甘ったれんな

CAST近藤 藍月近藤 藍月

作者:さくら

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.04.26

私、アキ。





みんなには
優しく接して、
いつも笑顔で・・・





でも私、実は・・・
すっごく
イジメられっ子。





なんでかな?





んーん、自分でも
分かるんだ・・・





だって私は、
超有名な私立中学に
たまたま
受かっちゃって、
ただでさえ努力しないと
勉強、おくれちゃうのに・・・





お仕事忙しくて
勉強できない、どころか
宿題忘れまで・・・





先生がね、
いつも私ばっか怒って、
ついには悪いこと
してないのに
怒ってくるようになって、
もう、私、
学校行きたくない。





ユズ「もー今度のテスト、
点数ヤバイかも、
どーしよ~!」





カイラ「それ分かる!
学年最下位とかなったら
私・・・」





向こうでしゃべってる
女子たちからの声。





私もみんなと
しゃべりたいと思ってたら、
とんでもない声が聞こえた。





アヤカ「学年最下位!?
大丈夫に
決まってるじゃん。
近藤がいるんだし」





アキ「え・・・」





私のショックは、
かなり大きかった。





まぁ、そうだよね、
私、頭悪いし・・・





私、もーダメかも。





勉強との両立の難しさ、
みんな知らないで
あんなこと・・・





ヒドイッ!





そう思いながら
今日1日過ごし、
寝て、朝ご飯食べて、
登校して・・・





教室に入る。





アヤカ「あれ、
誰かさんが
来たような??」





カイラ「私には
見えないよ笑」





ユズ「私にも笑笑」





透明人間扱いも辛い。





私はちゃんと
ここにいるのに。





しょんぼりして・・・
いつもの繰り返し。





すると、
背後から・・・





エイト「甘ったれんなよ」





アキ「え!?」





びっくりして見返すと、
エイトは確実に
私をみて、言った。





「甘ったれんな」





は!?
なんで!?





私はこんなに
辛い思いして
毎日登校してるのに!?





その時は、
分かんなかったんだ。





エイトの言葉の、
本当の意味。





時がたって、
テスト返し。





もちろん、
全然ダメダメ。





あーあ、
廊下に点数
はり出されるのやだな。





でもさ、
しょーがなくない?





私は、みんなと違って
モデルしてるの!





大変なんだよ!?





イライラしてた。





そしたら、ね・・・





ユズ「私、テスト・・・
土日なんて、
朝4時に起きて、
ご飯とお風呂以外の時間、
ずーっと、深夜まで
勉強して・・・
平日はバレエで忙しくて、
それでも日付け変わってからも
ずーっと勉強してた。
でもね・・・点数下がった。
やっぱ、自分に
甘かったのかな。
学校では、スキマ時間、
カイラとアヤカと
しゃべっちゃってたし、
平日起きる時間も6時だった。
もっと早く起きれば良かった」





『甘ったれんなよ』





エイトの声が
蘇ってきた。





そうか、そうだね。





みんなはすごい
努力してる。





私は仕事を言い訳に、
全然努力しないで、
悲しみながらみんなに
腹を立てて・・・





私はできる限り
勉強した。





仕事にも手を抜かず、
でも勉強も頑張った。





辛いことも多くて、
イジメも
終わらなくて、
でも頑張った。





そしたら、
ある時・・・





エイト「アキが好きだ。
ずっと前から
笑顔が好きだった。
でも、もどかしかったんだ。
辛いのは分かっていたけど、
アキなら乗り越えられるって
信じてたから。
今ではアキを尊敬してる。
僕が周りから
アキを守るから。
付き合ってください!」





嬉しかった。





それに、救われた。





エイトは
頑張らない私のことも
好きでいてくれてた。





私自身を、愛して、
信じてくれてた。





それだけじゃない。





私を理解して、
努力できる私を、
引き出してくれた。





ありがとう。





アキ「エイト、大好き!」







*end*

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