完璧なお姉ちゃん

CAST榎本 月海榎本 月海

作者:たぴおかみるくてぃー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.11.17

こんにちは。
私は、榎本るみ。





私は、
家族に嫌われている。





いつからかは
わからない。





でも、お姉ちゃんのりみが
完璧になったくらいからだと思う。





お姉ちゃんは、
私のことをいつも蔑む。





お母さんも、
完璧なお姉ちゃんしか
見ていない。





いつも学年1位をとっても
満点じゃないから、
お姉ちゃんは
満点なのに・・・、と
比べられちゃう。





私だって、
努力しているのになぁ。













* * * *





「おはよー、
るみちゃん」





「おはよう。
ゆなちゃん」





学校についても、
話しかけてくれるのは
ゆなちゃんだけ。





そもそも
友達がいない。





仲良くしてくれるのは、
唯一の友達の
吉岡ゆなちゃんだけだ。





その理由はなぜか、
私がお姉ちゃんを
いじめている妹、という
立場になってしまっているから。





私、お姉ちゃんのこと
大好きなんだけどな。





「このクラスに、
るみちゃんって子、いる?」





私・・・?





え、この人、
お姉ちゃんと同じ学年の
学校一の人気者の
犬飼たいよう先輩・・・?





「私、です」





なんの用だろう。
お姉ちゃん関係かな?





「ちょっと話があるんだ。
来てくれるかな?」





「え?
なんであいつが
たいよう先輩と一緒に・・・?」





なんか言われてる。





私、みんなと
仲良くしたいのになぁ。





とか思いながら、
ついて行くと。





「るみちゃん。
好きです。
俺と付き合ってくれない?」





なんと
告白だった。





「あの、お姉ちゃんと
間違えたり・・・」





「してないね」





「あの、私、
たいよう先輩のこと
よく知らないので、
付き合うとかは
ちょっと・・・
ごめんなさい」





「じゃあ、まず
お友達からで」





「そ、それなら」





「そういえば、
りみちゃんと
仲悪い・・・よね?」





「はい、なんでかは
わからないんですけど」





「りみちゃんと
しっかり話してみると
いいよ」





なぜか私、
たいよう先輩と
お友達になりました。





そして、なんか
アドバイスもらいました。













*...・・・*...・・・*





教室に戻り、
そのまま朝の会。





「テストの結果返すぞー」





「「「「はぁーい」」」」





・・・・・・・・・





「えー、るみ」





「はい」





「今回も学年1位!
おめでとう」





「ありがとうございます・・・」





よかった、
今回も1位。





あ、しかも
全部満点だ・・・





「またあいつ1位だって。
すご」





「え、でもさ、
りみ先輩に比べたら、
なんか、ねぇ?」





また、お姉ちゃんと
比べられてる。





どうして単体で
見てくれないんだろうな。













* * * *





家に帰ると。





「りみ! どうして
満点じゃないのよ!!」





「別によくない?
1点しか
落としてないし」





あれ・・・?
お母さん、いつもなら
りみちゃんって
呼んでるのに、
今日は呼び捨てだ。





「あ、るみ!
帰ってきたのね!?
テストの結果、
早く見せなさい!」





パシッ





急に取られて戸惑うも、
お母さんの態度が
いつもと違った。





「まあ!
さすがは、るみちゃんね!
満点1位。
今日はお母さんと
ご飯に行きましょう?」





いつもの
お姉ちゃんへの態度だ。





反転してしまった。





「るみちゃーん?
お母さん、
支度してくるから、
るみちゃんも
支度するのよ?」





「え? あ、はい」





なんか
変な感じだ。





「お姉ちゃん、
大丈夫・・・?」





「はぁ。ねぇ、るみ。
なんか、今までごめん」





「え?
どうして謝るの?」





「いっぱい
いじめてきたから。
てか、お母さんも
満点じゃないあたしは
いらないみたい」





そんな・・・
お母さんは、なんで
満点にこだわるんだろう・・・?





「そういえば、るみ、
たいようくんに
告られたんだって?」





「なんで知ってるの・・・」





「学校中の噂だから。
たいようくんがデレてたって」





「ぅえ!?」





「絶対に幸せになって。
んで、今日から
あたしとも姉妹らしく
仲良くしよう?」





「うん! あのね、
たいよう先輩がね、
お姉ちゃんとちゃんと
話したほうがいいよって
言ってくれたの」





「まじか」





そのあとお姉ちゃんに
「付き合ったの?」
と、聞かれた。





正直に答えると、





「るみ、たいようくんが
私とハグしてたら
どう思う?」





と言われたので、
考えてみる。





うーん、
なんか嫌かも・・・





「なんか嫌だ・・・
お姉ちゃんごめん」





「ごめんって、何よ!笑
嫌なら、もう
答え出てるじゃん」





「え?」





好きってこと?





確かにそれは
納得いくかもしれない。





ちゃんとした恋が
まだだからあれだけど。





明日、ちゃんと
気持ちを伝えよう。





たいよう先輩に
早く会いたいな。





なんか色々あったけど、
お姉ちゃんとも
仲直りできたし、





自分の気持ちにも
気づけてよかった!





お母さんとのゴタゴタは、
お姉ちゃんと一緒に
頑張って解決するぞー!







*END*

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