の名前は、来泉だ！」

太陽「ようやく
自分の名前が
わかったみたいだな」

太陽「ねぇ。来泉」

来泉「何？」

太陽「お前が交通事故にあう前まで、
もちろんあったときもだけど
ずっと来泉のこと
好きだったんだ。
これから僕が告白した
場所にいこう」

来泉「うん！」

・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:・

太陽「ここが思い出の場所」

来泉「ここはどこ？」

太陽「僕たちが通ってた
ニコラ学園の体育館の裏だよ」

来泉「ちょっとずつ
思い出してきたみたい。
あ!!　いてっ!!」

太陽「だいじょうぶ？」

来泉「ありがとう。
太陽くんってやさしいね」

太陽「あはは。ごめん。
僕これから部活があるから
ベンチでまっててくれない？」

来泉「いいよ」

太陽「ごめん。
じゃあ行ってくるね」

治真（部長）「いちにっ。さんしっ」

みんな「ごうろくしちはち」

治真「よし。体操終わり。
さっそく試合にはいるぞ」

みんな「はい!!」

治真「はじめ!!」

太陽「はると、
そっち守って！」

はると「はい!!」

太陽「右!!」

来泉「かっこいい!!」

ピー!!　終わり。

太陽「今日も
良い試合だったな」

治真「これから来週の試合に出る
メンバーを発表する。優行」

優行「はい!!」

治真「渚夏!!」

渚夏「はい!!」

治真「暖大!!」

暖大「はい!!」

治真「諒!!」

諒「はい!!」

治真「岬!!」

岬「はい!!」

治真「太虹」

太虹「はい!!」

治真「遼介!!」

遼介「はい!!」

治真「最後の１人は、太陽!!
お前に、キャプテンを
やってもらう」

太陽「はい!!」

治真「以上。解散!!」

来泉「太陽くん。すごいね」

太陽「そんなことないよ。
でもありがとう」

よし。今がチャンス。

太陽「あらためて
来泉のことが好きです。
つきあってください」

来泉「はい!!」

太陽「ありがとう」

来泉「あれ？
今までの記憶が全部
もどったみたい。
太陽くん。ありがとう」

こうして
来泉の記憶はもどった。

＊ｅｎｄ＊