キスよりも甘い恋。
作者:もえり(なにふぁむ)
私は白尾留菜。
中学1年生。
私には、高校1年生の
宮本龍之介という彼氏がいる。
私は龍之介が大好きだ。
優しいし、かっこいいし、
いざとなった時には
私を守ってくれる。
あんなことされる前は
そんなことしか
思っていなかった。
ある日、私は龍之介に
「家に来てほしい」と言われ、
龍之介の家に行った。
ルナ「お邪魔します」
リュウノスケ「いらっしゃい。
ごめんね、
急に家に来てほしいって言って」
ルナ「全然大丈夫だよ。
で、どうしたの?」
リュウノスケ「こっちに来て」
――― 龍之介の部屋 ―――
リュウノスケ「部屋、汚くてごめん」
ルナ「大丈夫!」
リュウノスケ「ルナはさ、
俺のこと、
どう思ってる?」
ルナ「どうって、
大好きに決まってるじゃん」
リュウノスケ「だよな。
俺もルナのことが大好き。
ちょっと、
ベッドに来て」
ルナ「きゃっ!」
チュッ////
私は突然
龍之介にキスをされた。
これが私にとっての
ファーストキスだった。
龍之介は
私とキスをしたまま
離れない。
だけど
このキスをしている時間が
何よりも幸せだった。
リュウノスケ「ごめん。
キス、したくなっちゃった」
ルナ「ねぇ、リュウノスケ・・・?
もう一度キス、していい?」
今度は私から
リュウノスケにキスをした。
チュッ////
私は、キスをしたまま
離れたくない。
本当に幸せだから。
数分後。
ルナ「ごめんね。
キスされている時間が
ものすごく幸せだったから
したくなっちゃって」
リュウノスケ「俺も、幸せだった」
ルナ「やっぱり、私、
龍之介のことが大好きっ!」
そう私は言って、
龍之介に抱きついた。
*end*